碧棺合歓 / 主 2021-04-06 19:30:03 |
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>99 左馬刻
行ってみねぇと分かんねぇだろ 。待ってろ 、今から行く 。通話切るなよ 。
( どうやら傷を負っている様子で吐血もしているのが電話口から聞き取れた 。このままでは意識を失ってしまうだろうと思い今から向かうことと通話を切らないように伝え急いでヨコハマに向かい始めて 。 )
>100 獄
… 何か隠してるんじゃないか ?
( 労いの言葉を掛けると彼も労いの言葉をくれた 。嬉しく思い「 ありがとう 。 」と伝えて。顔色が悪そうな彼に訊ねるも何もないと視線を逸らされた 。視線を逸らすという事は何か隠している事があるのではと思い訊ねて 。 )
なんだぁ、俺様の死に様を拝みに来るってのか?通話切っちゃだめなんかよ
(俺の命に時間は残されてねぇ、あばよ。なんて言葉が思い浮かぶも呑み込み、一度噤んでは不謹慎と云うか縁起でもない事を、一郎が来ると言うのだから傷が痛む手負いな身体で喫煙し時折り噎せつつも、限界は近いのか意識が遠のいていくのを紛らわすかのように、案外しぶとく通話を繋げたまま語り掛け。)
……俺には嫌いなもんが2つある。一つは恋愛小説…もう1つは感の鋭い幼なじみだ(ふと訊ねられた言葉に答える代わりにいつもの口癖を述べた。この口癖を言う時は図星をつかれた時で彼には隠し事は出来ないとため息をつきつつ「…さっきここに向かう途中で殴られた」と顔色が悪い理由を話して)
>103 左馬刻
まだくたばらせねぇよ 。くたばるなら俺と戦った時にしろ 。あぁ 、俺が来るまで通話続けろよ 。
( これから助けに行くというのに彼奴は縁起でもないことを言っている 。死ぬのであれば己と戦い負けた時 、つまり己が手を掛けた時だけしか許さない 。そんな事を考え彼奴と暫く通話を続けながらヨコハマまで到着すると湾岸のコンテナヤードに向かっており 。 )
>104 獄
それなら怪我をしているんじゃないか?見せてくれ。
( 口癖を言う彼に何かあったというのは合っていたことが分かり 、起こった出来事を教えてくれた 。痣になっていたら大変だと思い傷を見せて欲しいと伝えて 。 )
大した怪我じゃねぇよ…それに見せるっつってもここじゃアレだろ(座っているだけではアレだと思いとりあえず水を注文した後、告げられた言葉に少し目を見開いた。いつもなら大丈夫だと返すところだが傷が悪化する方が面倒な為医者である彼を頼ろうと内心考えつつ返して)
俺様とやり合って勝てる、とでも思ってんのかよ…一郎クンはよォ……。
(暫くはぽつぽつと何かを口にしていたが其れも止み、会話が途切れ軈てしーん、と静まり。
コンテナヤードに着いた頃の一郎の目先には、見事なまでに白と赤のコントラストが視界に映し出され、コンテナへ凭れ掛かり俯かせた顔でか細い息を吐き、睫毛の長い瞼を閉ざしただ目を瞑って。)
>107 獄
そうだね…それなら私の家に来ないか?
( 嫌がるかと思ったが人目があるだろと言われた 。確かにここで見るとなると人目もあるため良くないだろうと考え彼からの言葉に頷き 、それならば己の家なら距離もないため良いだろうと考え家はどうかと提案をして 。 )
>108 左馬刻
!…おい左馬刻、大丈夫か?
( コンテナヤードに到着すると左馬刻を中心に赤が広がっていた 。その光景に目を見開き驚きながらもこのままでは意識を失ってしまうだろうと思い 、凭れ掛かり目を閉じている左馬刻に近寄り声を掛けて 。 )
うるせぇ、傷に響くわ。本当に来たのか一郎クンは、ご苦労な事だな。大丈夫に決まってんだ、ろ…。
(声を掛けられ一度紅い双眸を覗かせ蒼白い顔を上げると、憎まれ口を叩けるぐらいにはしぶとく、返答するも一郎が来た事に安堵したのか、一言二言交わせばふっと意識を手放し昏睡して。)
>111 左馬刻
左馬刻 …
( 声を掛ければ返答してきて言い返そうとしたが 、あっという間に意識を失ってしまった 。それからは寂雷に連絡を取りシンジュク中央病院で処置をして貰い入院する事になった 。処置が終わり未だ起きることはなく病室で眠る左馬刻を見詰めながら心配そうに名前を呼び 。 )
……あんたの家、か…(告げられた提案に少し考えるような素振りを見せた。彼の家には以前何度か行った事があるがまた世話になるのは気が引ける。しかし今はそんな事は言ってられないと判断し「…ここから近いなら行く」と告げて)
……いちろ、俺は何日寝てた?アイツをシメに行かねぇと…ッ、組が…
(処置により一命を取り留めたものの丸二日間眠っていたが相手の呼び掛けにふるりと長い睫毛が震え、漸く目を覚ますと白い天井が視界に映り、組に入りたてだとかそんな頃に片手で数えられる数回程度をセンセェんとこで世話になった事もあり、シンジュクだろうと判った。
目を覚ますなり目線を動かして彼を見つけ口を開いたそばから、身に包み纏う病衣の内は肩甲骨の背から胸元に掛けてを包帯に巻かれた点滴等の管がのびる体で、自身で潰さないと気が済まないと云う感情が大半だが己より組の事しか考えておらず、上体を起き上がらせようとして。)
>113 獄
あぁ 、距離もあまりないからそうしよう 。
( 遠慮する事が多いが今回は素直に了承してくれた 。それだけ怪我が辛いということなのだろうかと考え「 早速行こう 。 」と伝え立ち上がって 。 )
>114 左馬刻
おい 、落ち着け ! 傷が開くから安静にしてろ 。
( 名前を呼び様子を見ていると目を覚ました 。そして目が合うなり組の事を気にして起き上がろうとする左馬刻を慌てて制して 。そして「 アンタ2日間眠ってたんだ 。だからMAD TRIGGER CREWの2人に連絡させて貰った 。2人が組の奴らにも連絡してくれたらしい 。組の事を思うのは左馬刻らしいけどよ 、自分自身のことも大切にしろよ 。 」と組の事は心配ないことと己自身を犠牲にしないように伝えて 。 )
……おう(目の前に運ばれてきた水をグラス半分程まで飲んだ後相手の言葉に頷いた。一向に収まらない痛みに耐えるように脇腹を押さえながらグラスをカウンターに返しゆっくりと立ち上がって)
っ…ふ、つか? 安静になんかしてたまるかよ、銃兎と理鶯にも示しがつかねぇな…俺帰りてぇ
(何余計な事してくれてンだ、と思いつつ傷が痛み呻き声を漏らせば、彼によってもベッドへ起こし掛けた体を戻された。
安静になんか出来っかよ、と一郎の言葉に自分自身の為に生きていてもしょうがねぇ仲間の為に働き掛けている左馬刻には中々難しく、眉を寄せ。
日帰りするつもりだったのか、二日間も寝たなら問題ない、病室に居るぐらいならとでも言うよう、我儘を言い出して)
>117 獄
あと少しの辛抱だ … 。
( お代を払うと店を出て辛そうな彼を支えてあげながら彼のペースに合わせ自宅に向かい歩き出して 。自宅が見えてくれば声を掛け 、程なくして到着すると部屋に入れてリビングに案内をして 。 )
>118 左馬刻
帰ってまた無理して傷口が開いたらどうすんだ ?また余計に悪化して入院だぜ 。そうなりたくないなら傷が塞がるまで大人しく入院してろよ 。
( 痛みに呻き声を漏らす左馬刻を身体を押し戻す 。しかしここに居たくないのか帰りたいと我儘を言い出した 。子供の様な左馬刻にぐうの音も出ないように正論をぶつけて 。 )
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