碧棺合歓 / 主 2021-04-06 19:30:03 |
通報 |
其れもそうだな、頂くぜ。
(食べられるようにしてくれた彼の言葉には肯定し、ベッドから降り机の元へ行き座れば、一度彼へ目線を移し言うと、頂きますと手を合わせ人参をよけながらカレーを掬い、口にしていき。忙しない日々を過ごし摂食出来ておらず、食事を疎かにしがちだった己は手作りの温かみが身に沁み、悪くねぇんじゃないかと云うはぐらかそうと口にしようとした言葉は「旨い」と率直に素直な言葉がすんなりと口に出て。)
>200 獄
いや 、嬉しいよ 。いつもこのくらい素直なら良いんだけどな ?
( 眉を顰めた様子に首を横に振り嬉しいことを伝えて 。そして可愛らしく擦り寄ってくる様子についいつもこうならと少し意地悪なことを言ってみて 。 )
>201 左馬刻
それなら良かった 、食えるだけ食え 。
( カレーを掬い食べた左馬刻は美味いと素直に答えてくれた 。嬉しく思い笑みを浮かべ安堵しつつ満足するまで食べることを伝えて 。そして左馬刻が食べている様子を見ていると人参を避けていることに気付いた 。嫌いなのだろうと察しては「 好き嫌いすせず食えよ ? 」と伝えて 。 )
…そう言うお前は、確か椎茸、だったか…食事に出されたら食えんのかよ?
(昔外食に連れ回し奢っていた時期がある。当時は馴染みの店であれば予め嫌いなものは抜いてもらっていた事もあり、彼は知らなかったのだろうが格式の場面以外では食いたくないと云うのが本音で、人参を入れるぐらいなら肉を入れやがれ、文句を言わないだけマシだと思って欲しいところだ。
目を伏せ思い出すようにして紡げば、返答次第では食べるつもりなのか、スプーンにごろっとした人参を乗っけたままで視線を相手に移して。)
>204 左馬刻
俺は … 出されたら食うぜ 。
( 好き嫌いせず食べろと弟達に言うように諭すと椎茸が嫌いだろと言われた 。痛いところを突かれ言葉を詰まらせる 。残したいが出されたら残すのは悪いし弟達に示しがつかないためなるべく食べるようにしている事を伝えて 。 )
…素直じゃ無くて悪かったな(彼の言葉にむす、とした様子で眉を顰めた。己はプライドが高くてなかなか素直になれない事を知った上での意地悪なのかと思いつつ顔を隠すようにそっぽを向いて)
そうかよ。確かに、出されちゃ食べるしかないか、残しちゃ悪いもんな。其れに、一郎がそう言うなら俺様も食うわ。
(好き嫌いせず、と諭され渋る様を見せていたが、彼の返答になんかムカつくからと云う余計な言葉は添えず人参を乗せたスプーンを口に運び、眉を顰めるも口直しに一口二口カレーを食べる。)
もう腹一杯だから残りはいちろが食べてくんねぇか?俺はシャワー浴びてくる。
(ライスがあまり喉を通らなかったのか、ルーが比較的減っている状態でカレー皿の三分の一を残し、ご馳走様と手を合わせれば、立ち上がって。)
>206 獄
そういう獄も好きだけどね 。
( 拗ねた様子でそっぽを向いてしまった 。意地悪をしてしまったことを少し悪く思いつつも可愛らしい反応に笑みを浮かべて 。彼の様子に機嫌を直して貰おうと素直じゃないいつもの彼も好きであると伝えて 。 )
>207 左馬刻
おう 、分かった 。ゆっくり浴びて来い 。
( 食べると言った様子に満足そうに笑みを浮かべ 、眉を顰めながらも食べているのを眺めていて 。するとどうやらお腹が一杯になったようで食べてくれと言われた 。特に断る理由もなく快く了承をしてシャワーを浴びると言う左馬刻を見送って 。食べ掛けのカレーを眺めスプーンを手に取り食べようとするもそういえば関節キスだなと思い出し 、ドキドキしてしまいじっと眺めていて 。一緒に過ごしていた頃はこの様に左馬刻の食べていたものを食べることなど日常茶飯事だったのにと考えていて 。 )
ん、そんじゃあ行ってくるわ。
(見送られ部屋を出て曲がった際、視界の端にスプーンを手にしたまま戸惑い手間取っている様が留まり、行動を共にしていた頃は其れこそ口に合わなかったものを押し付けたり、反対に一口貰っていた事もあったが前と今では感じ方が違うのだろう、間接キスぐれぇで…と思うも、カレーは二日目が美味しい、嫌だったら食べなくても構わないと言っておくべきだったか、と脳裏の片隅で思慮するが一郎の事を気にしても仕方ない、癪だと感じ思考を中断した。)
シャワー済んだぞ。其れで悪りぃんだがつい勢いで洗濯機に放り込んじまった、朝になったら自分で干しとくわ。あと、ドライヤーねぇ?
(抜糸までは創部を濡らさないようにしなきゃなんねぇんだっけか。其の為包帯の上からシャワーを浴び、予備に貰っていた包帯の袋を小脇に抱え五針縫った創部が残る半裸で彼の自室へ行けば、汗で湿っていた服を洗濯機に放り込んでしまった事を伝え、白髪から滴る鬱陶しい水滴にしんなりと垂れ下がった髪を掻き上げ、緩くオールバックに視界を確保し目を合わせて。)
>210 左馬刻
あぁ 、好きに使って構わねぇぞ 。ドライヤーは洗面所の棚にあるぜ 。乾かしてやるから待ってろ 。
( 仲違いをしてからの左馬刻への思いからかとも思ったが胸がドキドキしてしまうのは違う気がする 。その気持ちの正体に気付けなくて気持ちを振り払い左馬刻の食べ掛けのカレーを食べて 。それからラノベを読みながら待っていると程なくして左馬刻が戻ってきた 。水の滴る左馬刻に先程のようにドキドキとしてしまうが平静を装い返事をして 。ふと半裸の姿を見れば痛々しい傷が見えて 。左馬刻は普通にしているがやはり痛いのだろうなと思い安静度していて欲しくてドライヤーの場所を教えるも乾かしてやろうとドライヤーを取りに向かい 。 )
お、おう…分かった待っとくわ。
(食べ残していたカレーは食べてくれたのか、と視界に留め思っていれば、気遣ってか乾かしてやるときた、そんな一郎に合歓の髪をよく乾かす事はあったが己が誰かにして貰った事は無く、慣れない事をされると思いコラ待てと足止めを喰らわしそうになるも、返事をした。
予備の包帯が入った袋を放り、広げて装着しようとするも、手先は器用な方の筈なのだがチッ…こんな時だけなんで上手くいかない、と苛々し一郎がドライヤーを手に戻ってくるまでにやってしまおうとしていたも、思いの外手間取って。)
…たーけ(機嫌取りのつもりなのか告げられたこ言葉にそっぽを向いたまま悪態をついた。別に気にしている訳ではないが何となく気に食わないと思いつつチラリと彼の様子を伺って)
>212 左馬刻
ドライヤーもってきた … って … おい 、大丈夫か ?
( 左馬刻に見送られ部屋から出てドライヤーを取りに行く 。そしてドライヤーを手に声を掛けながら部屋に入ると包帯を巻く姿があった 。何処か手間取っている様子に放っておくことは出来なくて見かねて近寄り声を掛け手伝おうとして 。 )
>213 獄
本当に思っているんだけどな 。
( どうやら機嫌を損ねてしまったようで悪態をついた彼 。その悪態をつく姿も可愛らしく思いながらも本心からの言葉であるため此方を見た彼と目が合えばそのことを伝えて 。 )
いちろ…なんでか上手くいかねぇの、巻いてくれよ。
(包帯を巻く事に勤しんでいると、近寄り声を掛けられれば眉を下げ彼を見遣り、本来なら突っ撥ねるところだが此の儘では先に進めない為、致し方なく不本意ながらも素直に彼を頼り、包帯の端を握らせて。)
それは分かっとる……(目線を合わせたまま告げられた言葉に返した。特に深い意味は無いと思うが彼の口から好きと言う言葉を聞くと何故か胸が締め付けられるような気がして隠すように視線を逸らして)
>216 左馬刻
おう 、いいぜ 。… キツくねぇか ?
( いつもの左馬刻なら突っ撥ねていただろうが今回は素直に巻いてくれと言われた 。素直な左馬刻にドキッとしてしまうも平静を装い了承すれば包帯を巻いていく 。近くで見ると縫われているのがよく分かり痛々しい 。なるべく触れないようにしながら抱き締めるような形になり巻き 、締め付け過ぎていないか訊ねて 。 )
>217 獄
それなら良かった。…どうかしたのかな?
( どうやら本当に思っていることは分かってくれたようで安堵していると、彼は目を逸らした。不思議に思い気になればどうかしたのかと顔を覗き込み訊ねてみて。)
人に任すと傷が痛まんで済む…。おう、キツくはねぇし大丈夫だ、あんがとな。…っ、あとはもうそのまま早く乾かせよ
(人に任せていれば余計な負担を掛けず痛みも最小限に巻いて貰える。相手はなるべく触れないようにしているのだろうが、包帯を巻く以上最低限は触れられるので触れさせる事に何故だかソワソワしてしまい。相手が巻き終えれば、締め付け過ぎてやいないかと訊ね掛けてくる為、大丈夫である事と気を抜いているのかするっとお礼の言葉が口から出て告げるのと伴い、不意に振り向けば思ったよりも一郎の顔が近くにあり、左右の色が違う双眸とかち合えば直ぐ様正面へ向き直り、少々ぶっきらぼうだが髪を乾かせよと口にして。)
トピック検索 |