○ 2021-03-26 14:24:41 |
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( 世の中には、同担拒否をするオタクが複数存在する。人気があるアイドルグループや、有名なアニメや漫画になってくると同担拒否が増える。それは当たり前な事で、オタクとして生きていく中で仕方がない事だ。同担拒否になる理由は人様々であり、害悪リスナーに暴行をされてリスナーが苦手になったとか、好き過ぎて自分だけの推しにしたいと思ってしまった等がある。理由がどれだけ同情できる物でも、推しを傷付ける行為は絶対に許されない。それがオタクになる上でのルール。なんて、分かっているはずだった。今の自分は推しカラーのペンライトを振り回して同担のグッズを身に付けている人を殴り、推しのグッズを叩いている動画を出す害悪リスナーになってしまった。同担拒否は悪い事ではないが、害悪行動をとり始めたら話は別。周りに迷惑をかけず、物に当たらない害悪行動なら未だしも今の自分は周りに迷惑を掛けてしまっている。リスナー失格だ。心の中では辞めたいとか、悪い行いだとかは分かっている。でも、同担を見てはイライラしてしまう。それを押されきれない。今日は推しのライブの日であり、それに参戦できる日だ。推し色の服に身を包み、ペンライトをある分だけリュックサックに入れる。髪型はツインテールで、髪の先はぐるぐると巻いた。所謂「量産女子」の服装と髪型、メイクを決めれば電車に乗り込む。ツイッターに顔を隠した写真と共に「ライブ参戦!」と記した文章をツイート。電車にはチラホラと同じライブに行くであろう女子高校生の姿や、親と一緒にライブに行くであろう小学生の姿が見られる。身に付けているのは公式グッズのシュシュと、手に持つペンライトだけ。自分の方が多く公式グッズを持っている優越感に浸れば、小さな笑みを浮かべイヤホンを耳に付け )
_____たかがブロック一本_____
____たかが25点中の1店_____
_______たかが部活_______
「 _もしも その瞬間が来たら 」
それが お前がバレーにハマる瞬間だ
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