2021-03-20 19:00:03 |
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( 犇めく樹々に陽光を遮られ、森の深部は昼間といえど暗く、折り重なる葉の隙間から落ちる僅かな木洩れ日を頼りに歩みを進める他無い。中途半端に溶けた雪でぐしゃぐしゃと泥濘む土を踏み、劣悪な足元に細心の注意を払いながら歩き続けること半日程か。太陽も西へ傾く頃、ようやく辿り着いた目的地、大魔法使いフォルクマーの屋敷を前にして長い溜息を吐く。城下町を発ってここまで来るのに三週間、まだ旅は始まってもいないのに一つ冒険を終えたような気分だ。顔に飛び散った泥を拭い、衣服の汚れを手で払い落として多少の身形を整え、屋敷の扉の前に立って姿勢を正す。五十年前魔王を倒した勇者一行の一人、魔法使いフォルクマーその人にこれから会えるのだと思うと緊張と興奮で心臓が高鳴る。どきどきと煩い左胸を抑えて深呼吸、最期にスゥーッと深く吸い込んでから放った大きな第一声は、やはり少し裏返り )
──っ、ごめんください!!フォルクマー様にお目見えしたいんですけど!!
(/初回ロルこんなかんじで良いのだろうかと不安もありつつ、魔法使い様のお屋敷の前に到着したシーンを想定して回させて頂いております。
色々とつらつら書いていますが、つまるところ魔防極振りボーイ×魔攻最強ガールの水と油コンビが厄介なダンジョンをボコしに行く冒険物語を一緒に考えてくれませんか!という内容です…。どうぞお気軽にお声掛けをお願い致します!)
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