しましまの猫 2021-03-20 14:58:38 |
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名前:ユウハ
性別:女
詳細:白髪ツインテールの小さな女の子。とにかく食い意地の張っている以外は普通の女の子だ(あと性格と髪色も除けば)。動物と話す特技があるのでその特技のおかげでしましまの猫を見つけた。普段は探偵をしているらしい。彼女の頭脳でそんなことができるのだろうか?
趣味:食べ歩き
>しましまの猫さん
「あり?なんだこの猫?」
串カツを食べながら散歩していたらダンボール箱に入ったしましま捨て猫を見つけた。動物の声を聞こえるから見捨てることも罪悪感が半端ないので出来ない。
周りに人がいないことを確認するとダンボール箱を覗き込んでしましま猫に話しかける。
「おーい。聞こえるー?僕は君に話しかけてるよー。」
おや…、人が…。
(ダンボールから見上げると見下ろしてきた女の子の顔が見える。まるまるした目を細めてしっぽをゆらゆら。ダンボールに前足をかけてご挨拶)
こんにちは、お嬢さん。
>しましまの猫さん
「い、いやー。お嬢さんだなんて良く躾られた捨て猫だねぇ♪」
段ボールを笑いながら持ち上げる。中には猫しか入っていない。
とりあえず動物愛護団体か交番にでも送ろう。
「ところで、君の名前は?覚えてる?猫語の名前でも大丈夫だからさ。」
おっとっと…。
(ダンボールが上がりふらりと揺れる。尻もちついたところで再び相手を見上げて)
名前ですか、名をつけられたことがないのです。
みなさんしましまの猫と呼びますが…。
(こてんと首を傾げて淡々と)
>しましまの猫さん
「そっか…なら僕も『しましま』と呼ぶことにするよ。」
猫と一緒に段ボールを運びながら今度は猫に真剣そうでちょっと悲しい感じに話しかける。
「さて、ここが君の運命の分岐点なんだけど…野生に帰るか保健所で殺されるか好きな方選んでね。僕はどんな選択も尊重するよ。」
ふむ、殺されるのは勘弁願いたいですね。
(保健所の方眺めながら寒々と震える。鼻息を吐くとしっぽたらりと下げ)
たいていの人間は家に連れ帰るか、声を掛けるだけのものと思っていましたが、お嬢さんはなかなか変わっているようです。
(再び相手を振り返ると感慨深く感想を漏らす)
よし!ならば野生に帰ろうか!家にはもう家族が多くてお金が…」
保健所を通り過ぎて街の郊外まで行く。この辺には野良猫などが多いのだ。
「よし、猫のしましまは猫仲間のここに住むのをオススメするよ。みんなー!一応聞くけどこの猫のしましま知ってる人いないー?」
大声で叫んでみるが首を横に振ったりあまりいい反応ではなかった。だが別の猫が来ることには不満はないようだった。
そうすることにしましょうかね。
ここの住人たちはみんな良い人そうです。
(相手の呼びかけで聞こえてくる仲間の声に耳をぴくぴくと動かす。安心した様子で相手の提案に乗るとのそのそ立ち上がり地上へ飛び降り、くるりと辺り見回す)
お嬢さんはよくこの辺りに来るのですか?
>しましまの猫さん
「いーや!昨日初めて来た土地だよ!旅行してるんだー。旅行には事件が憑き物だからね!君との出会いも旅の思い出だよ!」
猫の群れに加わったしましまの近くで屈みながら答える。
「さて、君は居場所を見つけた事だしそろそろお別れの時だね。」
なるほど、旅行ですか。
そのようですね。
良い仲間を見つけてくださって感謝致します。
(旅行ならばもう会うこともあるまいと少しさみしげに頷く。周りによってきた仲間を見ると相手への感謝の言葉とともにしっぽをゆさゆさ振る)
お嬢さん、良い旅を。またこの地に来たらお出迎えでもしましょう。
>しましまの猫さん
「どうかなー?旅は苺じゃなくて!一期一会というしね。またこの地にくるかどうか…」
そう言い残しながら立ち去ろうとするが重要な事に気付く。
「僕まだ名前言ってないじゃん!しまったぁー!…ゴホン!僕は旅の名探偵ユウハ!これでお別れだけど君との事件は楽しかったよ!アデゥー♪」
最後の最後で自己紹介するとユウハはとことこと歩いて立ち去っていった。
名探偵ユウハ…。
最後まで変わった方でしたね…。
(名探偵と名乗る相手を見送り、染み染みと呟く)
では、僕たちもいきましょうか。
なんと、美味しい猫缶がもらえるのですか。
この地は優しい方が多いのですね。
(周りの猫たちに呼びかけられ自分もくるりと振り返ると猫缶トークを交わしながらテクテクと足を動かして民家の隙間に入っていく…)
(/この度はしましまの猫にお相手いただきありがとうございました(ペコリ)楽しく過ごさせていただきました。)
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