梨花 2021-03-18 09:01:48 |
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陽斗「(WEEKEND GARAGEの扉を開ける)こんちわ…あ?」
杏「おっ、陽斗に蒼司じゃん!いらっしゃい!」
音羽「(ウェイトレス姿になっている)げっ、あんたは…」
ビビバスルカ「ダメだよ音羽ちゃん、お客さんが来たらちゃんといらっしゃいませって言わないと!」
音羽「ちっ…いらっしゃいませこの野郎、只今空きの席は全て埋まっておりますのでさっさとお帰りやがれくださいませ」
陽斗「随分と接客態度のなってねぇ店員だなぁ、あぁ?って…そんな事してる場合じゃねぇ…こいつは一体全体どういうことだ?」
優稀「なんで、バーチャルシンガーがこの世界に…」
彰人「音羽、杏、こいつら知り合いか?」
音羽「一応、ね」
夏希「あれ?その子は?陽斗達の知り合い?」
冬弥「ん?もしかして、あの時の…」
夏希「あー!優稀ちゃんだ!この間ぶりだね!」
優稀「え、冬弥君に優稀ちゃん?なんでここに?」
ビビバスレン「なになに?知ってる人?」
冬弥「ワンダーステージで少し話したことがあるんだ。あの後、診療所に帰ったはずじゃなかったのか?」
優稀「えっと…それは…」
謙「ここもすっかり溜まり場になっちまったな…まぁいいか。夏希、音羽、お客さんを席にご案内しろ」
夏希「はーい!お客様3名様ご来店でーす!」
音羽「注文は?何にするの?」
陽斗「チーズケーキ一つ」
優稀「あ、じゃあ私も同じので」
音羽「チーズケーキ1つと、あんたがブラックコーヒー1つね」
陽斗「苦いの飲めねぇ想定で言ってんだろてめぇ!」
音羽「当店クレームは受け付けておりませんので」
音羽「ん、了解。仕方ないからあんたの分のチーズケーキも入れてやるか…カフェオレ1つと、チーズケーキ2つ入りましたー!」
謙「はいよ。MEIKO、チーズケーキ作るからカフェオレ頼むぜ」
ビビバスMEIKO「えぇ、任せて謙」
陽斗「ほんと愛想の悪い店員だな…(置かれた水を飲む)…ん?いや、ちょっと待て!!あまりにも自然で気づかなかったけど普通におかしいだろっ!!謙さんなんでそんな馴染んでるんすか!?」
謙「俺も最初は混乱したが、話してみたら結構気があってな。しかも、セカイじゃカフェのマスターしてるらしいからな、こうして手伝ってもらってるって訳だ」
ビビバスMEIKO「前々から杏ちゃん達から話は聞いていたし、RAD WEEKENDの映像を見せてもらった時から少し気になっていたのよね。伝説の夜の立役者がどんな人なのか」
ビビバスリン「気づいたら現実世界だったからビックリしたけど、悪いことばっかじゃないし、MEIKOのカフェと雰囲気が似てて居心地良いんだよね、ここ!」
優稀「そうなんだ…(司君の方のMEIKOさんはパワフルって感じだけど、こっちのMEIKOさんは何だか大人びいてて威厳みたいなの感じるなぁ…セカイが違うと、同じバーチャルシンガーでもこんなに違うんだ)」
ビビバスKAITO「おーい、大丈夫ー?聞こえてるー?(蒼司の頬をツンツンしている)」
陽斗「はぁ…もう驚き疲れたわ…謎に体力持ってかれるしなんなんだよ…」
恕足「まあ、仕方がありませんよ。折角ですし、皆さんでお茶でも飲みませんか?茶葉も買ってみたんですけど…ふむ、此処にポットってありますかね~(開けられたままの扉を見ながら、呑気にそう話し)」
伊豆「うん、そういうのだね。さっきのカラスも右翼が傷ついてたし。あの後ろの男性はずっと人目を気にしてた…いや、そうじゃないでしょ。早く助けないと(スケッチブックに何かの絵を描きはじめて)」
優稀「もしかして、2人はバーチャルシンガー見るの初めてなの?」
陽斗「話には聞いてただけで、実物は見た事ねぇよ。しかも、セカイじゃなくて現実世界で初のご対面とか…頭こんがらがるに決まってんだろ」
杏「あーわかる、突然過ぎて思考止まるよね…」
夏希「私と音羽なんて、突然布団引き剥がされたと思ったら目の前にルカさんがいたんだもん。その後、杏がKAITOさんとMEIKOさんも連れてきて…もう隕石が落ちてきたのかってぐらいの大絶叫だったよ」
優稀「そういえば夏希ちゃん、いつの間にか声出せるようになってたんだね。喉治ったの?」
夏希「うん、レオンさんのお陰でね。これでまた思いっきり歌えるってもんよ!」
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