梨花 2021-03-18 09:01:48 |
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恕足「はぁ、言われてみれば確かに。それは盲点でした。となると、もはや期待外れ以前の問題ですね…そうだ、ここに他の方はいらっしゃいますか?折角ですし、挨拶くらいはしておいた方が良いかと思いまして~」
シャムロック「きぃ……(震えている)」
辰致「ご存知かもしれませんが皆杜桐花さんは意識不明……後は、芦屋君ならこの世界に来ていますね…と言っても彼は陰陽師連盟を辞めた身にはなりますがね」
こはね「(WEEKEND GARAGEに向かって走っている)っ…早く、みんなと合流しないと…!」
ビビバスミク「(フードを被って顔を隠しており、シブヤ公園にみのり達が居るのに気づく)!待ってこはね!あれって、もしかして…」
こはね「え?(足を止め、シブヤ公園の方を向くとみのり達が居ることに気づく)!みのりちゃん!!遥ちゃん!!」
みのり「あっ、こはねちゃん!」
遥「こはね!なんでここに…」
愛莉「ちょ、ちょっとまずいんじゃないの!?ミク達の姿、見られちゃまずいんでしょ!?」
モモジャンリン「えっ、ど、どうやって誤魔化そう…!」
ビビバスミク「…そういう事か(ミク達の方に歩いていく)大丈夫だよ、私も君達と同じだから 」
モモジャンルカ「え?どういう事?」
こはね「あっ、ミクちゃん!」
ビビバスミク「(フードを脱ぐ)初めまして、別のセカイのバーチャルシンガーさん。私は初音ミク、こはね達のセカイから来た初音ミクだよ」
メイ「えっ…えぇ!?初音ミクがもう1人!?」
モモジャンミク「別のセカイの…私…?」
モモジャンMEIKO「うそ…この世界に来てるのは、私達だけじゃなかったの…!?」
ビビバスミク「どうやらそうみたいだね。セカイ関係なく、バーチャルシンガーは全員この世界に来てるみたいだよ」
愛莉「ま、待って待って!てことは、小豆沢さんもセカイを持ってたって事!?」
こはね「は、はい…そうなりますね…」
みのり「そっか、愛莉ちゃんと雫ちゃんはこはねちゃんとあんまり接点が無かったから知らなかったんだ」
雫「となると、しぃちゃんや朝比奈さんのセカイのバーチャルシンガーも、この世界に来てるということ?」
ビビバスミク「多分ね。本来交わる事の無い私達がこうして出会ったということは、他のバーチャルシンガーが来ててもおかしくないよ」
モモジャンリン「他のバーチャルシンガー…じゃあ、他の私達もこの世界に…」
恕足「成る程、聞いていた通りですね…それでは、芦屋さんにも何かお土産を渡さなければなりませんね~(ちらりと花穏を見て辺りを見渡し)何処か座れる場所はありますかね?ずっと買い物に付き合ってもらっていましたし、そろそろ疲れてきたのではないかと思いまして。もう少し辰致さんとお話したいですし」
シャネル「本当に、大変なことになっちゃいました……」
辰致「そうですね……あまりいいとは言えませんが、待合室の椅子をお借りしましょうか…」
花穏「あ、お気遣い頂きなんだかすみません…」
ビビバスミク「前のスカーレットなら、きっとこんな事しなかったと思うけどね…」
遥「え?前のって…どういう事?」
こはね「前にアッシュの曲で人が死んじゃうって言う事件があったでしょ?その時に、スカーレットと手を組んでアッシュの曲を止めようとしたんだ」
みのり「えっ…スカーレットと手を組んだ!?」
雫「あれって、スカーレットちゃんがやったんじゃなかったの?」
こはね「それが違うんです。スカーレットは寧ろアッシュの曲を止めようとしてたんです。スカーレットはアッシュの曲を止めたい、私達は音羽ちゃんを助けたい。その時ばかりは利害が一致して一時的に協定を結ぶことにしたんです」
恕足「ありがとうございます。人目も避けたいところなので、ちょうど良かったです~…あ、これも秘密にできますね。今日は秘密が良くできますね~(上機嫌で話して)…これは文神家の呪いに関わることですから。僕の代で呪いを終わらせるための下準備です(いつになく真面目な顔でそう話し)まあ、失敗すればその時はその時。最悪、僕が全ての呪いを引き受ければ良い話です。どうなるかは分かりませんが」
シャネル「そんなことが……」
辰致「……!(片眉をあげる)……その話を僕にするということは、何かしら僕に協力して欲しいことがあるんですか?」
(薄暗い部屋でパソコンをいじっている)…さて、ここの情報はまとめ終わったかな。次は……(すると、スマホに電話が入り、電話主を確認すると目を細めて電話に出る)…はい、こちらグレイです。ご用件は………俺も、あちらの世界に…?あちらはCometやFOXで事足りていた筈では?……なるほど、分かりました。直ちに向かいます(電話を切る)……人類の救世主、ねby夕弦
…さて、こっちのブレイダーはこれで全員…かな。指名手配したブレイダー捕まえるのにも苦労するなぁ…(腹に剣が刺さっている状態でブレイダーたちを見下ろして剣を腹から引き抜くと、電話がかかってくる)…電話?(電話主を確認すると目を微かに見開き、電話に出る)…こちらcurse。ご用件は………わかりました、直ぐに向かいます。…僕の役目はもちろんわかっていますよ、大丈夫です。必ず遂行します。…それでは(電話を切ると、ため息をつく)…何回、殺されればいいんだろうね。僕はby詩
聖風「(バナナスムージーを飲んでいる)…ん?電話だ……はいもしもし、こちら聖風……え?グレイとcurseもこっちに来る?あ、はい了解です(電話を切る)……いやぁ、凄いことになってきたな…」
日向「(政府から届いたメッセージを見ている)…へぇ、グレイとcurseも来るんだ。諜報員全員集合って事か…ははっ、面白くなってきたよ」
恕足「ふふ、そうは言っても、辰致さんにお願いするのはちょっとした人探しです。此方の写真を見ていただけますか?(懐から写真を取り出して)これに写っているのは悠々境裏という方です。この方を探していただきたいのですよ、勿論お礼もします…丁度いいですし、秘密にしていることの一つをこの場にいる二人だけに教えますね」
聖風「それにしても、MesaiaProjectか……人類の救世主……果たして本当に救世主になり得るのかなぁ……(呟きながら歩いていく)」
辰致「(写真を受けとり暫く見つめる)……了解しました、見つけたたら報告します…」
花穏「秘密…?(首を傾げる)」
Comet「(死体の山に腰をかけながら、プラプラとスマホを揺らしている)ふーん…救世主かぁ…救世主ってことは、それはそれは大層な希望を持ってることなんだろうなぁ…ははっ、他のみんなに負けてられないな。真っ先に見つけて、真っ先に殺さないとなぁ!アハハハハッ!!!!」
恕足「因みに、先程の悠々境裏という人物ですが…彼女は文神凛陽。十二年前に行方不明になった僕の妹です……さて、それでは秘密を教えましょうか~(そう話すと同時に恕足の影が勝手に動き出し、黒い髪と赤い瞳以外恕足と全く同じ姿をした人物が現れて)彼は有有、僕の式神です。黒龍以外の式神を見せるのは初めてですね~」
辰致「…!!(目を見開く)あの黒龍の他にこのような式神が…それに、人型……」
花穏「こんな式神がいらっしゃったなんて……」
アルト「そういえば、MesaiaProjectって一体なんなんだぁ?」
紫炎「政府の指示の元、行動している人類の救済を目的とするプロジェクトですよ。その名の通りです」
アルト「……政府主体の救済プロジェクトねぇ……どうにもきな臭い感じがしやがるなぁ……今の政府が本当に人類救済を考えてるってんなら色々矛盾してる気がするがなぁ?」
紫炎「まぁ、詳しいことは『考えるだけ無駄』ですよ……少なくとも……現状の腐った支配派に侵食を受けた現政府の救済プロジェクトは疑わざるを得ないですねぇ……(スマホを操作しながら)……天界支配派……私の部下に『懲りずに再び』手を出した罪は重いですよ……(光の宿らない目で低く呟く)」
アルト「それはそうと、この世界面白いことになっているなぁ?」
紫炎「(元の表情に戻る)気づきましたか」
アイラ「(ブラストチェイサーを走らせていると、スクランブル交差点で止まる)…ここ…」
未夢「アイラ?どうしたの?」
カイ『どうやら、アイラも感じた様だね。ここから魔獣の魔力がビシビシと感じるよ。それも、神格種の』
未夢「神格種って…魔獣の最上位って言われてるあの?なんでそんなのがこの世界に…」
アイラ「…それだけじゃない。魔獣の残痕がそこらじゅうから『見える』。多分、私達がこの世界に来る前にここで魔獣が湧いたんだと思う」
未夢「魔獣が湧いたって…なるほど、だからシブヤにしては人通りが少なかったんだ」
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