梨花 2021-03-18 09:01:48 |
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リン「.....。そういえば、なんでアナタたちはあんなのに狙われることになったのかしら?どう考えてもあれは....いや、愚問だったわ...あれは、そんな大層な理由あって人を襲うやつらじゃない。」
マリン「.....というか、アイツら一体何なんだろうね?神様でも、人でも、亜人ちゃんたちでもない....ましてや魔物というには異質だし。」
エニグマ「奴らの正体なんてどうだっていい、叩き潰すだけだろう……わざわざ知ったところで何になる……」
ディア「了解した、その旨を伝えておく」
ことは「(鳥に連れられてやってくる)みんな、お待たせ!何があっ……え、唯月ちゃん…?」
シリウス「来たか博士。説明は後だ、傷は大体癒えたが致命傷だったのもあって意識はまだ回復していない。内部も深刻な状態の可能性がある。博士、頼めるか」
ことは「!う、うん、わかったよ!(唯月に駆け寄る)」
シリウス「(リン達の方を見る)助かった、貴様らのお陰で一命は取り留められた。それで…貴様らは、奴等の事を知ってるようだが…奴等は一体何者だ。侍が致命傷を負わされるなど、神格相手でも滅多にない事だぞ」
リン「アイツらは――――。」
???「それは、私が答えよう。」
リンがシリウスの問いに答えようとしたその時、リンの片手に持っていたトランクが動きシリウスたちの目の前に落ちる、そして声、トランクが開き中から一人の長杖を持った少女が現れる。
エミリー「ごきげんよう、諸君....そして久しく、シリウス。私はエミリー・ローゼンクロイツ、しがない魔術師さ。」
出てきた少女は、その見た目にそぐわない大人びた振る舞いと口調で自己紹介をしてシリウスに久しくあった知り合いのような挨拶をする。
シリウス「…そういうことか。こいつらはお前の仲間って訳か、エミリー」
シノ「シリウス、知り合いなの?」
シリウス「あぁ、神代時代のな」
エミリー「仲間...といえば仲間だが、ミラは私の子孫でね...私も隠居の身だが彼女に魔術を教えながら同伴しているというわけさ、さて...奴等...そう、まずはこれを聞いてもらおう。」
リン「ちょっ....エミリー、アンタ変なタイミングで―――。」
エミリー「.....ヨハネの黙示録 第六章二節。それは、第一の封印、『支配』の名を冠する者。万象を虐げ、そして掌握する。勝利の上の勝利を担う白き騎士―――。」
彼女は続ける。
【ヨハネの黙示録 第六章四節。それは、第二の封印、『戦争』の名を冠する者。地に混沌を、天に死を、天も地も同じくして争いを。血で血を洗う戦を担う赤き騎士―――。】
【ヨハネの黙示録 第六章六節。それは、第三の封印、『飢餓』の名を冠する者。人々に飢えを、神々に苦しみを、地の底まで干上がる地獄を超える地獄。憎悪と疑心の餓えを担う黒き騎士―――。】
「そして。」
【ヨハネの黙示録、第六章八節。それは、第四の封印、『死』の名を冠する者。死者の王を連れ、疫病を振り撒き、世界に闇を齎す深淵。屍をに屍を重ね亡き者を担う青白き騎士―――。】
エミリー「それは、破滅齎す四人の騎士。我らが起こす、業なり....我らが越える、悲劇である―――。......奴等は、いつから居るかもわからない、若しかすると神々が生まれたころからともにある、奴等自身どんな文献にも記されることのなかったUNKOWNだ、だがこの黙示録、恐らくは預言、奴等は人でも神でも亜人でもましてや魔獣でも悪魔でもない、そして、騎士などでもない....奴らは我らが描き続けた世界で生れ出た業そのものだ、奴等の冠する名はそのまま奴等そのものだといえる。恐らく...まだあの二人だけだと思うがね。」
(訂正)
エミリー「仲間...といえば仲間だが、ミラは私の子孫でね...私も隠居の身だが彼女に魔術を教えながら同伴しているというわけさ、さて...奴等...そう、まずはこれを聞いてもらおう。」
リン「ちょっ....エミリー、アンタ変なタイミングで―――。」
エミリー「.....ヨハネの黙示録 第六章二節。それは、第一の封印、『支配』の名を冠する者。万象を虐げ、そして掌握する。勝利の上の勝利を担う白き騎士―――。」
彼女は続ける。
【ヨハネの黙示録 第六章四節。それは、第二の封印、『戦争』の名を冠する者。地に混沌を、天に死を、天も地も同じくして争いを。血で血を洗う戦を担う赤き騎士―――。】
【ヨハネの黙示録 第六章六節。それは、第三の封印、『飢餓』の名を冠する者。人々に飢えを、神々に苦しみを、地の底まで干上がる地獄を超える地獄。憎悪と疑心の餓えを担う黒き騎士―――。】
「そして。」
【ヨハネの黙示録、第六章八節。それは、第四の封印、『死』の名を冠する者。死者の王を連れ、疫病を振り撒き、世界に闇を齎す深淵。屍をに屍を重ね亡き者を担う青白き騎士―――。】
エミリー「それは、破滅齎す四人の騎士。我らが起こす、業なり....我らが越える、悲劇である―――。......奴等は、いつから居るかもわからない、若しかすると神々が生まれたころからともにある、奴等自身どんな文献にも記されることのなかったUNKNOWNだ、だがこの黙示録、恐らくは預言、奴等は人でも神でも亜人でもましてや魔獣でも悪魔でもない、そして、騎士などでもない....奴らは我らが描き続けた世界で生れ出た業そのものだ、奴等の冠する名はそのまま奴等そのものだといえる。恐らく...まだあの二人だけだと思うがね。」
エミリー「まぁ、つまりは...私も何も知らない、ということさ。しかし奴らが現れる以前から奴らの存在が私の気まぐれな占いに映っていてね、恐らくはこの黙示録に記される四騎士だと思うのだがね。」
シノ「あんな奴らが、後2人…」
玖音「四人の騎士だろうがなんだろうが、あの男だけは絶対に許さない。唯月ちゃんをこんな目に遭わせた挙句、唯月ちゃんの忠誠心をバカにしやがって…!!見つけたら絶対にただじゃおかない!!」
エニグマ「………………その四騎士とやらは、全員殺してしまえばいいんだな」
ディア「簡単に言うが、そうはいくか……黙示録の四騎士…私も何も知らんがヨハネの黙示録に記された者達とあれば破滅の象徴……破滅そのものと考えた方がいいだろう…」
エニグマ「……チッ…」
エミリー「....現在我々の確認している者は二人、ならば『支配』と『戦争』。占いで見てはいたが、時期的にもうすでに『飢餓』も現れているだろう。奴等の足取りは全く掴めない、警戒も難しいだろう....。」
リン「まぁとにかく!貴方たちは他にも問題を抱えているんでしょ?私はミラ・リィンカーネス、時計塔から日本で起きているいざこざを調査するために派遣されたわ。こっちは協力者のマーレン・ネーレウス、そしてコイツは天童宗祇よ。」
宗祇「おう、よろしくな。」
マリン「明るく行ける雰囲気じゃないよね....よろしく。」
司「おぉぉぉぉぉぉいっっっっ!!!!!!!えむぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!ミクゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!レェェェェェェン!!!!!!何があったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!(向こう側から大声で名前を呼びながら駆けつけてくる)」
シリウス「うるさっ!!!何だ!?」
えむ「あっ、司君!シャルちゃん!それと…KAITOお兄さん!!」
ことは「み…耳がキーンとする…」
ウサギのヌイグルミ「アッ!司君ダ!」
司「なっ…ヌイグルミ達も来ていたのか!?」
ワンダショKAITO「なんでヌイグルミ達まで…いや、今はそれよりも、みんな怪我はないかい?凄い音が聞こえたから駆けつけてみたら、地面が抉れていたけれど…」
ワンダショミク「ミク達は大丈夫だよ、ただ…刀の子が…」
司「刀?(唯月の方を見る)なっ…!酷い怪我じゃないかっ!!!何があった!?」
司「なにぃ!!!!???襲撃者だとぉ!!!!!」
シリウス「うるさいわっ!!!!!少しはボリューム考えろや!!!!!鼓膜破れたらどうすんだおまえ!!!!!」
ことは「あ…やばい…何も聞こえなくなったかもしれない…」
シリウス「あー!!!博士の鼓膜がー!!!」
シノ「2人程被害が甚大だ…」
ワンダショKAITO「じゃあ、あの地面を抉ったのもその襲撃者の仕業なの?」
シリウス「いや、それは吾輩がやった。襲撃者をデコピンした時に出来たものだ」
ワンダショKAITO「へぇ、デコピン…デコピン!?」
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