梨花 2021-03-18 09:01:48 |
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レオン「いやぁー、悪いねキラー!付き合ってもらっちゃって!どうしても気になっちゃってさぁ……」
キラー「(日傘を刺している)それは良いが、お主抜け出して大丈夫だったんか?」
レオン「モーマンタイ、ちゃんと書置きは残してきた(親指を立てる)」
キラー「ははははは、叱られろ!………ん?あれは…(奈緒を見つける)おーーい、そこな娘っ子ー!」
レオン「あれっ、奈緒ちゃんだ」
キラー「いや、見とらんなぁ…」
レオン「見てないねぇ……てか、そういえば…今朝ちょっと診療所で安静にしてろって言われてたはずのジゼルくんが居なくなった、って騒いでたけど……割と前から行方眩ませてたのかも」
キラー「彼奴が診療所に?」
レオン「うん、スカーレットの足止めしてたけど、まぁ結構ボロボロで診療所に桐花ちゃんや四神達と来てさ、大丈夫そうだったけど安静にするように言われてて診療所に泊まるみたいになってたんだよね……でも、なんかいなくなっちゃったらしくて」
キラー「謎じゃなぁ」
レオン「実は、ジゼルくんちょっと落ち込んでたんだよね……スカーレットとの戦いで、自分が神代の頃と同じ力があればもっと被害も少なかったかもしれない、って……」
キラー「ふむ…そうか、神具を取り戻しておらぬのか」
レオン「そうっぽい。それで、思うように力を振るえなかったんだろうね……それなりに落ち込んでたよ」
奈緒「ジゼルさんがそんなことを…(となると、その弱みを付け込まれて何者かに連れていかれた…?政府はまず有り得ない、この状況下でジゼルさんを狙っても政府にリンクを外す技術があるとは思えない。唯一知ってるとしたらそれは雪さんか日向臨也だけ。雪さんは私達に協力的だし、日向臨也もジゼルさんよりは紅魔さんの方に気が向いてるはず。となると、政府は外しておいて問題は無い。そうなると、それ以外の勢力で考える必要がある…ジゼルさんは神造兵器、元はロンゴミニアドの配下だった。ロンゴミニアドと繋がっていた組織が、神造兵器を我が物にするためにジゼルさんを狙っていて、しかもリンクを外す技術があるとすれば、それは…)…第三勢力、天界の支配派」
レオン「……もしも彼ら支配派が連れて行ったとすれば……一人、心当たりがあるかもしれない…とは言ってもその魔力を感じたと言うだけなんだけど……」
セカイに突然変化が訪れる。異常な気配が二つ、人とも亜人とも神格とも違う異質なモノ。
アシュトレア「.....さてと、えっと?シリウスと....あら、その他諸々。紫炎は...いないのですかね?どうしましょうか...」
ディード「.....ほとんど無計画で突入したからねぇ、まぁとりあえず直接刃を交えて血を流し力量を図るのが常識じゃないかい?」
アシュトレア「....まったく、貴方の常識を軽々と私に押し付ける癖は治ってないようですね、まぁしかし我々にも情報がない....叩けるだけ叩いて集めるしかないようですね。」
シリウスたちの目の前、空間に亀裂が入る。亀裂から漏れ出す異質な力、開き現れる二人の人物。
アシュトレア「!いきなり目の前ですか、ダメですねまだ感覚が戻っていない.....さてと、えっと?シリウスと....あら、その他諸々。紫炎は...いないのですかね?どうしましょうか...」
ディード「.....ほとんど無計画で突入したからねぇ、まぁとりあえず直接刃を交えて血を流し力量を図るのが常識じゃないかい?」
アシュトレア「....まったく、貴方の常識を軽々と私に押し付ける癖は治ってないようですね、まぁしかし我々にも情報がない....叩けるだけ叩いて集めるしかないようですね。」
エニグマ「……(こめかみに青筋が浮かぶ)……あ、なんだ貴様、紫炎様を呼び捨てにしやがって……」
ディア「落ち着けエニグマ」
サイファー「…………(顔をしかめる)」
奈緒「誰でもいいから答えてください、その心当たりの人物って誰なんですか!!!」
えむ「え!?今どこから来たの!?」
ワンダショレン「何も無いとこから突然現れた!凄い、どうやって───(レン達の前に玖音とシノが立つ)…え?」
シノ「ごめん、ちょっと状況が変わった。これは少し予想外だったかな」
玖音「みんなは下がってて、純粋な君達には見せられない様な事が起こるから」
シリウス「ほう…飛んだ阿呆がこの世界にも居たものだ。我らと血の争いがしたい輩が居るとはな」
レオン「……現状の天界で名を馳せている…そして嘗て人類史においても【白亜の魔導師】としてその名前を馳せ崇拝された【天界魔術師】と呼ばれる神格の一柱……」
キラー「……!(何かを感じ取る)」
レオン「その名前は……アナスタ______(刹那、鈍い音を立てて心臓を白く光る剣に貫かれる)_____ぁ……?」
レオン「……っ、は……か……?」
キラー「レオン!!!」
レオン「……は、っ、はは……なる、ほど……そうい、う……さくせ、ん……だったの、か……(膝から崩れ落ち貫かれている場所から血が滝のように流れ落ちる)」
アナスタシア「…………貴様は、喋りすぎだ天理の調停者」
ディード「....ああぁ、いい!いいぞ、シリウス!主審オーディンに力を封じられた全能の悪魔!!素晴らしい、それに?紫炎に忠誠を誓う君たちも良いではないか、怒りか?主を愚弄された怒りかね!?いやはやどの物語でも主に対する強い忠誠とプライドは淡く輝き燃え上がる怒りになる、憎悪も怨嗟も楽しく受け止めようか....アシュトレア!目的は別に何でもよい!!ただ私はここで廉価な享楽に興じたい....あぁ願わくば、本気の君と戦いたかったよシリウス!あぁ自己紹介が遅れたねぇ...私はディード、君たちは知らぬだろうが私や彼女は君等とともに遥か昔、君たちが意識もせぬところでともに歩んできたのさ....まぁこの話はいいだろう、とにかく!血を流そうとも。」
相手がやる気になったとたんに先ほどの冷静な態度が一変し喜びに硬骨な表情と顔をゆがめて語り始める。
アシュトレア「....まぁそうですね、総帥というあなたの立場...一体どれだけの者たちを支配し虐げてきたのでしょう?....それにはすごくと、興味がある...といっても、戦闘は私...嫌いですのでぇーえ!裏方で頑張らせていただきます!フフフフフフ!」
臨戦態勢のディードに呆れの表情を向けつつ、すぐに切り替えて空間の狭間に消えていく
アドリアナ「____(1度は斬られるが斬られるなり身体がモヤになり消え、別の場所に現れる)……邪王の転生者か…………一時は神造兵器が世話になったらしいな…………」
キラー「やはり、こいつが……!くっ……!(診療所に連絡を入れている)」
レオン「あぁ……いか、にも…し、くみそうな、シナリオだ……!スカーレット、の……うごきに、こんら、んにあわ、せて…こっち、に、きて……ジゼルく、んを……手中に収めて……次に、邪魔な私、が外におびき出される、のを読んで……ころしにきた、わけか……!!!(息絶え絶えに話す)」
エニグマ「ふざけたこと抜かしてんじゃねぇぞ野郎……(黄金の大槍を手に持つ)」
ディア「エニグマ、待てと言っているだろう」
サイファー「コイツら……如何にも我が王が嫌いそうなタイプだ……」
アモン「……あのお方に会わせる訳にはいかんが、ここでやり合うのもいささか面倒ではある」
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