吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
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はは、確かにそうだな。血だらけだったら逆に不審者扱いされるな。
(相手の不安は少なくなったようで軽い冗談を交えながら返された言葉に自分も笑って返して。頭の中で瀕死の状態でフラフラと帰って来た後に相手に悲鳴を挙げられてしまった所を想像するとお化けか何かに見られそうで勘弁したかった。けらけらと笑っていればテーブルの上にデザートが運ばれてきて相手と同じように食べ始める。)
そうだな、俺もいただきます。
(さっぱりとした甘酸っぱさと火照った体を冷ましてくれる冷たいシャーベットの味に目元を緩ませると美味い、と口にして)
それに、テオの怪我で僕が理性を失ったりでもしたら目も当てられないよ。
(そんな事があれば相手の言う通り悲鳴を上げたり、そんな状態に陥った事を叱るだろう。或いは相手の血の匂いに当てられて理性を保てなくなりでもしたらどうしようもないと、困ったようにため息を吐きつつ改めて無事に戻って来て欲しいと。楽しそうに笑う相手に釣られて笑ってしまいながら、デザートを食べ始める。ブルーベリーのソースがかかったそれは、まろやかで冷たく頬を緩めて。)
…ん、美味しい。
あー・・・確かにそれはまずい。・・・大怪我した時にはまずは拠点に戻って止血してから家に帰ることにしよう。
(相手の言葉に納得すると流石に困る、と苦笑いして。自分の怪我で相手が襲いかかってきても抵抗できず文句を言われても返す言葉がない。ならば予防策として、もし大怪我をしたら治療をしてから相手の元へ帰ることを決意する。貧血でグロッキーな時にガミガミ叱られるのも嫌だ・・・。気をつけよう、と考えてつつ甘いデザートを頬張る相手の姿を見ては嬉しそうに微笑んで)
ん、それは良かった。
(最悪の事態を想定して冗談を言い合えるのだから、きっと大丈夫だろうと相手に釣られて笑って。気の利いた事は出来ないが、自分は相手が帰ってきた時に安心出来るように家で相手の帰りを待っていようと強く思いながら。少し火照った身体を冷ましてくれる冷たいそれを食べながら、今日は楽しい休日だったと満足げで。)
…今日は楽しかったね、買い物も出来たし、こうして美味しいディナーも食べられた。明日からも頑張れそうだ。
あぁ、楽しいデートだった。また次の休みもこんな風にデートするのも良いかもな。
(満足気な様子で明日からも頑張れそうだ、と告げる相手に自分も楽しい日であったと同意して。家の中で2人きりで過ごすのも良いが時折外に出て恋人らしく過ごすことも良いだろうと口に出してみて。次の休みがいつになるかは分からないし、その時外に出れる状況なのかも分からないが口約束だけでもあるだけでも頑張れる気がした。)
そうだね、また色んな場所に2人で行こう。…疲れている時は無理しなくて良いからね、テオとごろごろしてる時間も好きだから。
(相手の提案に嬉しそうに微笑むと頷いて。明るい時間帯をなるべく避けないといけないのが申し訳なくはあるが、お互いの気分次第で色々な場所に出掛けようと。相手が疲れている時は、自分を楽しませるために無理に出掛けなくても構わないと言いながら笑って。)
分かった、程々に行こうな。
(自分をいたわってくれる優しい言葉にありがとう、と返しつつ程々にしていこうと了承して。自分も相手とゴロゴロして過ごす時間は好きだし家で料理するのも苦ではない。互いに好きなことをして過ごす時間を思い浮かばせていればデザートは食べ終わっており、満足感が自分を包んでいて)
…そろそろ帰ろうか。
(デザートを食べ終えると満足そうに手を合わせて、暫し会話を楽しんだ後に時計を見上げると相手に声をかけて。ハンターとしての任務は日が暮れてから行われるため心配はないだろうが、準備もあるだろうしあまり遅くまで外にいて体調に響くといけない。夜風にあたりながらのんびり帰路に着こうかと、僅かにグラスに残っていたワインを飲み干して。)
ん、そうだな。じゃあちょっと手洗いに行ってくるから待っててくれ。
(相手の声に合わせて時計を見てみれば帰るにはいい時間で頷くとトイレに行ってくる、と一声かけて腰を上げて。個室のドアを開けて通路に出ると近くにいた店員に声をかけ会計を済ませてしまう。これなら直ぐに帰れるだろうと相手の驚いた顔を想像しつつ、トイレに行って用を済ませてから個室に戻ると相手に声をかけて)
悪い待たせた、帰ろうか。
(相手が戻って来ると呼びかけに頷いて立ち上がり、荷物を手に部屋を出る。店の入り口まで来ると店員が恭しくお辞儀をしながらドアを開け、スムーズに見送ってくれる。店を出てから支払いをしていない事に気づき「…あれ、お会計は?」とキョトンとしていると、隣で笑みを浮かべる相手を見て既に済ませてくれていたのだと知る。彼はどこまでも気が利くと、つられて笑いながら礼を言うと相手の腕に自分の腕を絡める。少し酔っているせいで、帰り道さえ何だか楽しかった。)
…気付かなかった、ありがとう。次は僕が払うね、
どういたしまして、サプライズ大成功だな。次のデート、楽しみにしてる。
(店を出ると少し驚いた相手の様子が見えサプライズが成功したことが分かった。相手の腕が自分に絡むと嬉しそうに笑いながらお礼をしてきたので返事をすればさりげなく次のデートの約束が交わされてとても楽しみになった。大胆に絡んでくる相手につられるように顔を相手の額に寄せると軽いキスを送りリップ音をさせては離れる。酔いと心が踊るくらいの楽しい気持ちに足取りを軽くして家までの道を歩いて)
(自然と次の約束ができるくらいに自分たちにとって一緒にいることが当然になっているのが嬉しくて微笑みをこぼして。家に戻り買ったものをテーブルに置くと、ジャケットを脱いでいる最中の相手をソファーへと押しやるようにして座らせる。状況が飲み込めず此方を見つめる相手に微笑み掛けると膝の上に座るようにして、店にいる時からキスがしたくて堪らなかったのだと耳元で囁いてクスクスと笑うと、優しく触れるだけのキスを相手の鼻先から唇に落として。)
…ずっと、キスしたかったんだ。…
(とても楽しい夜の散歩だった。制御しきれないほどの満足感を抱えながら帰宅すると手に持っていた荷物をテーブルに置きジャケットを脱ごうとした。するとソファーに追いやるように座らされ思わずキョトンとしながら相手を見上げる。楽しげに微笑みながら自分を見下ろす相手に「どうした、」と声をかければ膝の上に座られ耳元で魅力的な言葉が囁かれる。思わず相手の目を見つめてしまえば柔らかく弧を描き鼻先から唇へとキスが降ってきた。それを受けとめ瞼を閉じて相手の柔らかい唇の感触を味わっていれば少しして離れ、同時を瞼を開ける。)
・・・どうぞ、気が済むまで。本当は俺もしたかった。
(中途半端に腕に引っかかっていたジャケットを脱ぎ、自由になった手を相手の首へと回せば満足するまでして構わない、と微笑み頬へ掠めるようなキスを送って)
それじゃあお言葉に甘えて。…
(首に腕を回してきた相手を至近距離で見つめて微笑むと、額同士をくっつけるようにしてまた鼻先にキスを落とす。普段キスをする時は相手の方が背が高いため自分が顔を上げて応える事が多いわけだが、今相手はソファーに座っていて自分よりも低い位置にいる。それだけのことにちょっとした優越感を感じながら相手の顎に手を添えて少し上を向かせると、相手を見下ろして機嫌の良さそうな笑みを浮かべて唇を近づけると、唇を重ねて。触れるだけだったキスは徐々に深くなっていき、顎に添えていた手も頬へと移動させて。)
・・・ん、・・・。
(相手の手によって少し上を向けさせられると唇が重なった。瞼を閉じ、近くなった相手の香りを楽しんでいれば相手の垂れた髪が頬を掠って擽ったく感じる。普段なら自分が上にいるため感じたことの無い感覚に新鮮さを覚えつつ、相手とゼロ距離で触れ合っているのだということにも興奮した。瞼をうっすら開ければ近距離のぼやけた視界に相手の伏せられた瞼が見え、また段々と深くなるキスと頬を撫でる相手の手の感触に気持ちよさを感じていれば、首に回していた片方の手を後頭部へよせ髪を指に絡めるように撫でて)
(相手と一つに溶け合ってしまうような錯覚さえ覚える中、舌を絡め取るようにして深いキスを続ける度に相手の体温が自分に移ってくるような感覚を感じて。やがて熱っぽい吐息を溢すと後頭部に手が添えられ、髪を絡めるようにして頭を撫でてくれる相手の手が心地良くて、もっと撫でて欲しいと甘えるようにして相手の頬を指の腹で撫で。少ししてからようやく唇を離すと、相手をいつもより高い位置から見つめて頬笑んで。)
…ん、…やっぱり、テオの側にいられて僕は幸せ者だ。
はは、それは喜ばしいな。
(舌を絡め、息を交換するような深いキスを味わい幸福感を感じていれば唇が離れて言ってしまった。はっ・・・、と体の中に溜まった熱い息を吐き出して相手を見つめれば、自分の側にいられて幸せだと微笑んだ。その言葉が嬉しくて微笑み返し喜ばしいことだと告げる。)
・・・で、もう満足か?
(さらりとした髪を指に絡めまた相手の頭を撫でる。この幸福感を抱いたまま眠りにつくのも良かったが、まだ相手と触れ合いたいと思う欲も湧き出て始めていて嬉しそうな微笑みからどこか誘うように目を細めて口角を上げる笑みへと変えた。満足であると答えるのならそれでもいいが、まだだと言うなら頭の中が溶けるような、呼吸を奪い合うようなキスを交わしたいのも事実で問いかけてみて)
…満足だと思う、?
(誘うような笑みを浮かべて頭を撫でながら問いを投げ掛けられると素直に返事をすることはなく、同じような笑みを浮かべ緩く首を傾げて再度問いかけて。相手の返事を待つより前に、満足なわけがないと言わんばかりに顔を近づけたものの、どこか相手を焦らすように軽く触れては離れるキスを何度も唇にするばかり。相手の顔が近付いてくるとふと顔を離してくすくすと揶揄うような悪戯な笑いを溢して。相手と額を重ね今にも唇が触れ合いそうな距離で「…今度はテオからキスして、」と子どものようにねだっては先程相手がしたように首に腕を回して。)
(自分から誘っていたのにいつの間にか誘われる立場へと変化していた。相手の言葉にもっと触れ合えるのだと心踊ったが、焦らされるようにキスをされジリジリとした気持ちが溜まっていく。我慢ができず顔を近づければ離されむす、と眉を寄せると相手は楽しそうに笑いをこぼすだけだった。やっと額が合わさり後数cmで唇があわさりそうになると、自分からキスをして欲しいとお強請りされ目を細める)
・・・駄々っ子め、
(そう呟くと焦らされていたこともあり自分から口付けると相手の口へと舌を差し込み、舌を絡め合うような深いキスを送る。片方の手を首から頬へ移動させると相手が行っていたように撫でつつ、時折耳を擽るように触って)
……ん…
(不服そうな表情を浮かべたもののすぐにキスをしてくれたことが嬉しくて頬を緩めて、相手からのキスに応えるように舌を自分から差し出して。頬を撫でる心地良い体温と耳に触れられるくすぐったさに僅かに身を捩り、相手から贈られる甘く深いキスを堪能して。呼吸まで奪われてしまいそうなキスに、一度酸素を求めるように唇を開いて小さく声を漏らすと相手の首に回した腕でこちらに引き寄せるようにしがみつきながら相手との距離がゼロになる瞬間を堪能して。)
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