梨花 2021-03-13 23:52:31 |
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ジゼル「でもまぁ無理はすんなよ……」
???「(先程のエニグマと瓜二つの青年が現れる)何だ、その執着は無意識か。タチが悪いな」
紅魔「!(咄嗟に距離を取り、札を構える)あんた、あの邪龍の…!なんで私を狙うの!!こんなの見て、あんたの主が黙ってると思ってんの!?」
紅魔「はぁ!?」
ミュレス『待って紅魔、こいつ…この世界のエニグマじゃない』
紅魔「えっ…じゃあこいつ、エンドワールドのエニグマ…!?そう言われてみると、確かに魔力の濃度が微かに違う…!」
???「流石はミュレス、よく分かっているじゃないか…………エニグマ、と名乗るのはややこしいからな『陰謀者-プロッター-』と名乗っておくか…(手を虚空で振ると虚空に古代文字が現れる)」
???「流石はミュレス、よく分かっているじゃないか…………エニグマ、と名乗るのはややこしいからな『陰謀者-プロッター-』と名乗っておくか…(手を虚空で振ると虚空に古代文字が現れる)」
陰謀者「本当なら今にでも殺してやりたい所だが……それでは興も載らんし復讐にもならん。だから…………お前には最も屈辱的な仕打ちを暮れてやる…………『______』(人語では無い何かを呟くと悪性を刺激する)ほう…ここまで悪性が肥大化しているとは……何が熾天術士の転生者だ?独占欲と執着心と悪性で汚れきっているくせに」
紅魔「あっ…!(胸を抑えその場に崩れ落ちる)かっ…は…!(息が出来ない…胸が苦しい…私の中にある何かが、私を段々喰らっていってる気がする…!)」
ミュレス『紅魔!!!(紅魔の悪性を抑えようとするが、すぐに弾かれてしまう)くそっ…!』
紅魔「…私を…殺したら…次は、どうする気、なの…次は…沙月を、殺すの…?(掠れた声を出す)」
陰謀者「さぁな?全てはお前次第だ…………だが確定事項を教えてやろうか?英王は絶望させてから殺す…………まずはお前が悪に落ち、次にせっかく助けた神造兵器が無惨に死に絶え、その後に英王を殺す!!!ふ、ふははは!!!我が王よ!今こそこの愚か者どもに裁きを下しましょう!どうぞ、虚空より見届け下さい!!!あはははははは!!!(天を仰ぐ)」
紅魔「沙月を…殺す…?沙月を…絶望させる…?ふざけんな…誰がそんなことさせるか…あんたに、沙月を殺させるか…(ゆっくりと立ち上がり、エニグマの方へと歩いていく)」
ミュレス『紅魔…?』
紅魔「(それでも足を止めず、陰謀者に近づくといつもでは有り得ないような力で首を片手で掴み持ち上げる)沙月は…殺させない…あんたなんかに殺されてたまるか…沙月を殺すのは、私だ…!(瞳が赤黒く光ると、体から悪性が溢れ首を絞める力を強める)私が沙月を殺す、これ以上沙月を苦しませるなら私が沙月を楽にする。沙月にとってこの世界は正に生き地獄…なら、その生き地獄から私が沙月を解放してやる…!」
ミュレス『ぐっ…紅、魔…!(そんな、力が弱まってるとは言えど、悪性への体制に変化はないはず…!それに、私の対悪性結界を破るぐらいの膨大な悪性があるのなら、既に紅魔は悪性に喰われて死んでるはず…なのに…なんで…なんで…!)なんで…生きていられるの…!?紅魔…!』
させてたまるかッッッ!!!(紅魔に斬りかかって)何やら嫌な予感がして来てみれば…これは一体どういう事じゃ…ミュレス、説明できるか…!?by胡桃(アンドレア)
紅魔「言われなくたってやってやるよ。だから…(陰謀者を壁に投げつける)もし沙月に手を出したら、まずあんたから殺すから。今まで味わってきた苦痛とは比べ物のにならないぐらいの地獄を味あわせてやる(殺意と狂気に満ちた瞳で陰謀者を睨む)」
日向「いやはや、その量の悪性を制御するだなんて流石は神童。お見逸れ致しました(路地裏の奥から現れる)」
紅魔「…暁光…あんた達も、沙月を殺す気?」
日向「そんな野暮な事はしませんよ。そもそも、僕のようなちっぽけな存在が貴方や英王に敵うはずがありません。僕はただ…貴方に助力しようと思いまして」
紅魔「助力…?」
日向「えぇ。悪性を制御出来てるとしても、それに体を完全に蝕まれ死に至るのも時間の問題。それこそ、英王を殺す前に力尽きてしまう」
紅魔「…何か方法があるの」
日向「もちろん、人間は悪性を溜め込みすぎると死んでしまう…それなら、その人間の理を破ってしまえばいい。人間をやめて、この世界とはまた別の世界の存在になればいい。そこなら貴方は死なないし、その理に縛られることもない。正に、貴方にとっての幸せな世界です」
紅魔「幸せな世界…」
日向「おや、どうやら天翼術士の転生者が来たみたいですよ」
紅魔「(素手で武器を掴む)…邪魔、しないで(赤黒い夢幻無双を出すと、石突の方でアンドレアの腹を突く)」
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