梨花 2021-03-13 23:52:31 |
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紅魔「!あんた、奈緒の…!」
沙月「紅…魔…」
紅魔「!沙月!!(沙月の両肩を掴む)もういいよ沙月、もう十分向き合ったから!!」
沙月「まだ…まだだよ…まだ…目を背けてる…もっと、もっと向き合わないと…」
紅魔「いいから、これ以上向き合わなくたっていい!そんなに向き合ったって、沙月が苦しむだけ!沙月は頑張った、だからもうここから離れよう!!」
沙月「で…も…」
(そう言うと首に下げられた黄色のペンダントを取りだし、紫炎に見せる)
このペンダントの中には、騎士王アーサーが持ってたとされる盾【プリドゥエン】。これを触媒にして、エニグマを巻き込む因縁に、終止符を打ちますby渚斗
理由など・・・・決まってます。
“僕がこの世界が、好きだからです”
人間はいい所も悪い所もある。しかしそれは運命によって変わる・・・・・それに、この森羅万象が好きなんです。
世界には、まだ見たことも無いものがある。世界には、まだ可能性がある。
人を信じられない?それでも構わない。
僕は貴方の意志を尊重する。
けど、僕が言うのは─────美麗を、世界を、壊して欲しくないんだ。
あの子の居場所を、守って欲しいんだby渚斗
世界を蹂躙した美麗を愛した僕のエゴと罵られても構わない。
でも僕は・・・・・ただ単に。
仲間同士で争うのは、見たくないんだ。
理由になってるかは分からないし、僕も何が言いたいのか分からない。けどこれだけは言える。
美麗を責めるなとは言わない、けど、美麗を殺さないでくれ。by渚斗
紫炎「………………(しばらくじっと見据えた後に深い溜息をつき肩をすくめる)全く、大したお方だ貴方は……いいでしょう、貴方に免じて彼女を見放すのは辞めておきます。どうやら、私が十三階段から離れるのは世界の存続に関わるらしいですし……まぁ、大目に見てエニグマの因縁を断ち切ることで手を打ちましょう」
ステラ「……紫炎さまぁ、エニグマ戻ってくる……?(コートの裏から子ライオン姿で出てくる)」
もうそこまで来ているんだ──────銀の魂を持つ侍達が、この世界に来た時から。もう君達は元に戻れなくなったんだ・・・・・
さて、始めるとしよう。
(金色のペンダントを、両手で握りしめる)
「混濁は消え、微睡みの檻に閉ざされた者達よ。
目覚めの時だ、起き上がりなさい─────」
(金色のペンダントが上空に昇り・・・・エニグマに関する因縁が、光の粒子と共に元に戻っていく。それと同時に、エニグマの姿が現れていく)by渚斗
エニグマ「_____……!!!、ここ、は……!!!何故……」
ステラ「えに、ぐま…?エニグマ、エニグマなのだ…うわぁぁぁん!!!(エニグマに飛びつく)」
エニグマ「っ、おま、ステラ……」
紫炎「_____巡り合わせとはこうも……いえ、やめて起きましょう。縁について私に語れることはない(渚人を見据える)…ありがとうございました」
いや、僕はやるべき事をやっただけさ。
・・・・死してまで世界に執着するなんて・・・・まぁいい、僕は美麗の所に向かう。
そして・・・・・(頭を下げる)・・・・・後先考えず、行動した非礼を詫びます。申し訳ございません・・・・!by渚斗
紫炎「……顔をお上げに。貴方の世界を思う気持ちは恥じることではない、むしろ誇りに思いなさい。さぁ、早く彼女の元に行っておやりなさい。『純愛というのは偉大だ』(微笑する)」
…学がないからどう言えばいいかわからないが…ひとつだけ言わせてもらう。向き合うのは勝手だが、それでお前自身が悪影響を及ぼすようなら元も子もないだろ。仲間にも心配をかけることになるby未亜
沙月「…そう…だね…ごめん、紅魔…心配かけて…やっぱりまだ、向き合いきれないや(力なく笑う)」
紅魔「沙月…っ…(未亜に沙月を託す)飲み物買ってくる、沙月の事お願い…(そこから離れる)」
紗楽「(火澄に呼ばれた)……え、えっと…紫炎さんに紅魔さんの悪性をとって貰えるようにお願いすればいいんですね!や、やってみます!!!」
火澄「うん!!!マジでお願いね!!!!…………これは俺ちゃんは紫炎ちゃんにしばき回される未来が見えるな……ふふふ…(虚無顔)」
火澄「だ、大丈夫ですよ店長!!何とかします!!!(グッ)」
火澄「いやそういうことではなくてね、俺ちゃんが死んじゃうの……ジゼルちゃんのナイスアイデアのせいで、ははは」
ジゼル「…………(壁にもたれかかって考え事)」
奈緒「いえ、その時は私が頼んだって言えばいいので。そもそも私が無理に頼んでしまったのが原因ですから」
朱莉「大丈夫!何かあったらお姉ちゃんが守ってあげるからさ!」
奈緒「朱莉さん、それは大丈夫ですから…」
朱莉「あれ、もしかして頼りにされてない!?」
鈴華「…何か考え事?」
火澄「頼りにはしてるよ、頼りにしてるの…………ありがとう二人とも」
ジゼル「ん?あぁ、ロンゴミニアドの因子が関わってなきゃいいなって考えてたんだが……どうにもタダで収まる気がしなくてな」
火澄「不穏なこと言わないでよ!!!!」
ジゼル「安心しろ、前の世界で三つ目の因子食った時に味は最悪だが労力要らずでロンゴミニアドをこの世から完全に消せるって分かったから、何とかなる」
火澄「まぁジゼルちゃんの魔力は因子と相性いいらしいからね…………ちなみにあれどんな味なの?」
ジゼル「腐ったミカンと吐瀉物を処理した雑巾を混ぜ合わせたような味」
火澄「二度と食うなそんなもの」
沙月「…紅魔…」
紅魔「(自販機でコーラとお茶を買い、落ちてきた飲み物を手に取る)…沙月…(私は、沙月を守れればそれで良かった。沙月の笑顔を守りたかった。泣き虫で、臆病で、だけど馬鹿みたいに明るくて…たまたま互いの両親が知り合いで、ご近所付き合いもあってか小さい頃からずっと一緒に居た。幼稚園も、小学校も、中学校も、高校も、ずっと傍に居た。私は沙月を守る為に強くなって、沙月を泣かせる奴は私が追い払って、それで良かったはずなのに…なのに…!)なんで…沙月は…!」
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