梨花 2021-03-13 23:52:31 |
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ジゼル「(腹部の手当をしてもらってる)おい、もう必要以上に包帯を巻くな……もう要らん要らん……」
火澄「……ジゼルちゃん、もう自分で再生出来なくなってるほど弱ってるのに何で言わないの?……いや、今言えるわけないか……」
ジゼル「テメェ、余計なこと言ったら殺すからな…………せめて事が治まるまでは、生きてられるはずだ…後のことは保証できねぇが……多分、俺は次の世界の特異点解決で『死ぬ』」
火澄「……」
ジゼル「解決策っつってもな、今のところ俺の『新しい所有者』を決めるしか方法は見つかってない……つまりは『俺という兵器を背負わせる契約』をするってことなんだぜノア様……もうこれ以上は迷惑かけられねぇよ、ましてや兵器を背負わせるなんてな。だが英王様に伝えたらあの人はきっと契約しようとするはずだ……英王様に兵器を背負わせるなんて、できるはずがねぇ…それに、神童様の一件で英王様は傷ついてんだし、負担かけたくねぇよ……(俯く)」
鈴華「音が聞こえる私に隠し事が通用すると思った?はぁ…別に、あんたがどうしようと勝手だけどさ、あんたが死んで悲しむのはあいつなんだよ。そんなくだらない終わり方したら、私はあんたを一生許さない」
ジゼル「っ……だがな、他に方法が……」
火澄「じゃ、誰かしらと契約すりゃいいじゃん。沙月ちゃん限定じゃないんでしょ?」
ジゼル「簡単に言うなボ ケ狐」
鈴華「…そんなことよりも、今はあのバカの行方を探すの優先でしょ。契約すんなら、奈緒に契約してもらうっていう手もある。悪いけど、私は流石に無理だから」
鈴華「…あっそ、勝手にすれば。私、少し出掛けてくる(そこから出ていく)…くそっ、あの馬鹿…だから嫌いなんだよ…!」
朱莉「そんな…紅魔ちゃんが…」
奈緒「紫炎さんにも協力を仰いだのに…結局、間に合いませんでした…(拳をにぎりしめる)どうしてこうも私は…いつも無力何でしょうかっ…!」
朱莉「…沙月ちゃんは?無事なの?」
奈緒「はい…なんとか…だけど、紅魔さんが居なくなってしまったショックで…」
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