今日も今日とてひとり残業パーティ開催中。
後輩たちがぞろぞろと定時で上がり、上司は上司で仕事を全て私に任せて帰宅。暗くなったフロアで私の席だけが、夜に浮かぶ月のように光る。少し休憩をとホットタオルを目の上にのせ、椅子に座りながら仰け反った。
あーーー、べっっつに身投げしたいとかまでは追い詰められてないけどさ。とにかくずっと寝ていたい、お布団に包まってとうらぶしてたい。
今何のイベントやってるのかなあ。
いつからログインしてないんだっけ。
ここちいいゆりかごみたいに、ゆらゆらゆれる。
う… これはだめなやつだ、寝落ち10秒前。
9、8、_____(スヤァ)
「おーい、みんな、聞いてくれ。博多は居なかったけど、女子を拾ったぞ。大きな音がしたと思ったら倒れていてな、危ないから拾っ」
「つ、鶴丸さん。サイテー!!誘拐は良くないよ!」
「鶴丸殿!弟たちの前で何たる行いを…切腹案件ですぞ!」
「ははは、愉快でいいなあ。して、何の話だ?」
「油揚げを拾ったとは誠ですか!!今夜は油揚げ祭りじゃ。」
「あっはっは、こいつは驚いた!誰も俺の話を聞いちゃいない。」
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とりあえず場をおさめ、切腹も免れ
目覚める気配のない女性を背負いながら本丸へ。
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>暫しレス禁止。