匿名さん 2021-02-28 21:26:00 |
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(/ご承諾ありがとうございます…!背後様がご提案くださったからこそできた設定ですし、お礼を言いたいのはこちらの方です!
そうですね。他に相談しておきたいことは今のところ思いつかないので、ご都合の良いときにスタートしていただければ幸いです!)
(/了解しました、ではこのレスから始めさせていただきます。またご相談したいことがあったら聞いてください!
そして改めてこれからよろしくお願いします!)
↓絡み文
・・・こんばんは、月がいい具合に光っている良い夜ですね。こんな夜に一人でどうしました?(月が妖しげにぼうっと光っているある夜。どこかの店の軒先に置いてあるベンチに座って煙草をぷかり、と吹かしていると人影を見かけ、にこっと人あたりの良い笑みを浮かべながら声をかけてみて)
(/重ね重ねありがとうございます。背後様も何か気になること、相談したいことなどが見つかりましたら、いつでもお声掛けくださいませ!
そして、こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします…!)
(穏やかに話しかける声に足を止め、紫煙の香りを辿るように振り向いた先、ベンチに腰掛けていた青年へ控えめに笑みを返し。「妙に目が冴えてな。一回りして帰れば寝付けるだろうと、…まあ、そんなところだ。」伏し目がちに落としていた視線を上げ、ゆっくり瞬きをして目を凝らしてみても彼以外の姿は見当たらず首を傾げて。)
お前こそ、一人のようだが。連れはいないのか?
(/はい!了解しました!
ではここら辺で1度私はドロンしますね!)
えぇ、今日は1人でぼんやりしたかったので・・・。(月を見上げぷかり、とまた紫煙を漂わせると聞こえてくる夜の静かな音に心地良さげに目を細め。そこで相手の顔があまり見なれぬものだったためか顔を相手へと向き直させれば「そういえば、見慣れない顔だね。新人さんか、旅人かい?」と問いかけて)
(/はい、私もこれにて一旦失礼いたします…!)
(なるほど、満月の夜といえど明かりも持たずに歩いていれば迷子と思われるのも道理かと得心しつつ、首を振って否定し。「昔からここにいる。…ただ、あまり街には出ないんだ。知らずとも無理はない。」言い終えると相手の表情がしっかり見えるように顔を寄せ、今一度頭の中の引き出しを探り。)
口ぶりからして、お前も新入りではないんだな。
・・・まぁ、ここの住人からすれば新人なんだろうけど・・・住み着いて数十年の元人間ですよ、俺は。(確かに言われてみれば街の様子を見て迷っている様ではなかったし、なかなか街に出ないのならば顔を見た事がないのも納得だと考えていれば相手の顔が近づき少し驚き。また、あまり自分の顔を見られたくないので変化している顔半分を見えないようふいっ、と左を向いて隠して上記を述べ)
ああ、すまない。どこかの子供が成長したとばかり…。どうりで誰の面影とも重ならんわけだ。
(ひとつ拍を置いて、身を離しながらあっけらかんと返し。彼の横顔に見えた微かな翳りの正体に気づかないでもなかったが、通りすがりの己が安易に立ち入る問題でもなし、一先ず話題を切り替える方向に舵を切り。尋ねる声は軽やかに。唇は微笑みの形に緩めて。)
あちらの世界出身といえば、ここでも職に就く者が多いだろう。お前は何かやっているのか?
異能を使って"煙屋"なんて店を構えさせてもらってますよ。俺の異能力は煙の匂いを変化させられるので・・・それなりに、需要はありますよ。
(離れた相手の顔にほっと息を零す。ジロジロと見られるのは好きでは無いので視線が僅かにでも離れたことに安心感を覚えて。自分の職業について聞かれれば自分の異能力を利用し構えている店を伝える。実際に見てもらうのが早いだろうと異能力を使い、煙草の匂いを花のような匂いに変化させてフウ・・・と空中に吐き出して)
ほう、見事なものだ。
(立ち上った煙はたちまち生花を思わせる清々しい香りを漂わせ。不可思議な出来事にいくばくか浮き立つような気持ちを抱くと、月明かりの中に溶けていく白を眺めたまま淡い感動を率直な言葉に乗せて。流した目の端で再び相手を捉えると柔らかく顔をほころばせ。)
たしか、煙屋といったな。今度街に来た時はお前の店にも寄らせてもらおう。
あぁ、じゃあお待ちしてますね。お名前お聞きしても?
(シンプルな演出で新規顧客を得られたことに笑みを浮かべる。複雑に能力を編み込まなくてもシンプルな演出でもこの街の人は喜んでくれて、より能力を磨いていこうと意欲も湧いてくる。また、相手がお店に来るのなら名前を把握してけばスムーズに話も進むだろうと考えれば問いかけて)
(少しだけ眉を下げると僅かな逡巡を挟み。「…八雲という。しかし、俺のことは気に留めないでくれ。いつ訪ねると確約もできぬまま待たせたのでは忍びない。」遠慮がちに言葉を選びながらも、はっきりとした口調で告げて。軽々しく次の機会の話を持ち出してしまったことを内心で反省しつつ、せめて彼の店を訪れた時に不手際がないよう、続けざまに訊ね。)
そういえば、お前の店では何をお代にするんだ?特別なものが要るなら用意しておこう。
・・・なるほど、貴方が・・・。
(昔世話になった人が"滅多に会うことはないだろうが知っておけ"と教えてくれていた気がする、と頭の中に置いておいた相手の情報を思い出して。確か龍で、滅多に街におりてこないのだと言っていたなと思えば確かにあまり期待せず待っていた方が良いのかもしれないと考えを持ちながら、来るなら早めに来てもらおうと声をかけ)
ではなるべく早く来てくださいね。俺もそうそう長くは生きられないと思うので・・・。お代は、何でも。野菜や米、珍しい花でも・・・お客が何か持ってきたら貰っているのでなんでも構いませんよ。
(彼等が異界きっての短命種であることは幾度となく痛感しており、浅く頷いて応え。次いで返ってきた答えに思案顔をつくると腕を組み。「ふむ。特に指定は無い、と。──…であれば、その時お前が欲しいと思ったものにしよう。存分にわがままを言うといい。」言い終えると共に目元を緩めては、高く上がった月を一瞥してから進行方向につま先を向けて。)
…そろそろ戻るか。お前も、あまり夜更かししないようにな。
はい、これが吸い終わったら帰りますよ。お代は何か考えておきます。
(深く息を吸い紫煙を吐き出してから頷く。煙草はあと半分ほど残っているがそう時間はかからないと考えれば、吸い終わったら帰宅することを告げ。またお代についても何がいいか・・・と頭の片隅で考えてみながら帰宅しようとする相手に「おやすみなさい。良い夢を」と別れの挨拶を告げて)
□
(時々住民達と言葉を交わしながら歩を進め、件の店に到着したのは正午を少し過ぎたころ。あの日からもう一度満月を見送って、すっかり春の装いとなり活気づいた街を背に、カラカラと静かな音を立てて引き戸を開け。)
・・・いらっしゃい。あぁ、八雲さん。お久しぶりです。
(心地よい日差しと風が吹き通る店内。窓の近くにある椅子に座り、庭にある桜の木を眺めていれば扉が開く音がした。顔を音のした方へ向け挨拶をすれば来店してきたのは、いつかの夜に出会った彼で。ふわりと微笑み言葉を告げ)
(難なくこちらの名を口にした相手に少々意表を突かれたものの、顔色は変えぬまま店内へ足を踏み入れ。「ああ、息災で何よりだ。」閉めた戸に隔たれ遠ざかる喧騒。一呼吸してから改めて彼を見ると、ゆるやかに口角を上げ。)
煙屋に行くと言ったら、道中いくつも太鼓判を押された。好かれているな。
はは、有難いことです。街の人にはたくさん良くしてもらっているので・・・嬉しいな。
(相手からの言葉に少し笑い声をあげ、気持ちを伝える。昔からここの街の人は優しく、頼りがいがあって、少しでも恩を返したくて始めた店だったので街の人から認められていることに胸の中が温まるようだった。ふとそこで店に来たということはなにか要件があるということで問いかけて)
八雲さんは今日は何をご所望で?
(僅かに眉尻を下げた顔に困惑を滲ませ。「何を…、というと、なんだ。好きな香りを言えばいいのか?」顎に手をやり、こちらからも質問をしながら首を傾げて。現状、あの日の晩に店主である彼本人から語られた内容よりも詳しい情報は得ておらず、目を伏せると小さくかぶりを振り。)
お前が持つ特別な力を活かして営まれている店…ということ以外は知らなくてな。悪いが、勝手がわからん。
確かに、この前は簡単にしか説明していませんでしたね・・・。
(相手の言葉であの夜はさほど説明らしいことを言っていないことを思い出し"すみません"と謝罪する。確かにあれだけでは店のことなど分かりはしないだろう。では改めて、と椅子から立ち上がり棚からフラスコ型の瓶をひとつ取り出し、カウンターに置くと店の説明をし)
煙屋は、俺の能力を使ってお客様の望む匂いを提供するお店です。安眠したい方には眠くなる匂い、気分を上げたい方には興奮するような匂い、落ち着きたい方には気分が楽になる匂いなどなど。他にも護身用に匂いを嗅ぐと体が動かなくなったり痺れたり、ボーッとなったりするようなものなども・・・。そんな要望に沿った欲しい匂いを瓶や袋にいれて販売しています。
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