匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
通報 |
ふふっ、宣伝が上手いのね。楽しみだわ
(相手の言葉に小さく笑って。コーヒーや緑茶が好きということは本当なためその店へ行くこと自体は楽しみで。名乗らなかったのは怪しかっただろうかと思うも深く聞かれることもなく「きちんと約束は守る主義だから安心して」と言って。「別に急いでいたわけじゃないから大丈夫よ。えぇ、また今度そのカフェにお邪魔させていただくわ」と微笑めば飲み切った緑茶のペットボトルを自動販売機の近くにあったゴミ箱に入れて歩き始めて。
相手から離れこの街に来てから過ごしている家に戻ると相手に道を尋ねた男性が嬉しそうに玄関までやってきて。「おかえりなさい」と満面の笑みで相手を迎えると「ただいま。あなたが良くやってくれたおかげで彼女と上手く接触できたわ」と言って男性を褒め頭を撫でて。「お役に立てたのであればとても嬉しいです」と男性は嬉しそうに答えて)
(/ありがとうございます。いえ、背後様こそお気になさらずです。
そうですね。次の場面に切り替えるということで大丈夫です!)
はい、約束ですよ? お待ちしていますね。
(彼女の笑みにつられるように笑顔を見せ、軽く会釈してから踵を返すと出来るだけ人気の多い道を通って帰路につき。男性に強引に食事に誘われ戸惑った経緯はあるが彼女と出逢えたことは良かったと――同時に1人になり冷静に考えてみると彼女が名を告げなかったことに微かな疑問が心のどこかで燻っていて。だがやはり何も分からぬまま、“次会った時に名前を告げる”というのは単に彼女の遊び心なのかも、と深く考えずにその日は帰宅して)
(それから数日経ったある日のこと。日も沈み、カフェの窓から橙色の灯りが通りへ漏れる頃、人の数はランチタイムのピーク時よりは幾分か減り、スタッフ同士で和やかに話せる程度にはカフェ内は落ち着いていて。カウンターの食器を片付けたり、テーブルを拭いたりしていると来店を告げるベルが鳴り「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ」と条件反射的に気の良い笑顔を浮かべて出入り口へと顔を向け)
( / 了解しました、カフェの場面に切り替えましたが何か不都合ありましたら遠慮なく教えて下さい!)
(相手と約束をして数日経ち、そろそろ良いタイミングだろうと相手に教えられたカフェへと入店して。入店ベルが鳴り店員から声をかけられればその店員は相手であり「分かったわ」と微笑み奥へと進み適当なテーブルに腰かけて。タイミングが良かったようでカフェ内は落ち着いており店員にも余裕がありそうで。これなら相手とも話せるだろうとテーブルの上にあるメニューを開くと「このおすすめをもらおうかしら。ブラックで」とメニューを指差し注文しようとして)
(/場面切り替えありがとうございます! 特に問題ないので大丈夫です)
あ…、こんばんは…!お待ちしていました。どうぞ。
(夜に溶け込めそうな艷やかな黒髪と同色の瞳、見覚えのある姿に明るい笑顔を浮かべ奥の席へと向かい。彼が初めて来店した当初よりドリンクメニューが豊富に、特に珈琲はバリスタが厳選した珈琲豆に変わり。メニュー表に視線を下げて彼女の綺麗な指先が指し示した文字を目で辿るとふと表情を緩め「畏まりました、当店のオリジナルブレンドですね」とハンディで伝票を打ち、軽く会釈して一旦離席。珈琲を淹れて戻って来るとテーブル上に丁寧にブラックコーヒーを置きながら唐突に“ふふ”と嬉しそうに声を漏らし「約束、守ってくれたんですね。…あ、こちらはサービスです。もし宜しければ。他のお客様には内緒ですよ」と口許に柔く弧を描き、クッキーを乗せた小皿を置いて)
えぇ、お願いするわ
(注文を確認する相手に間違いないことを告げると他のメニューを眺めながら待って。相手がコーヒーを淹れて戻ってきてテーブルの上にコーヒーが置かれるとお礼を言ってカップを手に取り一口飲んで。小さく笑い嬉しそうにしている相手を見て「もちろんよ。あらいいの? ありがとう」と約束を守ることは当然だと言ってからクッキーがサービスだと聞けば微笑みお礼を言ってから1枚食べて。「コーヒーに合って美味しいわ」と感想を伝えて。自分に対して好意的な様子を見れば自分はまだ警戒されていないことが確認でき「望月 麗華(もちづき れいか)よ。秋月さん」と名を名乗って)
(珈琲とクッキーを褒められ得意気な微笑を漏らすのは、以前は珈琲を淹れることが苦手だったが今では幾分か上達したためで。名前を聞くと口角を上げ「あ、ずっと気になってたんですよー? 望月さんですね。ふふ、月の字が同じだ」と責める響きなく悪戯っぽい笑みを湛え。銀色の冴えた満月が脳裏に浮かび、それは何故だか彼女にとても似合う名であるような気がし。「望月さんもお月様が好きだったりします…?」ふと窓の外の月を見て、世間話をするような口調で尋ねて)
そう? だったら私の名前が分かってスッキリしたのじゃないかしら
(名前が気になっていたと言われると小さく笑って。月の字が同じだとの言葉には「太陽よりもよっぽど好きよ。"も"ということは。秋月さんは月は好きなのかしら」とお互いの苗字に月が含まれていることに同意すれば月が好きだと答えて。口振りから相手も好きなのだろうかと思いつつ、ただの人間ではないことを感じながらも人間であることは分かっていて。祓い師の末裔の類なのだろうかと考えながら「あの後は無事に帰れたの?」とこの前のことを尋ねて)
…そうですね。わたしは自分が中秋の名月に生まれたからか月に親近感があって。それに知り合いにも月が好きな方がいたので…そういえば雰囲気が少し…望月さんと似てるかも。
(会話から不意に直感力が働いたのか無意識的に彼に似た雰囲気を彼女から読み取るも、先日自分を助けてくれた印象が強いためか彼女を怪しむ様子は見られず。「…ええ、その日は無事に。でも最近何だか誰かに見られているような気がして。…考え過ぎ、なのかもしれませんが」ふと思い詰めた表情に変わり、窓の外、夜中の景色に視線を投じて)
素敵ね。私も月が好きだから同じように月が好きな人と話せて嬉しいわ
(相手が月を好きな理由を聞けば微笑みクッキーをまた1枚食べて。自分と似た雰囲気の人と聞けば「そうなの? その人はどういう人なの?」と恐らくは紅夜のことなのではと思いながら尋ねて。思いつめた表情で視線を感じると言って外を見る相手にあまり警戒されると面倒だと感じればそろそろ行動に移そうかと考え「それは怖いわね。秋月さんは綺麗で可愛らしいから変なのに目を付けられてしまっているのかもしれないわね」と真剣な表情で言ってから「何か起きる前に信用できる人に相談しておいた方がいいと思うわ。今日の勤務時間はいつまで? 安心できそうな場所まで送っていくわ」と心配そうな表情を浮かべて。送っていくというのは口実でその途中で相手を連れ去ってしまおうと考えていて。調べさせた結果、相手が紅夜と同じ家で過ごしていることが分かっているため相手から話を聞かないという選択肢はなく)
ふふ、わたしも嬉しいです。――…凄く素敵な方ですよ。ブラックコーヒーが好きで、余裕があって、…あ、そういえば容姿も少し似てるかも。その方も髪と瞳の色が綺麗な黒なんです。
(彼が吸血鬼であることは秘密のため、吸血鬼と結びつきそうな事実は省き伝えるも嘘は言わず。両親が祓い師だっただけに怪異に対する直感力が働くが、知り合ったばかりの彼女を吸血鬼だとは看破出来ない。視線を外に向けたまま「確かに先日の、あの男性との一件もあったので気になってはいたんです。その方とは仕事の帰りに出会いましたし…。やっぱり誰かに相談した方がいいですよね。仕事は後30分程で終わりますが…本当にいいんですか…?」彼女の申し出は有り難く、本当に親切な人だなあ…と目元が緩む一方、少し待って貰うことになるため首を傾け)
そうなの。私もその方に会ってみたいわ。話が合いそうだもの
(相手から紅夜らしき人物の話を聞けば会ってみたいと言って反応を窺って。自分の言葉を受け入れた様子の相手に「構わないわ。30分くらいならコーヒーを頂きながら本でも読めばあっという間だから」と迷惑ではないことを告げて微笑んで。彼は本当にいい仕事をしてくれたと計画がスムーズに進んでいることに気を良くすれば相手を誘拐することができて家に戻れば彼をうんと褒めようとも考えていて。相手から聞き出した話次第では相手の目の前でこの計画をばらしてもいいかなと思いながら「こっちはのんびりしておくから帰れる時間になったらまた声をかけて」と言って本を取り出そうとして)
(実際2人が談笑する姿を思い浮かべると、雰囲気の似通った者同士なぜだかしっくり来る気がして相槌を打ちつつ控え目に笑み。とはいえ、夜道を心配して快く了承する彼女の人柄の良さに、じわりと胸が温かくなり「ありがとうございます。望月さんて本当頼りになる…! じゃあ帰りにまたお声掛けしますね」と丁寧に伝票を置き一度その場を離れて――それから退勤時間になり私服に着替え終わるとバックヤードにいる従業員に挨拶を済ませ、カフェ店内へ。彼女のいるテーブルへと歩みを進めて「望月さん、待たせしました」と笑顔で軽く手を振り)
これくらい大したことではないわ。えぇ、また後で
(自分に対して好意的な反応を返す相手を見れば微笑み了承して。そのままコーヒーを飲みつつ本を読んでカフェ内で過ごしていれば私服に着替えた相手がやってきて。「お仕事お疲れ様。美味しかったわ」と手を振り返して微笑めば伝票を持ってカウンターで支払いをし店員に「ご馳走」と言って相手と共に店を出て。「今日は私が一緒に居るからいいけれど、不穏な空気を感じたら家族や恋人に送り迎えしてもらうのも手だと思うわ。この間も家畜が襲われる事件があったでしょう? 被害は止まったらしいけれど結局犯人は分からないままなのだから」と相手と共に歩きながら心配し対応策を提案しながら例の家畜が襲われたという事件を口に出して。というのも自分がこの街へ来る理由になったのがその事件であり相手がどう反応するか興味があって)
(珈琲とクッキーの感想に嬉しそうに笑み、彼女の後に続きカフェを後にして。家畜被害の事件が話題に上ると自然と自分が誘拐された時のことが思い起こされ僅かに沈黙し。その間瞳に深刻そうな色を宿して、歩きながら地面を見遣り「…ええ、本当にそう。不気味な事件でしたね。家畜も可哀想でしたが現場の足跡が狼に似てるとか、壁に文字が書かれていたとか…。最近は何が起きるか分からなくて怖いですね」微笑を浮かべ直して雑談をする口調で相手に顔を向けるも、あの文字は普通の人間から見ると落書き程度にしか映らないだろう。そして“今何かあったら彼女を守らなくちゃ”とすら考えぐるりと周囲を見回し。「んん、とりあえず彼氏に相談かなあ…」両腕を組んで考え込み)
(少しの沈黙の後、深刻な表情で家畜被害の事件について話す相手を見れば「そうね。不気味な事件だったわ。もう起こらないといいのだけど」と真剣な表情で言って。怪異である自分にはあのメッセージを読めたため怪異の仕業であると分かっていて。ただそれは怪異にしか読めないはずの文字でありニュースでも『落書き』と報道されていたため「壁に文字? 確かに何か書かれていたけれど落書きと言われていたと思うのだけど」と尋ねてみて。周囲を警戒するように周囲を見回し考え込む相手に「何か気になることがあった?」と相手を見て)
(/お声がけ失礼します! 楓さんの誘拐についてのご相談あり声をかけさせていただきました。誘拐方法についてですが、人通りが少なくなってきた道に差し掛かったタイミングで楓さんに暗示をかけて麗華と男性の過ごしている家に連れて行く。という風に考えているのですが問題ないでしょうか?
また、今後の流れについても確認をと思います。
楓さんに暗示をかけた状態で色々聞き出した後に暗示を解いて家に監禁。男性に紅葉宅当ての手紙を届けさせ紅葉と対決という流れを考えています。麗華の『楓さんを人質にして紅葉の動きを封じて紅葉に噛みつき自分の物にする』という計画ですが、紅葉が行真に相談し協力を要請し楓さんがいる家を特定。行真が乗り込み楓さんを助け、楓さんと共に紅葉の元へ向かう。楓さんの姿を見た紅葉は反撃に転じ、麗華を返り討ちにする。
という流れを考えているのですが付け加えたい点や修正したいことなどありますか?)
え…っ、あ……、そっか。そういえば落書きって報道されてましたね。わたしの記憶違いだったみたい。
(相手の指摘に咄嗟に視線を左右に揺らし息を飲んで。彼女を人間と思っているため下手なことは言えず少しの間閉口して「い、いえっ、何でも。…最近ちょっと神経質になってるのかなあ」彼女に心配されると首を振って一度大きく深呼吸、再び口角を上げて微笑を浮かべ。動揺や不安は隙が生まれ易くなるため平常心を保つよう、胸に手を当て深呼吸。家の方角へ進んで行くにつれて駅前に比べるとどうしても徐々に人気が減って行き。「望月さんはこういう夜道も平気そうですね…?わたし護身術でも習おうかな」と冗談交じりに笑い)
( / お声掛け頂きありがとうございます!いよいよ大きく話が動いていきそうなところで楽しみです。丁寧にお話が流れているように感じますので大筋は私もそのように是非進めていけたらと思います…!
此方は提案になりますが、楓に暗示をかけて聞き出す場面は楓が少し話したがらなかったり、暗示が解け掛かるシーンを作っても大丈夫でしょうか?理由としては、紅葉さんの秘密に繋がることは他者に話したがらない深層心理が働いたり、暗示や術に掛かりづらいという元々の体質が作用している感じです。紅葉さんとの対決前に、望月さんが楓に暗示を使うことが予想外に疲弊して対決時に望月さんに隙が生まれることにも繋がるかと思いましたがいかがでしょうか…?勿論アレンジや修正も大歓迎ですので何かあれば遠慮なく教えて頂ければと思います!)
でももし落書きじゃなくて文字だったとしたら何て書いてあったのか気になるところね
(少し慌てた様子を見せる相手に小さく笑い、記憶違いだったと言う相手にもし文字だったらと仮定して話して。神経質になっているかもという相手に「秋月さんの今の状況なら仕方ないかもしれないわね。気が張って大変でしょう? 解決してゆっくり休めるようになるといいのだけど」と相手を心配するように言って。「えぇ、私は平気よ。こう見えて結構強いの」と冗談か本当か分からないような口調で言って。帰路を進んでいくと人気が減りそろそろ頃合いかと思えば「ねぇ秋月さん」と力を込めて暗示魔眼を発動させれば相手を見つめながら声をかけて)
(/暗示のかかった楓さんが紅葉の秘密に関して話したがらない、その時に思った以上に疲弊して紅葉との対決時に隙を見せるという展開は自然で素敵ですね。ぜひそうしましょう!)
(壁の文字について特別何か突っ込まれることなく雑談が続き、ひとまず内心安堵して。此方を慮る言葉には口許の笑みはそのままに「ええ、そうですよね。……強い? ふふ、本当に頼もしいです」と相槌を打ち。そう和やかに世間話が続いていると少し気が紛れ、ふと唐突に名前を呼ばれると「はい、どうしました?」と返事をして首を傾け彼女を見つめ。しかしその瞬間、彼女の黒い瞳と視線がぶつかり不思議と目を逸らすことが出来ず。彼女の瞳が眼前に迫るような錯覚と頭の奥が痺れていく感覚。次第に表情が少しずつぼんやりとしてきて、普通の一般人よりもゆっくりと、静かに暗示に掛かっていくだろう)
( / 了解しました、了承頂きありがとうございます…!)
(和やかな会話の後に呼びかけた相手が自分を見る。相手の瞳を見つめていればその表情はぼんやりとしていって。暗示のかかりが遅いように感じられおかしいなと感じながらもまれにではあるが暗示にかかりにくい者がいることも確かであまり気にしておらず。かかりは悪いといっても相手に暗示がかかった手ごたえはあり「さぁ、私について来て」と暗示をかけると相手の手を引いて自宅へと向かって。そのまま無事に帰宅すれば「おかえりなさい」と嬉しそうな男性に迎え入れられて。先日、相手に対して強引に迫っていた男性であり相手が家に入ると玄関の鍵とチェーンをかけてしまって。「ただいま。上手く行ったわ」と玄関で靴を脱ぐように指示を出して相手の手を引いて客室へと向かえば相手と共にソファーへと座り「秋月さんに聞きたいことがあるの。正直に答えてね」と再び暗示の魔眼を作動させながら相手を見つめて)
(/一気に進みましたが良かったでしょうか? 何か問題があれば止めてくださればと思います)
(瞳は何処かを見ているようないないような、焦点の合わないまま大人しく彼女に手を引かれて家へ入り。先日会った男性には視線だけがスッとそちらを向いて少しの間じっと凝視するも表情は動かず、直ぐに彼女の指示通り靴を脱いで客室へ。相手の隣のソファへ腰を降ろし、再び黒い瞳と視線が合うと頭の奥が霧がかったように自我が遠のいていき。表情筋は動かず、瞳の中の光が失った姿はまるで人形のように虚ろ。「…はい、分かりました」感情の籠らないまま平坦な声音で了解の返事をし、彼女の瞳を見つめて)
( / いえいえ大丈夫です…!進め易いようにして下さればと思います!)
トピック検索 |