匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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(困ったように相手に声をかければ相手は優しい性格なのかホテルまでの案内を申し出てくれて。「はい。この辺りのはずなのですがそれらしい建物が見当たらなくて困っていて」と困っていることを告げてから「そうしていただけるととても助かります」と微笑み相手についていって。このまま相手と和やかに話す必要があり「この町に住んでいる方ですか?」と世間話を振ってみて)
(/いえいえ、こちらこそありがとうございました。よろしくお願いします)
ええ、○月頃にこの街に引っ越して来たんです。最初の頃はわたしも迷子になってましたね。
(相手に穏和な印象を抱き、迷子の下りではくすくすと笑って自分も愛想の良い笑みで返す。話ながら景色を愛しむように目を細めると自然と眼差しに柔らかみが帯びて。そうして手で差し示しながら大通りから右に曲がり、人気の少ない道へと進んで行けば「そちらはお仕事でこの街に…?」と相手に目を向け尋ねてみて)
そうなんですか。私だけが迷子になったわけではないようで良かったです
(相手が〇月頃に引っ越してきたことや迷子になっていたということを聞いて小さく笑って。相手から振られた話題には「はい。とてもお世話になっている方から頼まれたことがあってお手伝いをするために来たんです」とぼかしつつも相手の方を見れば本当のことを話して。別におかしいところはなく、嘘もついていないため自然な受け答えで。ただ、彼女のことを思い浮かべたこともうっとりしながらも目が虚ろで見る人が見れば夢現というような印象を受けて)
な、なるほど…、それは貴方にとってとても重要なことなのですね。
(返答に違和感はなかったが相手の顔を見て話していたためか彼の表情の変化に気付き。夢見心地な様子に"憧れの人からの頼まれ事なのだろうか"とそんな疑問が過り束の間不思議そうに見つめ。しかし初対面の相手に深く突っ込むことは憚られ、愛想の良い笑みを浮かべ直して言葉を返す。そうして歩みを進めて行けば次第に道行く人の数は減り、一直線上右手にホテルが見えて来て手で差し示し「此処を真っ直ぐ進んだ右手の、あの建物です」と柔和に笑み)
えぇ、とても大切な方なんです
(相手の言葉に頷き微笑んで。そろそろ目的地のホテルが見えてきたようで相手から手で示されれば「右手のあの建物ですね。ありがとうございます」とお礼を言って。ここまでは予定通りで特に問題がありそうな行動もしておらずこのまま誘いに乗ってくれればと考えながら「ここまで案内していただけて凄く助かりました。お礼をしたいのでよければ近くのカフェか定食屋でおごらせてください」とお礼を申し出ながら相手の反応を見て)
("大切な人"その言葉に条件反射のようにふと頭の中に彼の姿が思い浮かび、自然と柔く口角が持ち上がって「そうなんですね」と優しく相槌を打ち。そしてその後に告げられた提案にはぱちくりと幾度か瞳を瞬かせ、思わず穏和な笑みが溢れ「いえ、道案内しただけですしお気になさらないで下さい。少しでもお話出来て楽しかったです」と両手を顔辺りまで上げると軽く左右に振り。道案内で奢って貰うのは申し訳無い、そんな気持ちが先行して笑みのままにやんわり告げ)
(予定通りに相手を店へと誘うもののやんわりと断られてしまって。相手に困ったような様子はなくもう少し押してみるか? と思考するも周囲はちょうど人が通らないような場所で次の段階に移行した方がいいだろうかと考えて。「お礼というのは純粋な感謝の気持ちだけではなくあなたともっと一緒に居たいという想いもあるのですが駄目でしょうか?」と相手を口説くことにして。相手ではなく主である彼女を相手に見立てて見つめながら「どうやら私はあなたに一目惚れをしてしまったようです。ご迷惑でしょうか?」と尋ねて)
へ……っ?
(それは予想外の返事で、口から間抜けな声が零れ思わず視線を逸らせず相手を見つめて。次第に言葉の意味を理解すると気持ちに応えられない心苦しさに胸の奥が痛みを帯び、きゅっと目を細め。相手が暗示に掛かっていることは微塵も気付けず、結んだ口元をそっと開くと「ありがとうございます、お気持ちは本当に嬉しいです。でもわたし恋人がいるので…」と申し訳無さそうに眉尻を下げ、事実を告げて)
(告白を行えば相手は困った表情になり恋人がいるからと断られてしまって。しかしそうですかと引き下がるわけにもいかず「では友人になっていただけませんか? もちろんあなたと恋人の邪魔をするつもりはありません。どうかお願いします」となおも食い下がり。もはや計画は次の段階に進んでおり、困るだろうと分かっていて少し大きな声を出しながら相手の腕を掴もうとして。彼女はそう遠くないところで自分たちのことを見ているはずであり自分の役目を果たそうと必死になっていて)
友人ですか…? けれどそれは――。
(相手が辛いだけなのではないかと、心変わりするつもりのない自分にとってどう返答すべきか悩み。すると唐突に腕を掴まれ「え…っ、あの…」とハッとして顔を上げれば急に相手の迫力が増したように思え、人気のない暗い道にいるだけに女性の自分としては少々怖く「は、離して下さい。あまりこういうことをされても」とたじろいで腕を引こうとし)
何をやっているの?
(男が相手の腕を掴んだことで困っている様子を相手が見せた時、2人の背後から声をかけて。長い黒髪に黒い瞳、20代後半ほどに見える落ち着いた雰囲気で容姿の非常に整った強気そうな女性が立っていて。声をかけられた男は女性の方を振り返り「私は彼女に道案内のお礼をと……」と相手から手を離して。「ふーん? でも女の子の腕を掴むなんてやりすぎよ」と女性が男に言えば男は手帳の1ページを破って自分の連絡先を書いて相手にそれを渡そうとしながら「もし気が変わったら連絡してください」と微笑むと逃げるようにホテルの方へと行って)
(――わ、凄い美人…。突如助けに入って来てくれた彼女をそうっと密かに横目で見てそんな印象を抱き。掴まれたメモを見て緩く握り締め、退散する男の後ろ姿を見送るとほうっと大きく安堵の息を吐き「ああ、びっくりした…。すみません、ありがとうございます。おかげで助かりました」胸に手を当て彼女にお礼を伝え。最初は年相応の落ち着いた男性に見えたが途中から豹変した彼、焦りの表情を思い出すも執着される程何かをした覚えが無くて。まるで嵐の後のように暗い道路に静寂が戻り、ハッとして彼女に向き直ると「えっと…良ければ何か自販機で飲み物でも。お急ぎでなければ」掴まれた右腕は僅かに震えて後ろに隠しながら飲み物くらいは奢ろうと考え)
助けになったのなら良かったわ
(相手からお礼を言われれば微笑んで。最初から自分が仕組んだことではあるが相手の様子を見るに自分のことを疑っている感じはなく、このまま相手と交流を深めて彼や相手との関係を探ろう考えて。そのためには相手とは良好な関係を築く必要があり相手の申し出に「そうね、何か頂こうかしら。特に急いでいるわけでもないし、あなたもその方が気が落ち着くと思うから」と言って。怪異であることもあり恐怖心には敏感で「さぁ、明るいところへ行きましょうか」と優しく微笑めば人の少ない道路から人通りの多い通りへと戻ろうとして)
(彼女に続いて人気の多い道へと出ると建物の窓から漏れる光や街灯に肩の力が抜けて、ようやく腕の震えも収まり。美人な上に正義感もある彼女、“女の人なのに格好いいなあ”という憧れに似た感情を抱き、相手の横顔を見つめる眼差しに憧憬が入り混じり。相手が助けてくれた人で女性なだけに初対面でも警戒意識は薄い。辺りを見回すと近くで光る自販機を見つけて傍に立ち、バッグから財布を取り出し商品に視線を向けると「んー…、色々ありますね。何がお好きですか?」と彼女の方を振り向いて尋ね)
(人気のある道に戻ってきて夜ながらも明るい場所に出れば相手の感じていた恐怖心もずいぶん和らいだようで。助けたこともあり相手から感じる感情は好意的で自販機に近づく相手の後から近づいて。「そうね。コーヒーも好きだけど今は緑茶の気分だわ」と自販機のラインナップを眺めれば緑茶を指差して。水以外であれば飲むことも可能で必要はないが嗜好品として楽しんでいるため好みについては素直に答えて。「さっきは災難だったわね」と相手を気遣う言葉をかけて)
珈琲…。そうなんですね、じゃあ緑茶を。
(珈琲という単語を聞くと強張っていた表情にその時だけは口許が優しい笑みで溢れ。無意識に言葉を反芻して呟きを零し、自販機で緑茶と紅茶をペットボトルで購入、相手にすっと緑茶の方を差し出して。此方を慮る言葉には少し気持ちが和んで目元を緩め「そうですね、でもわたしの方もちょっと不用心だったかもしれません。帰り道も気をつけなきゃですね」自嘲気味に苦笑し、自ら言い聞かせるように話し)
コーヒーが好きなの?
(相手の呟きが聞こえれば人間を使って調べさせた情報の1つに相手がカフェで働いているというものがあり、コーヒーが好きなのだろうかと思って尋ねて。緑茶のペットボトルを渡されると受け取りお礼を言えば開封して少し飲んで。「見た目はまともでは内面はそうでない場合もあるから警戒するに越したことはないと思うわ」と不用心だったかもという言葉に賛同し。とはいえ自分が操っていなければ彼の内面はまともでありあのような行動をすることは考えられない。それこそ内面で言えば自分の方がよほど警戒しなければならない対象であり。「えぇ、あなたは可愛いのだから気を付けなきゃ駄目よ」とさらっと言って)
(/お声がけ失礼します! 会話後は一旦解散し、後日楓さんのカフェに女吸血鬼がやってきて会話をする。その時に楓さんに暗示をかけて仕事を終えてカフェを出た楓さんを誘拐する。という流れで良かったでしょうか? 解散から女吸血鬼がカフェにやってくるまでの間に楓さんが『ストーキング行為をされていることに何となく気付き始めて全力疾走で帰宅』という形になるでしょうか? 訂正箇所などあれば遠慮なくどうぞです!)
いえ、珈琲好きな方が他にもいたのを思い出して…。――…あ、そうだ。珈琲が好きなら駅前の××というカフェにいらして下さい。わたしそこで働いているのでもし良ければサービスしますよ。
(ふと頭にぴんとアンテナが立ったような反応をし、丸みのある響きで呟きを漏らして勤務先であるカフェに誘い。にこりと微笑する表情は彼女に対する猜疑心は無く愛想の良い顔で。紅茶の蓋を開けて一口喉を潤すと「ええ、その通りですね。注意しなくちゃ」目を細めて素直に頷き。そしてふと相手に体ごと向き直ると「…今日は本当にありがとうございました。わたし秋月楓といいます。もし良ければお名前窺っても…?」と首を傾け尋ねて)
( / こんばんは、すみませんお話を長引かせてしまうところでしたね。今後の展開の確認ありがとうございます!『カフェで女吸血鬼と会話、女吸血鬼に暗示を掛けられ勤務後にカフェを出た楓を誘拐』という流れで問題ありません。
『ストーキング行為をされていることに何となく気付き始めて全力疾走で帰宅』というのは提案当初は楽しそうだと思ったのですが、単に走って帰宅するだけとなってしまうため、最近視線を感じるなどの違和感はカフェの時に周囲を見回すなどで表現出来ればいいかなと考えています。出会った時よりも警戒心がやや強くなっている楓を見て、女吸血鬼は対策を取られて面倒になる前に襲う、もうそろそろ潮時と判断する…というのはどうでしょうか?背後様も何かやりたいことがあれば遠慮なく教えて下さい…!)
駅前の××ね。そういうことなら行ってみようかしら
(ありがたいことに相手の方から自らの勤務先を話してくれたおかげで偶然を装う必要もなくカフェへと行くことができるため内心でほくそ笑んで。せっかくの申し出だからと相手の言葉に前向きな返答を返し。相手の自己紹介を聞けば「あなたが紹介してくれたカフェへ行った時に改めて名乗ることにするわ」とにこりと微笑んで。名前を名乗っても良いのだがもし紅夜に話されてしまうとバレてしまう。とはいえ自分の名前に誇りを持っており偽名も名乗りたくない。その結果、今回は名乗らない方向にして)
(/返信が遅くなり申し訳ありません!
いえいえ、もっと話をしても良いのですが、話の流れを一応確認しておきたくて相談させていただきました。
ストーキング行為についても了解しました。警戒されていることを感じて対策を取られる前にという展開は自然で良いですね。その流れでいきましょう!
また何かやりたいことなど浮かんだ場合には改めてお声がけさせていただきます!)
ええ、是非いらして下さい。珈琲豆が美味しいのできっと気に入って頂けると思います。
(彼女の言葉を聞き満足気に微笑をすると、カフェで話せるその日を心待ちにして。名前を告げない相手の心情は察せず、意外そうに眉を上げ「そうですか…」と尻すぼみに声のトーンが下がるも気を取り直して顔を上げ「じゃあ、次の楽しみにとっておきますね」と初対面故に深く突っ込むことはせず。そして通りすがりの彼女を夜中にいつまでも留まらせるのも申し訳なくなり「すみません引き止めちゃって。じゃあ、今度はカフェでお会いしましょうか」と柔く口角を上げて首を傾けて)
( / いえいえ、時間についてはお気になさらず、此方こそお待たせしてしまっていたら申し訳ありません…。
諸々ありがとうございます、展開の流れも確認出来ました!宜しければそろそろ解散して次の場面(予定では女吸血鬼とカフェでの対話)に切り替えましょうか…?)
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