匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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そうか
(昔の自分なら相手と戦闘をすることを楽しむだろうが現在の自分は戦闘をさっさと終わらせてここから脱出したいと思っていて。相手にとってはそこまでして守りたい店なのだろうかと思いつつ特に語ることはないとそれだけ言えば相手に向かって行き。
相手は素早くなかなか決めてとなる攻撃を当てられない。戦闘慣れしているのか相手は洗練された動きをしており隙も少なく、大して自分は以前のように思うように体がついていかず色々と鈍っていることを自覚していて。このままでは戦闘が長引き状況が悪化する恐れがありどうにか相手の隙をつく手はないかと思考を巡らせて。「戦闘は上達したようだな」と間合いを取りつつ口に出して。相手が会話に乗ってくれば会話で相手の動揺を誘おうと考えて。もし相手がこちらに対して変わったと言ってくれば紅葉として柔らかな微笑みを浮かべ「でも俺は今の自分の方が好きなんだ」と穏やかに言おうと考えていて。思わぬ自分の姿を目撃して相手が思考を停止させ呆然とすれば、その隙をついて相手を仕留めようと計画していて)
(/こちらも特にないため暗転、戦闘カットをしました! こんな感じで大丈夫でしょうか?)
(朔の切れ味が今も健在であることはテーブルを真っ二つに斬った時点で察したため、下手に太刀打ちするより様子を窺うことにし。しかし全ての攻撃を完璧に避け切ることは難しく、もしかしたら朔に血液を吸われている可能性もあるが、致命傷となるまでには至らず。そして次第に相手の攻撃がかつてのような鋭さがないことに気付くとその違和感から相手を窺い見て。次いで褒め言葉とも取れる声掛けに思わず「……変わりましたね、紅夜さん」と彼を凝視し。自分の知る相手らしからぬ言動に眉を潜めれば、性格がガラッと変わったその姿に目を見開いて驚愕の表情を浮かべ「一体何が……昔のあなたは最強だった。なのになぜ」と思わず尋ねてしまったのは困惑しているためで)
( / 暗転と戦闘カットありがとうございました!紅葉さんモードの会話も拾ってしまいましたが大丈夫だったでしょうか…?)
(微笑みを浮かべ紅葉として告げた言葉に相手は驚愕の表情になって。相手が困惑し戦闘以外に意識を奪われているであろうと相手に肉薄すればその隙を見逃すつもりはなく、同じ手が通じるとも思わないため微笑みを消せば紅夜として冷酷に相手を仕留めるつもりで朔を振るって。確かに昔の方が戦闘の面を見れば今よりもずっと強かった。しかし今の方が昔よりも日々が充実し楓という恋人もいて幸せに満ちていて。相手からすれば今の自分は腑抜けに見えるかもしれないが相手のために生きているわけでもなく、自分が満足しているのに相手に文句を言われる筋合いはないため相手の言葉に特に何も思うことはなく)
(/大丈夫ですよ!こちらこそ微笑むだけでなく台詞も追加して困惑させてしまっていたら申し訳ないです)
(温和そうな微笑の後に見せた冷酷な表情は自分の記憶にある相手そのもの。普段なら戦闘中に考え事など命取りであると理解出来ていたはずなのに僅かな間でも相手の変化に動揺が走ってしまったのは、相手が今までずっと目標にしてきた人だったからかもしれない。間髪入れず迫り来る刀身に身を捩るも、動揺する余り一泊反応が遅れてしまい回避は難しいだろう。が、その瞬間、再び地の底を揺るがすような地響きがして近くで亀裂が入ったような嫌な音が響き、通路に罅が入り始め)
( / 台詞追加は全然大丈夫です!考えていた会話を言ったものとして受け答えさせてよかったかが気になったのですが、大丈夫そうなら良かったです!通路が崩れ始めていますがあれでしたら修正頂いても構いません!)
(相手はどうにか身を捻ったらしいが朔の射程圏内から外れておらずこれで決まったと思っていれば再び通路が揺れて。それでも手を緩めないつもりではあったが先ほどとは違い不穏な音が聞こえ通路に罅が入るのが見えて。このままでは崩れると判断すれば相手の首に朔を突き付ける形で手を止め舌打ちを1つすると踵を返し楓の元へ向かい楓を抱えてそのまま脱出しようと考えて。相手を仕留めることはできなかったがこれ以上ここにいるとまずいということを感じていて)
(/良かったです!通路が崩れているのは問題ありません。このまま進めましょう!)
(ここまでかと覚悟した瞬間、足元を揺るがす地響きと通路の揺れ、亀裂の入った壁。それは先程よりも長い地響きであり、刀身が首筋から離れ安堵する間もなくすぐ近くでみしみしと罅割れた音が聞こえ。振り向いた瞬間、罅割れた壁が揺れに耐え切れなくなったようで己の身に傾いで来るのが視界に映る。それは大きな影となって自分を飲み込もうとするようで慌てて両腕で支え。相手がどうなっているのか確認する余裕もなく、天井から小さな残骸がぱらぱらと落ちて来て)
( / 了解です!)
(楓の元へ到着し横抱きにしている間にも罅割れの音が聞こえ、見れば壁が倒れてきており潰されないように相手がその壁を支えている姿が見えて。このままここに居れば自分も相手の二の舞になることは明白で楓を抱えながら通路の出口へと向かって駆けだして。相手がどうなるかは分からない。普通に考えれば相手は力尽きて壁に潰されるだろうが本来であれば朔で仕留められるところが地鳴りのせいで仕留められなかった。相手は運が良いようで今回についてもどうにか生き残る可能性もあって)
秋月楓:
(紅葉さ、ん……? ――地響き、土の匂い、肌に触れた冷たい空気、抱え上げられた感覚。薄っすらと開いた目で見上げた先には恋人の姿。未だぼんやりとしている瞳で彼を見つめながらも、相手が自分を連れて出口に向かって走ってくれていることは分かる。口と手を塞がれているから何か行動を伝えることは難しいが、ごめんね、と、ありがとうの両方を、瞳を潤ませながら交互に心の中で呟き。そのまま心配そうに見つめているとふと前方に白い扉が見えて来て。後ろからは天井や壁が崩れる音が自分達に迫るように響いて来ている。狼男が生存するかどうかは運次第。扉の先は店の裏、外へと通じていることだろう)
(背後から迫りくる天井や壁が崩れる音が聞こえておりそれは走るスピードよりも速いようでドンドン近づいてきていて。音から逃げるように走っていれば白い扉が見えてきて躊躇うことなくドアノブを掴み扉をくぐって。扉をくぐれば崩壊の音は聞こえず柔らかな月明りが降り注いでいるところに出て。周囲をみればどうやら店の裏手であり少しは安心したもののいつ追っ手がかかるかも分からないためさっさと店から離れて。いくらか店から離れると相手の口や手を封じているテープやロープを外して。相手はもう目が覚めているようで目が合えば「心配したよ。見つかって良かった」と言って相手を抱きしめようとして)
(涼やかな風が吹いて、さわさわと葉の擦れる音が無事に外へ出られたことを鮮明に告げていた。膨らんだ丸い月は空高く、来店した時よりも幾分か深くなった夜。自分を縛るロープやテープを外して貰い顔を上げた瞬間、ふと視界が暗闇に包まれて彼の心音がすぐ近くで聞こえてきて。抱き締められ、相手が目の前にいることを実感すると堪えていた感情がじわりと競り上がり。相手の背中に腕を回しぎゅっと抱き締め返そうとし「紅葉さん……っ」とぽろぽろと堰を切ったように涙が溢れ。「ごめんなさい……、あんなに気をつけるように言ってくれたのにこんなことになって……」と自分を救い出す為に愛する彼をも危険な目に遭わせてしまったと相手を見つめ)
(相手のことを抱きしめていると自分の背中にも相手の両手が回され彼女が無事だったことを改めて実感して。相手が涙を流せばよほど怖かったのだろうなと思い「もう大丈夫だから」と安心させるように優しく相手の背中を摩ろうとして。相手の謝罪を聞けば「楓は何も悪くないよ。本当に無事で良かった」と優しい声音と視線を相手に向けて。「家に帰る前に病院に行っておこうか」と念のためにも病院へ行くことを提案して。もし相手が家で休みたいと言うのであれば従おうと考えていて。「ともかくさっさとここから離れようか」と相手のテープやロープを外すために一度地面に下ろしていた相手を再度抱え上げようとして)
(背中を撫でる優しい手。緊張と恐怖から首の辺りがひどく固くなっていたけれど、背中をさすられるうちに肩の辺りの筋肉が解れていく。彼の胸にそっと頬を寄せ「ありがとう……、助けに来てくれて。紅葉さんは怪我はない?」嗚咽の混じった声音で感謝を伝え、相手に心配そうな眼差しを向け。瞬きで瞳を閉じると再び目尻から涙が零れ落ちるのを慌てて拭いながら「病院は、明日、行くねっ。今日は遅いから、お家に帰りたいな。骨折してるわけじゃ、ないと思うから」少しだけ笑みを置いて水面から顔を出すように上を向き、ゆっくりと瞼を閉じて深呼吸する。そして身体が持ち上げられた感覚に丸めた瞳で相手を見つめるも、すぐに彼の首に腕を回してそっと抱き締め)
(相手の体に入っていた力が抜ければようやく安心できたのだろうと感じて。自分の心配をする相手に微笑めば「ありがとう、大丈夫だよ」と言って。涙を流す相手を見れば目元に親指を添えて涙を拭おうとしながら「分かった。家に帰ってゆっくりしよう」と言うと自宅へ向かって歩き始めて。本来であれば辻倉にすぐ事の顛末を連絡をした方がいいのだろうがまだ件のバーも近くにあるため離れることを優先したくて。帰路につけば途中で簪のことを思い出し懐から取り出せば「はいこれ。見つけた人がいてその人に楓がいなくなったことを聞いたんだ」と相手に差し出して。辻倉のことを相手に詳しく言っていいのか分からないため辻倉が祓い師らしいということは言わずに相手が戻ってこないことや簪のことを教えてくれたのだと告げて)
秋月楓:
(相手も大丈夫と聞き「よかったあ……」と心の底から安心したように双眸を細める。相手の指先が熱くなった目元に触れれば、涙で濡れた瞳でそっと相手を見つめた。ここまで助けに来てくれたことに胸がいっぱいになり再び抱きつきたくなるのを口をきゅっと結んで堪え。歩き出す彼の隣に並び、簪を大事そうに両手で受け取ると胸の前で握り締めた。相手から貰った簪が手元に戻って来て安堵の息を吐き出し「ありがとう。……ごめんね。化粧室で髪を直してた時に襲われちゃって」と眉尻を落とし。両手で握り締めていた簪に目線を落とすと特に傷もなさそうで。"見つけた人"という言葉にちょっと首を傾げつつ口を開こうとした時に相手のスマホに着信が入るだろう)
辻倉灯里:
(「"清め"の札は貼ってある?」という自身の問い掛けに横にいた妹の憂里(ゆうり)は『もうばっちり!』と愛嬌のある良い笑顔で頷く。あれから地下に来る途中にいた塗り壁を丸めこんで協力させて無事に妹を救出……というより到着した時は拷問にかけようとした怪異は既に妹にボコボコにされていた。元々バーは証拠さえ掴めれば祓う算段だったため店内のあちこちに既に清めの札は貼って来ており。これは怪異の力を削り取り、祓う力を込めてある。店内を丸ごと潰すためのものである。バーから少し離れた店の裏にて、自分たち姉妹と式、協力者の怪異を連れ。協力してくれた相手の安否が気になっていたためすぐに相手のスマホに電話を掛けようと画面を耳に当て。しかし今都合が悪ければ後程でもと考えて)
楓は巻き込まれただけで何も悪くないよ
(謝る相手に悪くないと言いながら手を握ろうとして。自分の渡した簪を握り締める相手を見て簪をとても大切にしていることを感じて嬉しく思い微笑んで「今回は残念なことになってしまったけど、また一緒にデートしようね」と言って。自宅へ戻れば相手を抱きしめたりして少しでも安心できるようにしようと考えていれば自分のスマホが鳴り始めて。ディスプレイを見ると辻倉からで相手に一言断ってから電話に出て「上月です。こちらは大丈夫ですがそちらはどうですか?」と自分の方は問題がないことを答えて。辻倉の方も問題が無ければ相手に辻倉のことを説明してもいいかと尋ねようと思っていて。潰せたのであれば良いが主要人物に逃げられたなどがあれば協力するつもりでいて)
秋月楓:
(繋がれた手と言葉にきゅっと瞳を細め嬉しそうに相手を見つめる。応えるように自分も手を握り返して「うん、またデートしようねっ」とようやく涙が引っ込み、曇りがちだった表情が晴れて来て。今度はどこに行こうかな、とデートの場所を頭の中で巡らせているとスマホを出る断りに小さく頷いて)
辻倉灯里:
――ええ、妹と合流も出来たしこっちも無事よ。あなたのおかげで助かったわ。帳簿と顧客リストもありがとう。
(連絡が繋がるということは相手も外にいるのだろう。そのことに電話越しでも分かる程にほっとしたように大きく息を吐き出し、肩の力が抜ける。燐火から状況の報告を聞いた時、不測の事態だったとはいえ帳簿や顧客リストの件など相手には随分と世話になった恩を感じており心からの感謝を言葉に乗せて。相手の"大丈夫"という言葉と落ち着いた様子から恋人を助け出すことが出来たのだろうと、肩に乗った燐火の軽く頭を撫でながら口を開き「今から怪異をバーの中に閉じ込めて祓う予定なのよ。上月さんは此方に来て事件の最後を見届けても、そのまま帰宅頂いても大丈夫だけれどどうしたいかと思って」と相手の意向を尋ねて)
( / こんばんは、明日から1日まで所要のため帰宅時間が遅くなる可能性があり、長引かないとは思いますが普段より投稿が遅れるかもしれません。お手数おかけしますがのんびりお待ち頂けるとありがたいです。宜しくお願いします!)
それは良かったです。俺としてもあのようなバーは潰しておきたいので協力できたのであれば幸いです
(相手の方も無事に妹さんと合流できたようで報告を受ければ柔らかい声で言って。あのバーがあったら町に余計な騒動を呼び込むことが分かっているため潰しておきたいという考えがあり、これからバーの怪異を祓うと聞けば「いえ、お任せします。俺は恋人と一緒に帰って休みたいと思っているので。ただそうですね、あなたのことを恋人に話してもいいですか?」と職業的に秘密にしていることなどもあるだろうからと尋ねて。そしてもし可能なら相手は現役の祓い師であり楓や夜永、行真たちと会う機会を作れたらいい機会になるのではないかと思っていて。もちろん相手次第で無理に会わせるつもりはなく相手が話さないで欲しいと言うのであれば了承して楓には相手の都合もあって話せないと素直に言うつもりでいて)
(/どうもです!承知致しました!お知らせくださりありがとうございます。のんびりとお待ちしていますのでご無理せずです!)
辻倉灯里:
(相手の返答が穏和なもので自然と表情は和らいで小さな笑みを零すと「上月さんて良い人なのね」と感じたまま素直に感想を漏らす。祓い師が近くにいながら彼女が危ない目に遭ったので、愚痴や苦情を聞くことも覚悟していたのだが相手の発言に人柄の良さを感じて。とはいえ、これから自分達の師である上司に報告しに行くことを思うと今回の失態は自覚済みである分、反省の濃い内容で頭が痛い。が、それはさておき疲労のある相手や、襲われた彼女のことを考えると「分かったわ。ゆっくり休んで」と優しい声音で伝えた後に「ええ、話してもらっても問題はないわ。場所が場所だったしお互い初対面だったから祓い師だということはオープンに話せなかっただけなの。何かお困り事があったら遠慮なく連絡して、力になるわ」と快く伝えて)
( / ありがとうございます…!)
そう言ってもらえるのは嬉しいな
(相手の感想に小さく笑って返して。人によっては祓い師である彼女がいたのに恋人が危険な目に遭ったと責める人もいるかもしれないが、自分もそうであるように人にはできることとできないことがあることを理解していてその範囲内で相手は動いてくれたであろうことを感じていて。相手も自分の妹のことを心配しその中で自分に状況や情報を教えてくれており後始末まで行ってくれるというのだから相手に対して不満はなく。「ありがとうございます。彼女にも伝えておきます」と相手の気遣いの言葉と相手が祓い師であることを伝えると言ってから「お力になれるかは分かりませんがこれも縁なので困ったことがあれば連絡してください。できそうなことなら協力します」と伝えて電話を切って。
スマホをポケットにしまってから相手に向き直ると「楓がバーで待っている間に話しかけてきた人がいたと思うんだけど、その人は祓い師らしくて――」と辻倉から相手のことを聞いたこと、今の電話はこれから怪異をバーの中に閉じ込めて祓うらしいということなど辻倉について相手に伝えて)
辻倉灯里:
いえ、それはこちらこそ。じゃあ宜しくね。
(相手の話を相槌を打ちながら聞き、最後にそう告げた後に一度画面を見て通話が切れたことを確認するとスマホをポケットに仕舞う。バーを見上げる妹の眼差しは力強く、その横顔を少し遠目から見ながら「準備はいい?」と近付いていく。――その後、店内に貼った御札から発火し、青い炎がバー全体を覆い浄化していくが結界の効果により人々には見えないだろう。そしてその炎は不思議と熱さはなく、静かで暖かなものだった。店内の怪異は善性の怪異に改心するか、弱体化、消滅するかは怪異によるが、このバーは元々事故物件で神出鬼没の怪異化したもの。翌日には綺麗に消えていることだろう)
秋月楓:
(彼から説明を聞いている間、20代半ば程の、茶髪のショートヘアの女性を思い出してピンと頭にアンテナが立ったような反応をして。見開いた明るい茶色の瞳で彼を見て「うん、分かるよ。辻倉さんだよね。そっかあ…、祓い師だったんだ。普通にバーのお客さんだと思って話しちゃってたな」と苦笑交じりに淡く微笑する。バーが人間を商品としてお客に提供し、怪異相手に商売をする店だとは思いもよらなかった。夜空を仰いでほう、と吐息を零す。相手と繋いだ手をもう少しだけきゅっと強く握り締めようとすれば、そのまま帰路を歩く傍ら「でももうちゃんと事件は終わるんだもんね。……あとね、申し訳ないんだけど時間ある時に辻倉さんの連絡先教えて貰ってもいいかな…? 個人的にもお礼を言いたくて」と相手の方を見て尋ね)
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