少年D 2021-02-22 00:09:26 |
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?>>13 /とくめい。さま
( /丁寧にありがとうございます!言葉は難しいですし、間違いは全然謝らなくて大丈夫です…!また何かあれば教えていただければと思いますが、囁かな誤字は脳内変換しちゃいますから気楽に行きましょう( ´` )主は之にて1度引っ込みます。また何かありましたらいつでもどうぞ!)
>音倉 詩楽
(彼の放つ言葉は、常に優しい色を纏っている。ほんの囁かな御礼の言葉ひとつにさえ、赤子を抱く母の様な暖かさを感じては"優しいのは俺ではなくおまえの方だ"とつい口にしたくなってしまうものだ。然しその言の葉は続けて紡がれた彼の屈託のない発言を前に喉の奥へと飲み込まれていった。頼られる事を喜びだという。それはヒーローを目指す者にとって誰もが心に抱く感情だとは思いつつ、日頃から幾度となく助けの手を差し伸べてくる彼の姿を思い出してはその優しさに彼自身が滅ぼされてしまわないか心配さえ覚えてしまう。そういえばいつかの幼少期にも、父親からの教育に怯えた自身をめげずに励ます彼の姿に同じ様な事を思った記憶がある。更にはいつかの戦闘訓練で見た怪我をし乍自分を庇い戦う姿。あれに少々こたえるものがあった。重なる過去の記憶になんとも言えぬ感情に襲われてしまう。自分が想像するよりずっと、彼の行動には心揺らがされているらしい。それをぬぐい去る様に黒髪が視界の端で揺れて、柔らかな動作で彼が此方に視線を遣った。不安な心が晴れていくのが解る。あどけなさを残した子供の様な笑みを浮かべて、可愛らしく我儘を言ってもいいかと問い掛けるその姿に短く"あぁ。"と返事を零した。幼馴染の数少ない願い事だ、どんな我儘が来ても応えよう。…そういった心持ちでいた訳だが、成程、やはり彼はどこまでいっても彼らしい。これからも自分を頼って欲しいとの願い事に、思わず困ったように眉を寄せた。幼馴染の我儘の意味が解らない訳ではないのだが、その我儘では現状と何ら変わりない。思えば、自分が彼を頼り支えられているように、彼にも自分が力となって支えてやりたいという気持ちの現れを下記として口にした。尚、後者の発言はふざけてはおらず至って真面目に答えている。)
…それじゃ結局俺がおまえを助けられねぇ。それに火の中や水の中なら俺の個性の方が有利だろ。
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