柊は泉の此方へ(らき☆すた/GL)

(/説明で誤字をしてるわね、やっちゃったわ…えーっと…声を掛けるときはこなたの口調で来てくれるとこっちも助かるわ。質問があれば気軽に言ってね。)

やほー、かーがみっ！
いやぁー、なんだか私を呼ぶ声が聞こえてきたと思ったらここだったか～

ま、とりあえず、さんかきぼーってことで！

(/ようやく来たわね…あんたねえ、もうちょい早く来なさいよ。まあ、今回は私も返信が遅れちゃったから良いけど…取り敢えず、最初のシチュエーションの相談から始めても良いかしら？)

ごめんごめん、今度からは気を付けるってー。

ん、まずはシチュエーションから決めてこうってワケか。りょーかいだよかがみ。

(/そうね…高校生のころから始めるか、大学生のころから始めるかの二つで悩んでるんだけど、あんたはどっちが良い?私は高校生のころから始める方が良いと思うんだけど。)

大学だとクラスだけじゃなくて学校ごと離れちゃうもんねぇ…、うん、私も高校でいいと思うよー。

(/わかった、じゃあ高校にするわね。最初はどんな感じに始めたら良い?何時もみたいに休み時間とかに教室に遊びにいくか、放課後から始めるか。あんたがやりやすい方とかある?)

じゃーあ、放課後に私がかがみのとこに迎えに行って一緒に帰るー、とかどう？学校帰りのほうが色んなこと出来そうだしさ。

(/それもそうね…よし、放課後に決まりね。それじゃあ、あんたから始めてもらえる?ダメだったら私から始めるけど…)

おっけおっけー。
そいじゃ、私から行くから、絡みにくかったら教えてね。

*

かーがみー、一緒にかーえろっ
(放課後、通学鞄を片手に提げて下校準備万端の状態で隣のクラスへ顔を出し。きっとまだ中にいるであろう相手にそう呼び掛けて)

(/ありがと、助かる。こっちも何か問題があったら言ってくれたらいいからね。それじゃあ、一旦こっちは引っ込むわ。)

￣￣￣￣￣
ん、ああ、はいはい。いま行くわー…いやー、わざわざ悪いわね。よし、帰るかー。
(鞄に教科書等を積めているところ、丁度積め終わったところで相手の声が聞こえたため、ちらりと声のした方向を見て相手を見つけ。すぐに返事をして鞄を片手に提げ、相手の元まで歩いていくと上記のことを相手に述べて)

ねーねーかがみ、今日帰り付き合ってくれない？
丁度新刊の発売日が今日でさ～、予約したの取り行かなきゃ。
(相手が此方に来たのを認識すると、その隣に並んで下駄箱へと続く廊下を歩き出し。その途中、早速そう切り出すと相手の顔色を窺い)

ふーん…別にいいわよ、私もラノベの新刊が気になるし。それで、何処に行くの?また何時ものところ?
(相手の話を興味なさげに適当に聞き流していたが、自分の気になっているラノベの新刊が出ているかもしれないと言う考えが脳裏を過ると、それならばと言わんばかりに相手の話に乗り。内心少し浮わついた気分のまま下駄箱まで歩いていき。下駄箱に着くと、靴を履き替えながらそう言えば、と言う風に相手に目的地を聞き)

そーそー、かがみ大正解っ。あそこは入りやすいし品揃えも豊富だしポイント貯まるし…私みたいなヲタクにとってまさに楽園！ってワケだよ！
(相手が付き合ってくれると知っては嬉しそうに瞳を輝かせ。もしかしたら断られるのでは…と若干心配もあったのだが、それが杞憂であった分嬉しさも倍増するものだ。嬉々として行きつけの例の店についてどや顔で語り)

はいはい、そうですかっと。全く、その熱意を他にも向けたらいいのに…遅くなっても嫌だし、早く行くわよ。
(靴を履くと、相手の語りをやや呆れ気味に聞きながら踵を地面にとんとんと打ち付けて調整し、度々課題を見せてと頼んでくる相手への愚痴を小さく溢す。そのまま幾らでも言葉が出てきそうだった為に溜め息一つでそれを止め、相手に早く次の行動をと促して)

私の熱意は全てオタクの道へと注がれたのだよかがみ…！
(語りを止められ一度気の抜けたような表情になるが、早く新刊が欲しいのは言うまでもなく、急ぎ気味で靴を履き替えながらまたまた自慢気にそう言って。なんだかんだ言いつつも結局は自分の用事に付き合ってくれる相手には感謝しかない。靴を履き終えると、ご機嫌に鼻歌なんて歌いながら相手と学校を出て)

そんな自信満々に言うことじゃないだろ…そう言えばあんた、前のテストはどうだったのよ。今回は自信あるー、とか言ってたでしょ?
(自慢げに話してくる相手に「こいつはダメだな」と思いつつ、またまた呆れ気味に相手の発言に対してつっこみ。学校を出てやたらとご機嫌な様子の相手を見ると、新刊がそんなに楽しみなのかと心中笑いながら、ふと思い出した先日のテストの結果を相手に聞き)

それはー……そのー…………いいんじゃないかな、かがみは気にしなくて。
(痛いところを突かれたかのごとく、ぎくりと表情が引きつり。その拍子に鼻歌も止まり、ご機嫌だった気分はみるみる下がっていく。気まずそうに視線を逸らすと、動揺が隠しきれていない不自然な声色で)

…ダメだったんだな。ったく、しっかりしなさいよね?分からないところがあったら教えてあげるって、あんたに何時も言ってるじゃない。
(明らかに動揺している相手を見て散々な結果だったのだろうと察し。正直なところ予想通りではあった為、テストのことに関してはそれ以上聞かないことにして、やれば出来るタイプなのに、勿体ないと思いながら相手に上記のことを述べて)

いやー、わかってるんだけど……、何故かテスト前って丁度イベントと重なっててね？そりゃあ私としてはもうパソコン付けないわけにはいかないワケで……
(相手の言うことはごもっとも、それは自分でも分かっているのだが、どうしてもゲームの誘惑には勝てず。「どうしたもんかね～」と本人はそこまで気にしていない様子で苦笑いしながら事情を説明し)