めるてぃ。 2021-02-16 00:06:13 |
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>79様/篁 千尋くん
(彼のその可愛らしい、人に恋心を向ける様な表情を目の当たりにするとやはり愛おしく感じる。だけれどその愛おしさは徐々に苦しさへと変わって、彼のその表情が頭にこびり付いて来て離れない、まるで拷問に等しい。あーあ、その表情を見せる相手を間違っちゃっているじゃないか。そういう表情は本人に向けないと意味が無いのに、彼に惚れてる自分にそんな、表情向けるなんて狡過ぎる。彼は自分自身に正直でよろしいし、普通に可愛いけど、見ていると偶に面白くないと感じてしまい、悪戯をエスカレートしたくなるが、毎度毎度何とか耐え抜いている。計画外の悪戯はやりたくない、だってあと片付けが面倒くさいし、しくじれば取り返しが付かなくなるから。衝動で動いてしまうと後々後悔してしまう場合が多い、だから絶対にしない。折角見つけた宝物を馬鹿みたいなしくじり方をして失うのはごめんだ。出来る限り、彼の傍に居たい、永遠でなくとも良い、今だけで充分。そう思っていると彼は先程自分の放った言葉のせいでで彼の頬は、怒りからなのか、恥ずかしさからなのか、真っ赤に染まって、憎まれ口を叩いてきた。)
「えぇー、全くちーたんは釣れないなぁ、大好きな子と一緒に二人きりで一緒に帰るって事だからもうデートって判定に入ると思うんだけどなぁー....俺かなしい!!!ちーたんに振られちゃったァ!!!あんなに毎日毎日悪戯して愛してるのにぃ!!!」
(そう大袈裟に両手で顔を隠し、泣き真似して言ってみたら周りがざわめいた。それに気づいて、すぐさまに顔を上げてぱっと笑い)
「ま、嘘だけどね!」
(そうやって何度も何度も同じ嘘を繰り返して来た。彼への恋心を隠す様な嘘。何時になれば自分自身の事を騙すことが出来るだろうか、早く隠さないと、騙さないと、手遅れになってしまう前に。彼が自分から離れて行く時が来てしまう前に。だけれど、これまでも結構騙せて行けてる気がするかもしれない、段々と、徐々に自分が何をしたいのか、何を本当に思っているのかも判らなくなって来ているから。自分の事なのに、まるで別人みたいだ。....果たしてこのままでいいのだろうか、後悔は無いのだろうか。分からない、知りたくない。今はもうちょっとだけ逃げていたいと言う事だけは分かっているけどね。)
「ふふふっ!果たして俺の可愛い可愛いちーたんは反応しないで居られるかなぁー?」
>80様/四条 叶多くん
「んあー....叶多くん方向音痴だからねぇー。まぁなんでも一人で無理して全てを抱える事無いんじゃないかなぁ?それに叶多くんが居なくなったら、必ず探しに来てくれる人が居るからさぁ。たまには人に甘えてみるってのもいいんじゃない?お兄ちゃん?」
(クスッと笑い、ポンポンと優しく彼の背中を叩く。彼が珍しく頼りない様な声色で語る。やはり彼は優しいお兄ちゃんだ。もし仮に彼が責任やストレスはありませんって言っても絶対に信じれない、きっといっぱい溜めてあるだろう。無理はしていそうで少しだけ心配だ。他人の個人的事情に自分が口出しをする事は良くないと分かっている、これ以上は何も言うつもりは無いけど少しだけでも、思いが伝われば良いと思って)
「まぁねぇ、悪い子にも御褒美なんかをあげようとする叶多お兄ちゃんは凄く優しいってちゃんと伝わってるからさぁ、無理して褒美を渡す理由を探さなくてもいいと思うよぉ?」
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