めるてぃ。 2021-02-16 00:06:13 |
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>>73様 / 神座 凪斗くん
【教室】
( 悪戯っぽく笑みを溢した彼が耳元で囁いた言葉に折角引いてきた熱がまた顔に集中して。如何してそんなことを言うんだろう、もしかして彼は気付いている?、浮かび上がる疑問に答える声は無い。思わずべしっ、と自らの手を引く彼の手を叩いたのは、羞恥心からで。否定しないと、けれど口が思うように動かなくて暫くの沈黙がその場を支配する。この状況での沈黙はあまりにも気まずくて、頭の中で整理しないまま咄嗟に言葉を放った。)
「別に環のことなんて好きじゃな__っ…い、こともない、けど…」
( 恋愛初心者な自分に対して恋愛経験豊富な相手、この2人が対峙したら一方的に自分が不利なことに違いは無い。そんなこと初めから分かっていて、反論しても意味が無いことも薄々分かっていた。俯いて次に発する言葉をきちんと整理することにする、このままだと何を口走るか自分でも予想出来ない。一度深呼吸をして、相手のことを見上げて、彼のひらひらと振った手を捕まえて、小さく首を横に振った。)
「…今日はお前と2人で帰るって決めたし、…どうせ後で会えるし、今はお前と喋りたい、…って、言うか、お前が喋りたくねーなら俺は…環、迎えに行くけど」
>>74様 / 四条 叶多くん
【教室】
( ぽんぽん、と頭を撫でられ"いい子"と言われたことに嬉しそうにはしたものの、どうにも昔から子供扱いされているという風には感じていて。いつか大きくなったら子供扱いしてやる、なんて思っていたものだが今となってはこの優しさに甘え切っているのを理解していて。きっと彼の優しさに触れたら誰だって絆されてしまうに決まっている。そして彼の前では誰だって子供っぽくなってしまうものだ、きっとそう。そんなふうに確信した気持ちを抱えられるのは幼い頃から時を共に過ごしてきたからに違いないから。彼に恋人が出来たらどんな感じだろう、突発的に浮かんだ考えに少し思案する。彼は根っから優しい人間だから、恋人を甘やかして、甘やかしまくってダメにしてしまうかもしれない。そんな風になっても愛してくれるだろうから、また困ったもの。そんなことを考えつつ彼に返答して。)
「なんでそんな頼りになるんだよ、…あー…叶多と環が身近に居るとダメになりそう」
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