めるてぃ。 2021-02-16 00:06:13 |
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>63様/篁 千尋くん
(先程の子供扱いは気に入らなかった様だ。まぁ、そうだろう。彼はもう高校生なんだから流石にこんな感じに子供扱いするのは怒るだろうね。それにまるで責任を押し付けて、全部そっちが悪いみたいになってしまったけど、悪いのは此方だって分かってる。まぁ、素直に謝ることが出来ればどれ程楽だろうか。千尋くんは昔からずっと素直な子では無かった、でも彼はなんやかんやあっても最終的にちゃんとありがとうと言えるし、謝ることも出来た。彼の事を知らない人はきっと彼のその対人態度で少しだけひねくれてそうに見えるが、実際凄く、凄く優しい人で、誰よりも美しい。どんなに高価な宝石も、どんなに美しい花よりも、ずっとずっと綺麗だろう。気高く、奥ゆかしいが手に入れる事は不可能な高嶺の花.....それにその花は俺の為の花じゃない。それでも欲しい、すごく欲しい、でも自分にその覚悟はあるのか?彼を正式に振り向かすと言う行動を取るには、もしかしたら全てを捨てる覚悟を持たないと行けない。幼馴染と言う関係を断ち切って、もしかしたら俺は気づいたら最低な手段を取って、最終的に嫌われるのは彼にだけじゃなく、他の皆んなにも嫌われる事になるかも知れない。泥水啜って地獄の果てまで悔い改める事しか出来なくなるかも知れない。...なんて考えすぎか。でもそこまでしてやって無駄ですって言われたら自分はどうなる事やら、今はリスクだけは冒さず、毎日、楽しい楽しいオトモダチごっこしてる方が誰も悲しまない、誰を憎む事も無いだろ。そう思っていると千尋くんは自分の手の触れて来た、少しだけ強く握ってくれたお陰で少しだけこの最悪な気分から離れる事が出来る気がする。数秒間だけの間だけど、それだけですごく救われた気分だ。優しい肌の感触。手を伝ってくる暖かい体温。)
「ありがとう」
(そう少しだけ切なそうに、あまり聞こえて欲しくないのか、ボソッと呟いて、優しい笑顔を見せた。環くんが羨ましい。上手く行けばいつかきっと環くんの愛しい人になるだろう。まぁ、環くんは他の子の事が好きみたいだけど...まぁ、どうにかなるだろう。そっと千尋くんの隣へ近づき、猫の写真を見せた。そして気づかれないように、今度は詫びのつもりで塩レモン味のキャンディ2つを彼のポケットの中に入れた。一つは環くんにでもあげなと言う思いで。)
>64様/四条叶多くん
「あははっ!やっぱり叶多くんは優しいねぇ。まぁ、流石に俺も嫌われたくないからさぁ、程々にしてるつもり何だけどなぁー..」
(叶多くんは本当に優しい。好きな子には甘やかしたい...まぁ、そうだよね。それが普通なのかも知れない。だけど自分にタダでそれは出来そうにない。自分が本当は優しい...?それはどうだろうね。少なくとも自分の事を優しいとは思えない。全てを捨てる程の覚悟は無いし、素直にもなれない、ましてや最低な手段を取っていつも好きな人を虐めている。どうしようも無い人間。何時からか、感情も段々と薄れて来たような気がする。心の底から笑ったのは何時だったっけ、最後に泣いたのは何時だったっけ、最後に怒ったのは、何時だったっけ。まぁ、考えても仕方がない。自分を一言で言って自分は捻くれ者だ、素直になれればいいのにな。叶多くんみたいに、もっと自分に素直に、なれればいいのになと心の中で思って)
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