めるてぃ。 2021-02-16 00:06:13 |
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>>59様 / 四条 叶多くん
【教室】
( 彼の意見を聞いて納得した、自分が必要以上に反応し過ぎてしまうから調子に乗るのか、と。とは言え彼の言うように自分の苦手な物なのだから反応するな、と言う方が難しい。意識はしていても突発的に起こったことには思わず反応してしまうものだし、自分が不器用であることは自分が1番分かっている。)
「んん、…彼奴が意地が悪いのが悪いんだな結局、なんであんなに俺に悪戯ばっかすんだよ」
( そう悪態を吐いて大人しく相手に撫でられる。この身長だからかよく頭を撫でられるのだが、最近誰の手がどんな風に撫でてくるのか、どんな体温を自分に与えてくれるのかが分かるようになってきたような気がする。叶多は面倒見が良いだけあってまるで母親に撫でられているような感覚になる、彼に撫でられると何となく気持ちが落ち着いてくるような、そんな気がして。何時しか虫の一件で速度を速めていた心臓は落ち着きを取り戻していた。)
>>58.60様 / 神座 凪斗くん
【教室】
( 叶多のお陰で落ち着きを取り戻していたのだが、相も変わらず笑いを溢している凪斗の顔を見ているとまた先程のことを思い出しそうになってしまって。…可愛いやら大好きやから言ってる彼を見ていると、やっぱり彼奴は駄目だ、もっと俺が叱らないと駄目なんだ、と思い直す。自分は面倒見の良い方だとはとても言えないし、この身長だからか顔立ちだからか怒ってもあまり威厳を感じられないと姉に言われたがそんなことはもうどうでも良い。今度またこんなことをされたらたまったもんじゃない、そう考えていると彼が半ば棒読みで此方に語り掛けてくる。__白くてふわふわな毛並みの、美人さん?言い方を聞く限り、それはきっと"猫"の話だろう。ぴくり、と肩が反応する。否、彼の誘惑に惑わされてはいけない。俺は怒っているんだから。口を噤み続けていると、彼は俺が一、二度程しか話したことがないクラスメイトの天海に手招きをしていて。)
「な……っ…」
( 幼馴染である俺には素直に見せないのに、彼女にはあんなに簡単に見せるのか。その上彼は頬を紅く染めた彼女と連絡先まで交換しているではないか、この湧き上がってくる感情は一体何なのか。画像を見せてくれないことへの彼に対しての怒り?それとも彼女への嫉妬?そもそも嫉妬とは何だ、幼馴染の1人を"取られた"と感じること自体が間違いなのではないか。考え過ぎてしまうのは君の悪いところだよ、と姉に叱られたことを思い出した。「…最低だ、」、思わず呟いたのは彼への当て付けに違いないんだけれど。__あぁ、もう、むかつく。環に会って落ち着きたい。…否、彼に会ったらもっと自分の心は乱れてしまうかも。太一と勇翔と何も考えずに遊びたい。そこまで思考が至ったところで悔しげに唇を噛んで叶多の後ろからずんずん、と歩いて自分より明らかに背の高い凪斗のスマホを持つ腕を掴んで言い放つ。)
「馬鹿!意地悪!…俺にも見せろ、じゃないと絶交する!環にも太一にも勇翔にもチクる!」
( __小学生か。そこまで言って自分で内心で突っ込んでしまう。今時友人に対して絶交だ、なんて高校生が言うものか?きっと言わないに決まっている。けれど言葉は取り戻せない、一度放ってしまったものはもう二度と戻らない。分かっているのなら今更後悔しても遅いことだって理解出来る。恥ずかしくなって頬を紅く染めて暫くしてふいっと顔を背けた。)
>61様/篁 千尋くん
(先程天海さんと連絡先を交換したから妬いてくれたのか、それとも写真を見せてあげなかったから怒っているのか、きっと後者の方の理由だろう。嫉妬してくれる訳が無い、俺は彼の想い人なんかじゃないから。とは言え彼は酷い顔をしている、少しやり過ぎたかな。そして彼の小さな呟きを聞き逃さなかった、最低...そうだね。俺は最低だ。分かっている。ちゃんと分かっている。これは良くないことだって、ちゃんと理解してる、高校生にもなってこういう悪戯、馬鹿げてる。早く嫌って欲しい、そうすれば潔く諦めて応援出来る。でもやっぱり嫌って欲しくない、出来るのなら自分のにしたい、矛盾した感情、可笑しくなりそうだ。彼には彼の道がある、自分のせいで彼の道をぶっ壊したくない。自分のこんな我儘、絶対に口が裂けても言える訳が無い。もし、ちゃんと普通に、素直にちゃんと真面目に愛情を伝えれば良いのに。一瞬だけ表情を曇らせたがすぐにいつもの笑顔に戻る。)
「......えぇー、どうしよっかなぁ?」
(彼からの子供じみた発言に少しだけ驚いてしまい、咄嗟にそう反応してしまった。如何にも彼の怒りの火に油を注ぐような発言だ。けど、どんな理由でそんな事を言ったとしても、言ってしまったものは仕方がない。まぁ、どうにかなるだろう、多分。あぁ彼はこんな事も言えるんだね。実に可愛らしく、愛おしい。小学生はお互い様、って所かな。怒りと恥ずかしさで何度も真っ赤に染まってた頬、今回はいつもより格別に、りんごやイチゴより赤くなって行ってるような気がする。実に綺麗だ。あ、彼がそっぽ向いてしまった。残念、もう少しだけ眺めていたかったが、仕方ないか。そう思って、ゆっくりとこちらへと手招きし)
「うーん、分かった!じゃあこっちへ来てくれたら、見せてあげるよ。ほら、機嫌直してコッチへおいで?....大丈夫、今は何もしないから.....ね?」
(子供を諭す様な優しい声で、そっと其方へ手を差し伸べて、小さく首を傾げて彼の様子を伺う)
>>62様 / 神座 凪斗くん
( __彼の笑顔が一瞬曇ったのは、気の所為か?
まるで太陽に一瞬だけ雲が重なったような、そんな違和感を覚えて。何だか奏でるメロディーの中に一度だけ出てくる和音の音を外したかのような。頭の中に出てきたその疑問は彼の意地の悪い返答によって何時しか姿を消してしまって。"どうしよっかなぁ"、なんて、これ以上どんな風に伝えたら良いのだろう。時々自分の感情の形が分からなくなるのは、言葉で形容出来なくなるのは、人間の性質なのかもしれない。物書きや音楽に精通する人間はこんな時きっと文字を書いて、音を奏でて、感情を表現するのだろうな。今は手元にノートも無ければピアノなどある筈もなく、この感情は言葉で表現するしか無さそうだけれど。)
「…む、…」
( 子供扱い。確かに先程の反応は子供っぽ過ぎたかもしれないが、そんな風に諭されると自分が一方的に悪さをしたかのような気分になってくる。差し伸べられた手をちらり、と窺って少しだけ迷って、彼の手を取った。…否、取った、というのは正しくない。まるでハイタッチをするかのようにぺち、と叩いてみただけ。幾ら幼馴染だとは言え手を握るのには抵抗がある、そんなことをしたら彼を狙う女子生徒から何を言われるか分からない。女の恐さは姉のお陰で充分に理解しているつもりだ。…けれど何故だか、伸ばされた彼の手から目が離せなくなって、ぎゅっと握ってみる。力を入れたり弱めたり、そうして数秒を過ごしてぱっと手を離した。環に、というより皆に見られたら色々とまずいような、そんな気がする。友人同士のスキンシップと言われればそれまでだが。)
「…嫌いとかじゃないから、早く見せろ、馬鹿凪斗」
【教室】
>>60様/凪斗くん
まぁ言いたいことは分からないでもないけど…凪斗は本当は優しいんだから千尋にも優しくしてやれよ?たまになら意地悪もいいかも知れないけど。それに俺は意地悪より甘やかしてやりたいから。相手の見れない一面が見れるのが嬉しいのは同意だけどな。
(幼なじみとして相手が優しいのは知っているだけに、千尋ばかりに意地悪をしてしまうのを少し不可解に感じ。確かに千尋が一番、反応してくれそうではあるが。逆に自分は可愛い子や大好き、そう言えるあいてならば甘やかしたいほうで。相手の言葉が本気かどうかは分からないが、臆面なく素直に口に出来る部分に羨ましさも感じ)
>>61様/千尋くん
まぁ凪斗も悪気は…あるのかも知れないけど。あれも凪斗なりのコミュニケーションとかなんじゃないかな?
(確かに凪斗が相手にばかり意地悪をしているは事実だが、それを認めてしまうと千尋の肩を持つことになってしまう。自分にとってはどちらとも大切な幼なじみ、中立の立場でいたい気持ちもあり。そのためどちらにも波風が立たないような言葉を選び。しかしそのままでは相手が可哀想かと思い相手に「手、出して?」と声を掛け)
>63様/篁 千尋くん
(先程の子供扱いは気に入らなかった様だ。まぁ、そうだろう。彼はもう高校生なんだから流石にこんな感じに子供扱いするのは怒るだろうね。それにまるで責任を押し付けて、全部そっちが悪いみたいになってしまったけど、悪いのは此方だって分かってる。まぁ、素直に謝ることが出来ればどれ程楽だろうか。千尋くんは昔からずっと素直な子では無かった、でも彼はなんやかんやあっても最終的にちゃんとありがとうと言えるし、謝ることも出来た。彼の事を知らない人はきっと彼のその対人態度で少しだけひねくれてそうに見えるが、実際凄く、凄く優しい人で、誰よりも美しい。どんなに高価な宝石も、どんなに美しい花よりも、ずっとずっと綺麗だろう。気高く、奥ゆかしいが手に入れる事は不可能な高嶺の花.....それにその花は俺の為の花じゃない。それでも欲しい、すごく欲しい、でも自分にその覚悟はあるのか?彼を正式に振り向かすと言う行動を取るには、もしかしたら全てを捨てる覚悟を持たないと行けない。幼馴染と言う関係を断ち切って、もしかしたら俺は気づいたら最低な手段を取って、最終的に嫌われるのは彼にだけじゃなく、他の皆んなにも嫌われる事になるかも知れない。泥水啜って地獄の果てまで悔い改める事しか出来なくなるかも知れない。...なんて考えすぎか。でもそこまでしてやって無駄ですって言われたら自分はどうなる事やら、今はリスクだけは冒さず、毎日、楽しい楽しいオトモダチごっこしてる方が誰も悲しまない、誰を憎む事も無いだろ。そう思っていると千尋くんは自分の手の触れて来た、少しだけ強く握ってくれたお陰で少しだけこの最悪な気分から離れる事が出来る気がする。数秒間だけの間だけど、それだけですごく救われた気分だ。優しい肌の感触。手を伝ってくる暖かい体温。)
「ありがとう」
(そう少しだけ切なそうに、あまり聞こえて欲しくないのか、ボソッと呟いて、優しい笑顔を見せた。環くんが羨ましい。上手く行けばいつかきっと環くんの愛しい人になるだろう。まぁ、環くんは他の子の事が好きみたいだけど...まぁ、どうにかなるだろう。そっと千尋くんの隣へ近づき、猫の写真を見せた。そして気づかれないように、今度は詫びのつもりで塩レモン味のキャンディ2つを彼のポケットの中に入れた。一つは環くんにでもあげなと言う思いで。)
>64様/四条叶多くん
「あははっ!やっぱり叶多くんは優しいねぇ。まぁ、流石に俺も嫌われたくないからさぁ、程々にしてるつもり何だけどなぁー..」
(叶多くんは本当に優しい。好きな子には甘やかしたい...まぁ、そうだよね。それが普通なのかも知れない。だけど自分にタダでそれは出来そうにない。自分が本当は優しい...?それはどうだろうね。少なくとも自分の事を優しいとは思えない。全てを捨てる程の覚悟は無いし、素直にもなれない、ましてや最低な手段を取っていつも好きな人を虐めている。どうしようも無い人間。何時からか、感情も段々と薄れて来たような気がする。心の底から笑ったのは何時だったっけ、最後に泣いたのは何時だったっけ、最後に怒ったのは、何時だったっけ。まぁ、考えても仕方がない。自分を一言で言って自分は捻くれ者だ、素直になれればいいのにな。叶多くんみたいに、もっと自分に素直に、なれればいいのになと心の中で思って)
>主様
( / pfの受理、ありがとうございます!気に入って頂ける子が生まれてくれてよかったです…!どうぞ、よろしくお願い致します!
>皆様
( / pfしかり、レスしかり…スローペースで申し訳ありません。⑤桐嶋環でごさいます、どうぞよろしくお願い致します!とりあえず教室の方は半数がいるようなので、外に出てみました。校門前にいらっしゃる勇翔様、駐輪場にいらっしゃる太一様、宜しければご一緒に絡めましたら嬉しいです!
【自宅】
( 鳴り響く目覚まし時計の音と共に部屋を出るとそのまま隣の部屋のドアを開ける。けたたましく音を立てる目覚ましを止め妹を軽く揺すりながら朝だと声をかけ、「あと5分」という言葉にため息をつくまでが最近の朝のルーティンである。妹が朝活を始めると意気込んで1週間経つが実行された試しがない。早々に起こすことを諦めて1階のリビングへ向かい、朝食の準備をしてくれている母に挨拶をする。既に身支度は整っているため朝食を食べ終えると歯を磨き、前日にきちんと用意されたカバンを持ち家を出る。その際にバタバタと階段を降りてくる慌ただしい足音に本日2度目のため息をついた )
【校門】
( 学校に着き1度生徒会室に寄って腕章を付けると、副会長、書記1名と共に校門へ行く。今日は風紀委員と共同で風紀チェックをする日で、生徒玄関に設置されている贈呈品の大きな姿見をちらりとみやり自身の身なりに問題がないか確認する。今日は生徒会長に就任して初めての活動となるためより一層気を引き締めて挑まなければならない。全生徒の手本となるべく立場の為一切の乱れも許されない、とネクタイを締め直し背筋を伸ばす )
おはようございます。…あ、君、リボンが緩んでいるよ。ちゃんと直しておくように
( 風紀委員と並び登校してくる生徒に挨拶を返し、着崩していたりアクセサリーを付けている生徒に声をかけて行く。バス通学生の波が過ぎて少し落ち着いた頃、生活指導担当の教師に声をかけられ何かと小首を傾げる。曰く先程幼なじみの1人が早速チェックに引っかかったようで。内心、あの天真爛漫な幼なじみは言っても次の日には忘れてしまうだろうな、と思いながらも教師には自分からも注意しておきますと一言述べ。ふと、校門前がザワついているのに気が付き目をやると見覚えのある黒の高級車が停車しているのが目に入り。そわりと浮き立つ心情を表に出さないよう1つ小さく息を吐き、新入生の注目の的となっている場所へ足を進めた。目的の人物を見つけると挨拶とともに声をかけ )
…勇翔、おはよう
>>64様 / 四条 叶多くん
( 凪斗に近寄る前に、悪気は無い、凪斗なりのコミュニケーション、と彼は言った。周りをよく見ている彼がそう言うのだから間違いないのだろうけど、如何しても納得はいかない。コミュニケーションがしたいのならもっと周りにも手を出せば良いのに、なんて凪斗の好意に気が付いていない彼はそんなことを考えていて。人の感情とは難しいもの、全て目に見えれば良いのにと思うけれど__それはそれできっと息苦しい生活を送ることになってしまいそうだし、環にこの気持ちを知られたらと思うと顔から火が出てしまいそうだ。そもそも他人の感情が全て理解出来る人間なんてこの世には居ない、ならば無理して理解する必要はない、かもしれないが。そこまで思考が至って彼の言葉に首を傾げつつ、手を出した。)
「手を出す…?ま、良いけど」
>>65様 / 神座 凪斗くん
( 彼から何処か切なげに紡がれた"ありがとう"、ピアノで耳を鍛えられている自分にははっきりと聞こえていて。如何してそんな声で礼の言葉なんて紡ぐんだ、それを聞きたかったのに口元は上手く動かなかった。ただ迷ったように目線が動いただけで、悪態を吐く筈の口は噤んだままで。時折自分の口には意思があって、いつか一人でに動き出してしまうかも、なんてそんなことを思い始めて。想像力、というのはとても__余計だ。中途半端な想像力程邪魔なものはない。自分だけぐるぐる考えるのは確かに嫌いで、でも相手を分かりたくて考えて、空回り。…何時ものパターンだ。
こんな時環がいたら、そうやって環にばかり頼ってしまう自分も本当は嫌いなのに。縋りたくて、甘えたくて、でも結局出来なくて甘やかされて。__あぁ、何だろう、ピアノが弾きたくなってきた。)
「うわっ、か、可愛い…っ…!お前この子何処で見たんだよっ、普段から此処にいんのかな…?な、放課後皆んなで見に行こうぜ!」
( ピアノが恋しくなっている自分に見せられたのは先程彼が言っていた情報通りの猫の姿で。あまりにも可愛くて、こんな野良猫が存在していて良いのかとも思い始めて、思わず瞳を輝かせて彼に提案をする。自分の家路への道とは少し逸れることになってしまうが、それでも構わない。姉には少し遅くなる連絡をしておけば良いし、晩飯の支度にだって間に合うだろうから。)
>68様/篁 千尋くん
「ね、可愛いでしょ!」
(写真を見せたら相手は目を輝かせて、凄く喜んでくれた。見ていると自分まで嬉しくなり、気づいたら、自分のいつも作っていた作り笑いは剥がされていて、久しぶりにちゃんと本心で笑えた。千尋くんは本当に凄い子だ、彼のする事、見せる表情、その一つ一つで自分に多く影響してくる。意地悪して見せてくる拗ねた表情、可愛いものを見てそのマシュマロみたいに柔らかい頬が緩み、そのいつも透き通るように輝いているグラスの様な瞳がさらに眩く輝き、色んな表情を見てきたが....やはり彼のこの笑顔が一番だ。甘い、甘い。どんな甘味でもデザートでも、きっとこの笑顔より甘いものはないだろう。胸焼けがしそうに甘い。でも彼の笑顔はまるで劇薬の様、一度見てしまったら中毒になってしまいそうな程に惹き付けてくる。でも摂りすぎると後戻りが出来なくなって、全てを独り占めしたくなってしまう。駄目だと分かっている、それでも尚、また見たくなってしまう。.....偶になら、少しだけなら......いいよね。意地悪ばかりじゃなく、偶に甘やかす事も大事だから。じゃないと嫌われるから、とそうやって自分を諭す。)
「うーん、そうだねぇ...いいと思うよォ?でも大人数で行って、逃げられないと良いけど...」
(明るくそう言って、少し考える素振りをした。少しだけでも二人きりで一緒に居られる時間が欲しかったのか、思わずそう言ってしまった。かと言って別に彼に対してやましい事をしたい訳じゃないけど、少しだけでも、全くチャンスは無い訳じゃないから、そう心で密かに思った。)
【教室】
>>65様/凪斗くん
優しいかな?普通だと思うけど…。玩具とは言え、虫はやり過ぎなんじゃ…千尋が大嫌いなの知ってるだろ?
(幼なじみ然り、双子然り、甘やかすことが自然と多かったため、それが自分にとっては特別なことではなく当たり前になりつつあり。それが好きな相手となれば尚更のこと。甘えられると言うのは相手から信頼を得られていることを感じられることで。相手は嫌われないようにとは言っているが千尋の大嫌いなものをポケットに忍ばせるのは果たして程々と言えるのかと内心考え。自分は幼なじみに悪戯をしようと思ったことはないため、どんな悪戯ならば程々と言えるのか基準が分からず)
>>68様/千尋くん
(腑に落ちない表情はしているものの何とか納得してくれた様子の相手に一先ずは胸を南で撫で下ろし。意地を張ってしまうところはあるが、根は素直な相手は諭せばわかってくれる、それをわかってやっていることに良心の呵責が無いわけではないが、それが一番平和的に済ませる方法で。これまた素直に手を出す相手の手の平に個包装の飴やチョコ、ガムなどをいくつか乗せにこりと笑みを浮かべ)
はい、いい子の千尋にご褒美。
【校門】
>>66様 / 桐嶋 環くん
(どうにも他人からの視線には慣れない。長く付き合いのある幼馴染の五人とだって、ここ数年でようやく普通に話せるようになったぐらいだ。人見知りとコミュ障が災いして言葉を発するのにかなり時間がかかるのを彼らは辛抱強く待ってくれていたし、居場所だって与えてくれた。だからこそ彼らが困っていたらできる限りのことをしたいと強く思う。そのせいか幼馴染たちと他人との距離感は全然違うものになってしまっているのが現状で。他人の目から離れたいと思う気持ちと、早く教室に行って密かに想う叶多の顔を見てホッとしたい気持ちからいつもよりも歩調が早くなっていく。そんな矢先に自身の名前を呼ぶ声に反射的に立ち止まった。視線の先にはこの間生徒会長に就任したばかりの幼馴染、環の姿があり少し控えめな笑みを浮かべてわざわざ挨拶をするためにやってきてくれた幼馴染に少し周りを気にしながらも挨拶を返し)
おはようございます、環くん。今日は何かあるんですか?風紀委員の人もいるようですけど……。
(/絡んでくださってありがとうございます!よろしくお願いします)
>>69様 / 神座 凪斗くん
【教室】
( 考える素振りを見せた彼が言った言葉に'確かに'、と納得した。大人数で近付けば猫が怖がって逃げてしまうかもしれない、それは嫌だ、けれど見るなら幼馴染全員で見たい__思わず唸って迷ったように視線を泳がせる。取り敢えず人馴れしているかだけ先に見に行くのもありかもしれない、出来れば環と一緒に帰りたいが彼は生徒会の仕事で忙しいだろうし、と散々考えた挙句に答えを出した。)
「んじゃ今日は2人で見に行くか、お前俺を置いてくなよ、一緒に帰るんだからな!」
( 所謂仁王立ちをして相手を見上げる、彼と目を合わせようとすると首が痛くなるのは身長の差だ。彼が縮めば良いのに、それか自分がもっと大きくなれば良いのに。昔は身長が伸びると信じて毎日牛乳を欠かさず飲んでいたものだが、今となってはそれも迷信をと分かって飲むのを控えている。そういえばピアノを始めれば手の指が伸びるだとか言われていたが、それも迷信だったのか。自らの手を開いたり閉じたり、それを繰り返してむすっと不機嫌そうに顔を顰める。神は不平等だ、如何してこんなに目の前の相手は顔が良くて身長も高いのに自分はこうなのか。考えるだけ無駄だと知っているが、如何しても思い悩んでしまうのが人の性。仕方がないと諦めて、暫くの沈黙がその場を流れた後、思い出したように紡いだ。)
「そう言えば、太一と勇翔と環遅いな…?…や、環はアレか、生徒会の仕事か……迎えに行く、?いや、邪魔になるか…」
>>70様 / 四条 叶多くん
( 差し出した手のひらに乗せられたのは、個包装の飴やチョコレート、ガムの数々だった。"良い子"だと言われて照れたように目線を逸らしたが、嬉しいのに違いはない。こういうことをするから此奴のことは好きだし、その優しさに甘えてしまうのだろう。表情こそ変わらない、否、若干嬉しそうに頬を緩めているものの纏う雰囲気は何処かふわふわしていて、嬉しいのが丸分かりで。誰と食べようかな、やっぱり環かな、なんて気付けば彼のことばかり考えてしまう__まるで少女漫画の主人公みたいだ。可愛げのない自分がこんな風な感情に振り回されているなんて環が知ったら、笑われてしまうかもしれない。呆れられるかもしれない。そんなことを考えながらポケットにそれらをしまって、珍しくにっと笑って見せた。)
「さんきゅ!…お前、…そーゆーとこほんと、良い奴だよな」
( ぼそっ、と照れ臭そうに呟いた。偶には彼だって素直になることくらいある、幼馴染に対しての気持ちはきっと相手に負けないくらい大きいから。普段悪態を吐くばかりの口もこうした優しさに触れると、弱い。上記の言葉を言った後に、しどろもどろして目線を泳がせたのは、照れ臭さと__相手に素直に気持ちを言えたことへの、嬉しさから。)
>70様/四条 叶多くん
「えぇ、優しいよ?誰もがそう人を思える事無いからさぁ。まぁ、今回ばかりはちょっとやり過ぎたかも知れないと思う。でも同じ悪戯は何度も繰り返さない主義なので、もう二度としないよォ」
(縦にうんうん、と頷き、「それに毎度毎度同じだとつまんないしさ」そう付け足して、小さく首を傾げてにっと笑った。確かに綺麗なアゲハの玩具であれど、それは虫である。千尋くんが虫が嫌いだって事は幼馴染周知の事実、でもどこからが嫌いのラインに入るのか少し気になってこうやって見たが...改めて思うとなんかやり方が違うような気がする。いや絶対違うな!これは逆に虫に対しての恐怖心を更に上げさせる行為であると今更気づいた。まぁ、もうやっちゃったし、取り返せないから。改めて考えてみれば、てへっ!やっちゃいましたーって感じで済まされる訳じゃ無さそうだけど、後々何とかするとしよう。)
「あーっっ!ちーたんだけずるい!!贔屓だー!」
(周りの人に笑われても気にせず、お菓子を千尋くんに渡す叶多くんを指さす。まぁ、自分はもう子供じゃないし、菓子何て自分で買えばいいし、それに自分から見ても自分は絶ッッッ対に良い子では無いので、貰う義理は無い。でも何となくそう言って)
>72様/篁 千尋くん
(どうやらやっぱり千尋くんは皆んなと一緒に見に行きたいようだ、目が泳いでる。やっぱり楽しむなら皆んな一緒の方が良いだろう、それは仕方ないことだ。別に全員で一緒に居る事には抵抗がない、少しだけ二人きりになりたかったが、皆んな大好きだし、また二人きりになれるよう今度誘えば良いってこと。普通に歓迎だが......おぉどうやら彼は納得してくれたようで、見上げて来た。.....ふむ、背が小さいな。何度も思った事だ、昔から身長伸びるように努力してるところをずっと見てきたけど、中学の頃から一向に伸びてない気がする。それは遺伝子のせいか?彼の両親は背が高かったっけ.....それとも何か他の原因なのか?例えば、病気とか....病気でないと良いけど。流石にここまで努力して報われないのは悲し過ぎる、だから体の特徴関係の事だけは絶対に弄らない事は自身のモットーだ、流石に酷すぎるから。きっといつか伸びるだろう、ただ成長の速度が人より遅いだけ。きっとそうだ。今のままでも充分可愛らしくて自分は好きだが、本人は嫌だろうし、まぁ、自分はなんにも出来るわけじゃないから、見守る事しか出来ない。)
「んー俺は別にいいよォ?だーいすきな環くんは連れてかなくて良いのぉ?」
(ぐいっと彼の手を引き、顔を彼の耳元に近づけ、くすくすと悪戯っぽく笑ってそっと囁いた。わざと彼の想い人、環くんの名前を出した。怒られるだろう。何度もやってきたけど、彼を皆の前に辱めてる真似だから。でも構わない、どうせ自分のにならないんだから。本当に自分が最低で反吐が出る、それと同時に自分の頭がおかしくて失笑してしまう。そうやって意地悪しないと、自分は平然を保てないから、許して欲しいと同時に許して欲しくない....許さないでくれ...と心の底で思って)
「あ、確かにあの三人今日遅いねぇー。なんかあったのかなァ....流石に環くんの邪魔にはならないんじゃない?行ってきなよ」
(彼を引きなはして、そう答え、ヒラヒラと手を振って、柔らかく微笑む)
【教室】
>>72様/千尋くん
(すぐに目を逸らしてしまうも相手の纏う雰囲気から喜んでいるのは明白で。しかしそれを言ってしまうと、この幼なじみはきっとムキになって否定するだろう。わかっているからこそそんなことはしない。お手軽かとは思うが、自分の行動で相手は喜んでくれて落ち着いたのならそれに越したことはなく。恋慕心はない。それでも昔も今も大切なのは変わらなくて。変わったのは自分が幼なじみの一人に親愛から恋慕に変わった感情を持ってしまったことだけで)
…どういたしまして。また苛められたらおいで。いい子の千尋にはご褒美くらいあげるから。
(珍しく素直な感情を口にする相手に自然と笑みが浮かび、相手の頭をポンポンと撫で。いい子にご褒美、と言うのは主に双子に使っていた方法で。お手伝いをする、我慢する等の場面でお菓子をあげていたらそれが習慣になり、自分もそれに対してお菓子を常備するようになった。お菓子で落ち着かせられるなら、持っておいて良かったとこの時ばかりは双子に感謝して)
>>73様/凪斗くん
それは周りに小さい子が多いからだと思うけど。小さい子は気を配ってあげないと危ないからな。…悪戯を控えるという選択肢はないんだな。お手柔らかにな?
(双子の同級生と遊んであげることも多く、自分が人の事を思えているように見えるのはそのせいだと告げて。繰り返さない、やつまらない等の台詞から悪戯を控えたりやめる気の無いことが窺え思わず溜め息が洩れ。言っても相手にその気が無いのならば無駄なことはわかっているため、過激な悪戯はしないようにとだけ忠告して)
なんだ、凪斗もほしいのか?って言ってもこれは御褒美だしなぁ…。
(ずるい、だの贔屓だの言う相手にそんなに欲しかったのだろうかと首を傾げ。ある程度ストックはあるものの、千尋にご褒美と称してあげた手前、相手には何に対しての御褒美と言って渡そうかと悩み。普段から千尋以外には優しい気はするが、優しいから御褒美と言うのも何か違う気がして。スボンのポケットの中にある個包装のお菓子を指先で転がしながらどうしたものかと考え)
>71様 / 鴉取勇翔くん
あぁ、今日は風紀委員と合同で風紀チェックの日だよ。勇翔は…うん、問題ないね。多分、みんなもう教室にいると思うよ。俺ももう少ししたら教室に戻るから、先に行っていて
( 他人の目を人一倍気にする幼なじみ、そんな彼が自分にちゃんと挨拶を返してくれた。ただでさえ新入生の注目の的になっているのに…自分と話すことで更に視線を集めてしまったら可哀想だと思いながらも、小さく笑みを見せる相手に思わず頬が緩む。勇翔のこの笑い方も好きだ、派手な華やかさはなくとも十分すぎるほど心を彩る。自分の心をここまで高揚させるものは滅多にない。出来ることならもっと話して色んな表情を見せて欲しいが、如何せん今自分には仕事がある。勇翔も早く教室へ行きたいだろうとサッと相手の身だしなみを確認し、名残惜しさを感じながらも教室へ行くよう促し )
( / まだ絡んだばかりの状態で教室に促してしまった私の技量と環の生真面目さをお許しください…!
>>73様 / 神座 凪斗くん
【教室】
( 悪戯っぽく笑みを溢した彼が耳元で囁いた言葉に折角引いてきた熱がまた顔に集中して。如何してそんなことを言うんだろう、もしかして彼は気付いている?、浮かび上がる疑問に答える声は無い。思わずべしっ、と自らの手を引く彼の手を叩いたのは、羞恥心からで。否定しないと、けれど口が思うように動かなくて暫くの沈黙がその場を支配する。この状況での沈黙はあまりにも気まずくて、頭の中で整理しないまま咄嗟に言葉を放った。)
「別に環のことなんて好きじゃな__っ…い、こともない、けど…」
( 恋愛初心者な自分に対して恋愛経験豊富な相手、この2人が対峙したら一方的に自分が不利なことに違いは無い。そんなこと初めから分かっていて、反論しても意味が無いことも薄々分かっていた。俯いて次に発する言葉をきちんと整理することにする、このままだと何を口走るか自分でも予想出来ない。一度深呼吸をして、相手のことを見上げて、彼のひらひらと振った手を捕まえて、小さく首を横に振った。)
「…今日はお前と2人で帰るって決めたし、…どうせ後で会えるし、今はお前と喋りたい、…って、言うか、お前が喋りたくねーなら俺は…環、迎えに行くけど」
>>74様 / 四条 叶多くん
【教室】
( ぽんぽん、と頭を撫でられ"いい子"と言われたことに嬉しそうにはしたものの、どうにも昔から子供扱いされているという風には感じていて。いつか大きくなったら子供扱いしてやる、なんて思っていたものだが今となってはこの優しさに甘え切っているのを理解していて。きっと彼の優しさに触れたら誰だって絆されてしまうに決まっている。そして彼の前では誰だって子供っぽくなってしまうものだ、きっとそう。そんなふうに確信した気持ちを抱えられるのは幼い頃から時を共に過ごしてきたからに違いないから。彼に恋人が出来たらどんな感じだろう、突発的に浮かんだ考えに少し思案する。彼は根っから優しい人間だから、恋人を甘やかして、甘やかしまくってダメにしてしまうかもしれない。そんな風になっても愛してくれるだろうから、また困ったもの。そんなことを考えつつ彼に返答して。)
「なんでそんな頼りになるんだよ、…あー…叶多と環が身近に居るとダメになりそう」
【校門】
>>75様 / 桐嶋 環くん
(少し硬さのあった表情に緩みを感じて彼もまた自分と同じように生徒会長としての仕事に緊張していたのかもしれないと思うと、完璧に見える彼が身近に感じる。やっぱり幼馴染は良いな、なんて感動を覚えながらも生徒会長である環の口から風紀のチェックと教室へと向かうように促す言葉を耳にすると、そういえば急いでいたことを思い出した。腕時計で時間を確認して顔を上げた時に、視界に映る駐輪場にもう一人の幼馴染の姿を捕らえると、このままだとタイミング的に太一と共に教室に行くことになり、結果叶多の喜ぶ顔を見るかもしれないと悟ると一瞬困惑した瞳になるが、すぐにいつもの表情へと切り替えて、目の前にいる環に微かに縋るような声を出し)
それなら僕、待ちます。ちょうど太一くんも登校してきたみたいですし、一緒に行きましょう。
(/いえいえ、お気になさらず。こちらも結局はヘタレらしいので助けを求める感じになってしまって……。)
>>41様
(/よろしければ一緒に絡みませんか?三人で教室に向かいませんか?)
>74様/四条 叶多くん
「あぁー、確かに叶多くんの周りにいつも可愛いおチビちゃん達が群がってるからねぇ.....納得。...うん!悪戯は辞めるつもりは全くない!でも、洒落にならない程最低な悪戯は絶対にしない、俺も一応人の心を持ってるからさ!」
(ワクワクと目を輝かせながらそう言い切る。罪悪感は今でも偶に感じるが、何年も続いてきたせいか、今は最初の頃より慣れて、今この関係が一番心地良いとまで、偶に思ってしまう事がある。それに結構楽しい.....だなんて思ってしまう程。もう今更後戻りは出来ないし、何なら最後の最後まで、このままで居たいとも思える。子供の頃から今まで、千尋くんが自分の事を本気で嫌って来ないのはもう本当に奇跡に近い、幾らちゃんといつも欠かさずアフターケアをしていても、彼は自分のにはならないから。きっといつかは自分の元から離れて、もしかしたら環くんの元じゃなくとも、いつか他の誰かの元へ行くだろう。彼が欲しけりゃもっと頑張らないととは分かっている。それでもただただその時が来るまで、胡座をかく事しか出来ない、本音を言えば、そう、自分にその勇気が無いから。本当に情けない。相手は同じ男、ましてや幼馴染、大切な大切な、憧れの人、そもそも今こうやって話し、傍に居られて、ましてや意地悪出来るだけで凄く幸せだ......そんな事思って、女々しく悲劇のヒロインぶる自分が大いに腹立つ、そしてそう思っていても行動しない自分に虫唾が走る。最初っから決めている、例え彼が誰の所へ行こうとも、自分は絶対に悲しまないという事、まぁいっかって軽い気持ちで彼を見届ける事、そして心の底から祝福するという事。自分に比べて、叶多くんはしっかりしている、皆んなの兄の様な存在。何時も人に優しく、人を甘やかす事が上手い。でも彼も一人の人間だ、悲しい感情や辛い事は免れない。そしてふと偶に考えてしまう事がある、何時も人に頼られて生きてる彼は、自分が誰かに頼りたい時はどうしているのだろうか。相手はまた誰だろうか....親?我々友人?いや....今まで見た事が無いな。やはり恋人だろうか? でも今はそう言う関係にある様には見えないけど。何事も自分一人で抱えてそうな彼、何時かちゃんと彼自身頼れる人が居る事を心の中で願う。)
「あーそれ冗談だから気にしないで!ただ言ってみただけだからさ!菓子ぐらい自分で買えるし、ましてや意地悪ばかりしてる悪い子に御褒美は与えちゃダメだよぉ?」
(くすくすと笑って彼の肩をポンポンと叩き)
>76様/篁 千尋くん
(彼のその挙動不審な態度とその普通の人には絶対に向けない様な表情....やはり間違っては居ない様だ、彼の想い人は環くんだ。彼が環くんへの気持ちを表す態度が露骨で普通に自分にはバレているが、やはり確信は欲しかった。)
「へぇー?満更でも無いじゃん!」
(くすくすと笑い、再び彼の耳元に近づき囁いた。そう言い終わると、頑張れと言いたかったが、口が噤む。代わりにポンポンと彼の背中を撫でた。まぁ今はちゃんとした確信を持てただけで充分か、後は自分がどうするか次第って所かな。これからは諦めて、彼の手伝いをするか、それとも、彼の邪魔をするか、はたまた今まで通りに何も手を出さないで傍観しているか。そう思っていると彼はいきなり自分の手を掴んできた。少しびっくりしたが、すぐに意地悪な笑みを浮かべて)
「.....あんらァー!二人きりだなんてちーたんダイターン!!俺惚れちゃう!ちーたんにしては随分熱烈なデートのお誘いだねぇ!放課後デート、楽しみにしてるよォ!」
(まぁ、もう惚れてますけどね。と心の中で思いながら、先程の態度が全くの嘘かのように、くすくすと冗談半分でそう言い、彼を茶化す。彼にはもう想い人は居る、でもそうやって言ってくるなんて、中々諦めきれなくなるじゃないか...と言いつつ、凄く嬉しいが、同時に少しだけ残念と思った。周りがジロジロと見て来る、でも今日ばかりは譲れない、今まで殆どクラスメイトか、それか知らないほかのクラスの誰かに声掛けられて帰ってきたけど、今日だけは絶対に彼と一緒に帰る。中々出来ない事だからすごく貴重。)
「あぁ、放課後、とっておきの悪戯用意して来たから、楽しみにしててねぇ!」
(ニヤニヤと笑顔を浮かべて、目を輝かせた。)
>>78様 / 神座 凪斗くん
【教室】
( 耳元で再び満更でも無い、なんて言われて返す言葉が無くなってしまう。仕方ないじゃないか、本当に好きなんだから、好きじゃないふりなんて出来る訳ない。自分の気持ちに嘘なんて吐けない、そんな風に何時もみたいに言えたら良いのに、こんな時に限って自らの口は言葉を紡ぐことを拒絶するから。ぽんぽん、と何処か励ますように自らの背中を叩く彼の姿を瞳に映す。__…やっぱり、イケメンだ。むかつく。憎たらしいくらいに顔も、声も、正確には少し難ありだが、良い。女子が放っておく筈ないのも分かっている。でも心の何処かで彼を取られたくない、と思っているのはやはり幼馴染だからであろう。友人を彼女に取られることに対して嫉妬の念を抱いている自分も如何かと思うけど。)
「…っは!?デ、デートじゃねぇし、ふ、普通に友達同士で帰るだけだろうが馬鹿!勘違いされるような言い方すんなっ、視察だよ視察!」
( あれやこれやと考えている間に彼から放たれた言葉に顔を真っ赤にして悪態を吐く。彼が自分を揶揄っているのは百も承知だ、でもやはり反応してしまう。さらっと流せる気がしない。こういうところが子供っぽいんだろうな、というのは充分理解している筈なんだが。…ふと、頭に、彼が女子と帰っている風景が浮かんでくる。何時ものようにへらへらと笑っている彼の姿を想像すると少しだけ、もやもやするような、そんな気がしないでもない。まるで好きな玩具を他の子に奪われた時みたいな。それは兎も角彼はデートなんてし慣れているんだろうな、極意でも教えて欲しいものだ、それならば自分も環と__なんて、あぁもう、また環のことを考えてしまっている。再び思案している時に顔を上げれば、クラスメイトの注目が自分達に集まっていることが分かり、明らかに動揺を露わにしてしまう。他人に注目されるのは苦手だ、ピアノを目にすれば別だが。)
「っ、誰が楽しみにするか!絶対引っ掛からねーからな、絶対反応してやんねーんだからな…っ!」
>>76様/千尋くん
千尋?何、考え込んでるの?何でって言われてもなぁ…。まぁ…これでも長男だから?環はなぁ…俺より余程しっかりしてるし…。
(思案顔を見せる相手に、まさか自分の事を想像されているとは知らず、首傾げ。何故頼りになるのかと問われれば、自覚はないものの思い当たるのは双子のこと。双子に母親の記憶は殆どないだろうことから双子には兄として出来る限りのことをしてあげたいと思っているし、望むこともある程度は叶えてあげたいと思っている。その想いからしてきた行いのせいだと思い、長男だから、と告げて。おなじく幼なじみの環の名を聞けば、そちらには納得して同意するように頷き)
>>78様/凪斗くん
まぁ子供は好きだし慕ってくれるのは嬉しいからな。ただたまに予想も出来ないような行動をしてくるから…そこはヒヤヒヤするけどな。もし遠くで迷子にでもなられたら俺も帰れるかどうか…。…うん、そうか。その人の心とやらが良心的であることを願うよ。
(子供は好きなので遊ぶのは苦ではないが、理屈で動いてくれないのが子供。もし自分も慣れない土地で迷子になられた日には、と考えただけで恐ろしくなってくる。今までの経験上、自分が方向音痴なことは流石に理解していて、慣れない地で迷子になられようものなら迷子になった子を見付けたとしてその後、元の場所に戻れる自信はなく。その自信無さげな声音のまま、ボソリと呟き。やめるつもりはない。そのいっそ清々しい程の言葉にこれは何を言っても無駄だと再度、強く感じ)
え?冗談だったのか?まぁそりゃ高校生だしお菓子くらい買えるだろうけど…買えるか買えないかの問題じゃないような…千尋だって買おうと思えば自分で買えるだろうし…。
(確かに相手の言う通りお菓子くらい買えるのだろうが、今回は御褒美という名目で千尋にあげたため、買うか買えないかの問題だろうか、と少し悩み)
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