『 』 2021-02-12 19:12:06 |
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>39 晃さん
すごい。 ( やはり音楽は偉大であり、心落ち着かせる力があると思う。低音の効いた何とも心に染みる曲が終わりを迎えると、切なげな気分になってしまうのは確か。だが、彼女の音色の感想を伝えたい気持ちが上回る。ごちゃごちゃとした心を落ち着かせようと発した言葉は、何の飾りもない凄いとの感想で。本当は伝えたい程に素敵な部分はもっとある、だけどそれを自分の言葉では表せれない。少しそのことを残念に思いつつも、頭にはまで演奏が残っており。何だか家に帰るのは名残惜しいな。そう思い、話を探り探りに辺りを見渡していると自然と口から話題がててきて ) 曲名を聞いても良いですか?
>40 奏さん
そう、です。 ( 何か買うか悩んでいる最中、聞き慣れない声が自分を呼ぶ。何事かと声がする方へと視線をやれば、そこには花屋で普段から見る店員さんではない店員さんの姿が。珍しいなと僅かに笑みを浮かべると、親切に気を使って訊ねてくれた質問にはそうだと答えを返す。候補ば徐々に完成してきたのだが、やはり悩ましい物は悩ましい。折角だから花のプロに選んでもらうのはどうかと思考を巡らすと、白のカーネーションと赤のカーネーションを指差し首をかしげ ) この花か、この花が欲しいんですが決めれなくて。どっちがオススメですかね?
>41 柾
不審者かよ。 ( たまには休みも大事だからと言って、大学を珍しく行かずに休む。出席数は足りているし、別に大丈夫だろうとの軽い気持ちだ。休暇と言ってもすることもなく、ただ公園やら何やらと思い出のある場所を巡回するだけ。自分かすると、それが楽しいのだ。夕方が近くなり、そろそろ日が沈む。帰らなければと思い慌てて立ち上がると、遠目に何だが見覚えがある姿と黒のランドセルを背負った小学生が。不審者だったらどうしようかと思いつつ、少年を守るべくそっと影から見覚えのある男を見つめればそこにいたのは幼なじみで。はぁと業とらしく溜息をつき、少年が立ち去るのを横目に見送ればぬっと影から幼なじみの目の前へと歩き寄る。親しい仲だからこそ、冗談を言い合える。嫌味も少し足した言い方で今の気持ちを伝えれば、そっと手を出して飴を要求して ) んで、飴頂戴。…てかさ、なにしてんの?小学校の裏だよ、ここ。
>42 尾廻さん
………えっ? ( 大学の授業およびサークルが終わり、友人へと誘われていたカラオケへ向かう途中の夜道。カラオケに行くことが始めてで慣れないため、どこかしどろもどろしてしまう。遠目で見たら怪しげな窃盗犯か何やらに見えるのは確かだろう。携帯で友人にメールをするため、ポケットにあるはずの携帯を探しているといきなり肩に人間の手が乗る。今時おばけや幽霊は信じていないが、少し驚き肩を揺らせば数歩退き。恐る恐る肩の手の犯人へと視線をやれば、そこには町の安全を守るお巡りさんの姿があり ) はい…。
>43 藤堂さん
……値引き、 ( にっこりとした花のような笑顔で接客をしてくれる彼女は、本当に評判が良い。自分も接客されていて良い気分になるのは確かで、話すことがとても楽しいと感じる。そんな人を惹き付ける才能がある彼女から出たのは、買わざる得なくなってしまう値引きとの言葉で。今でも他の花屋と比較すれば充分に安い花たちなのに、更にここから安くする。それで収入は大丈夫なのかと自分の性格故に考え込んでしまうと、数秒後に決意したかのように財布を取り出す。そっと花を手に取れば、値引きしてもらって申し訳ないのか眉を下げつつ買う決意を表明して ) 買います、値引きありがとうございます…。
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