『 』 2021-02-12 19:12:06 |
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清瀬 晃
>40 藤堂 奏さん / 花屋
偉いね。 ( 明るい声は自分よりも歳下であることを証明するかのよう。自分とは違う、汚れたものに使っていない感じは花みたいだ。一言、彼女の言葉を聞いて呟く。自分の役目を果たそうと花について問われれば 「 いや、 」 と少し視線を外しながら ) 花を見てるのが好きで、買う予定はまだないんですが、見てっていいですか。
>41 橘 柾さん / 駅前の公園
ありがとうございます。 ( 他愛もない返事は少し落ち着くものだ。寒空の下では有り難い温かい飲み物を両手で丁寧に受け取ればお礼を。少しの間、ペットボトルを見つめながら頬が緩む。遊具に腰掛け飲み物を口にする動作を、特に意味もないがじっと見つめる。自身の叔父が経営する事務所で働く従業員であることを忘れてしまいそうになる。ただの近所のお兄さんみたいだ。ふと聞こえた彼の感想に目を見開く。数度瞬きをした後、年相応のくしゃっとした笑みを見せて ) 綺麗、って素直に嬉しいです。 ( やや照れ臭そうにしながらペットボトルの蓋を開け一息に半分ほどまで飲み干して。それを床に置けば、代わりにギターを腿に乗せて。 「 好きな歌とかありますか 」 お礼になるかはわからないが、何か返せればと質問をして )
>42 尾廻 律さん / 道
え?あ、なんですか? ( 食堂のバイト帰り、スウェットにチノパンと適当な服装に、帽子を被る。その姿は女性とは言い難く、背後からはほとんど男の子のようだ。だが、そんなことはあまり気にしない。見目はそれほど人間にとって重要ではないと思っているからだ。今日は何を弾こうかと頭の中を音楽でいっぱいにしながら歩いていれば、後ろから聞き慣れた声がして振り向く。手を伸ばしている様子に瞬きを数度。何度か補導された覚えのある警察官であることがわかれば、目を逸らしながら小声で問い )
( / この度はご参加いただき有難う御座います。絡ませていただきましたが、返し難い点があれば仰ってください。これからどうぞ宜しくお願いします! )
>43 藤堂 紬さん / 花屋
__大変、ではないです。好きでやってるので。 ( ハーブティーを淹れる姿は静かで、穏やかだ。心が落ち着くのは花の効果だけでなく、彼女の立ち振る舞いもあるのだろう。先に着くよう促されれば、小さく礼を言いながら腰掛ける。ハーブのいい香りが鼻を擽る中、彼女の言葉が耳に入る。彼女は音楽の知識がないというが、それなら自分も花の知識はない。自分が彼女に魅力を感じるのは、そういうことなのか、と彼女の言葉を自分ごととして捉える。でも、大変と言われればそんなことはない。頬を緩ませながらハーブティーへと目をやり、淡々と彼女の言葉に応えていく。ふと顔を上げて彼女の目を捉えれば小さく笑みを浮かべて ) むしろ、生きている感じがします。
言葉を選ぶのが苦手な自分にとっては、言語じゃない表現の仕方に出逢えて嬉しいです。
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