『 』 2021-02-12 19:12:06 |
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>33 清瀬 晃さん
いえっ、まだやっています…!( 突然の声かけに驚き、慌てて振り返り声の主に視線をやる。その主が見慣れた常連さんだということに気付き、 )こんばんは、ごめんなさいね、バタバタしてて……いらっしゃいませ。外は寒いでしょう、中へどうぞ( よいしょ、と立ち上がり、にこりと微笑み。 )あっ、そうそう。ハーブティはいかが?カモミールに、リンデン、エキナセア_色々あるのよ。( 彼女の目の前にハーブを詰めた瓶を数個並べて。今日みたいな寒い日は、お客さんにこうしてハーブティを提供することがある。リラックス効果や疲労回復に効果のあるハーブティとともに会話をすることで、少しでも癒しになればと始めたことで、嬉しいことにお客さんにはとても人気で。 )さあ、好きなものを選んでみて。( またまたにこりと微笑んで選ぶよう促し )
>32 奏
…ありがとう、助かるわ。( 我が妹の優しい申し出に心温まるとともに、独り言を聞かれていた事実に羞恥を感じつつも感謝を述べ )じゃあお願いしちゃおうかしら。( 閉店後も集計や店の清掃など、仕事が残っている。それらを片付けた後買い出しに行き支度をするとなると、かなり遅い夕食となってしまう。ここは素直に役割分担をした方が効率が良い。何より、奏自らが「手伝うよ」と言ってくれたことだ。それを断るのは流石に良くないと思い、買い出しは任せることにした。 )足りないもの、メモしておいたからこれ見てね。( ひらり、と薄い小さな四角い紙を差し出す。 )気をつけて行ってくるのよ、もう暗いし。変な人に着いて行ってはいけませんよ( もう18にもなる妹にかける言葉にしては少々甘すぎる気がするが、紬としては妹はいつまで経っても妹。何歳になっても危なっかしくて、目が離せない、という感覚らしい。なので暗い夜道を一人で歩かせるだけでも、長旅に出る前のように不安に苛まれる。奏は特に純粋無垢であるから、変な輩に着いていかないか心配になるのだ。 )
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