いしゅぞくにっぽんめぐり【ほのぼの/旅行/恋愛/日常】

>駿さん

ごちそうさまでした。あーおいしかった。温泉もですけど、駿さんの帰りの時間は何時頃ですか？

(こちらも食べ終わり、満足そうな表情浮かべ、束の間の休息で端末を見ながら、この後の時間を確認しようとして)

>綾香ちゃん

本当に美味かったな。俺は夕方までに此処を出ればいいかなって思ってる（水を飲みながら前記を述べると「綾香ちゃんは？」と訊いて）

>駿さん

自分はもうちょっと遅めの高速バス乗る予定です。駿さん帰るとき見送りますね。

(相手の方が先に帰ることを聞き、ちょっと名残惜しくなるが、「ゆっくり楽しみましょうね」と笑顔見せ)

>綾香ちゃん

いいの？　ありがとう。俺が先に帰っちゃうのは何だか申し訳無いけど……（帰る時の事を考えると少し切なくなるが、相手の笑顔を見て自分も笑顔になると「旅行の後半戦楽しもうな！」と言って。そろそろ店を出ようと思い伝票を持ってレジに行き）

>駿さん

ごちそうさまでしたー。温泉はバスターミナルのすぐ近くで、戻る感じなんですよ。どうします？この辺何か見たいのあります？

(店員にお礼言いながら店を出て、端末のマップを見る。すぐに温泉に行くと、別で見たいものがあった時移動の二度手間になると思い、ここで聞こうとすると)

>綾香ちゃん

何処かでお土産を買いたいなとは思ってる。確か温泉にも売店はあったよね？　合掌造りの家の近くにもあった気がするけど……（会計を済ませると「ご馳走様でした」と言って店を出て。少し考えた後、記憶を辿りながら話して）

>駿さん

それだと、一旦戻った方が都合のいいですかね。

(相手の話を聞き、バスターミナルの近くまで戻っても良さそうだと判断して、「じゃあ、行きますか」と言うと)

>綾香ちゃん

そうだな（相手の意見に賛同すると「俺の背中に乗って行く？」と相手に訊いて）

>駿さん

ほんと、ありがとうございます。よいしょ……

(行先決まれば、また相手の元に寄り、背中に乗ると)

>綾香ちゃん

お礼を言われるほどの事はしてないって（首を横に振り、相手が背中に乗ったのを確認すると「しっかり捕まってて」と言ってから走り出して。白川郷バスターミナルの手前まで来て、古風な建物が立ち並んでいる様子が見えてくるとペースを落とし、「この辺から歩いて行く？」と訊いて）

>駿さん

はーい。温泉バスターミナルから徒歩1分って書いてあったから、来た時に見逃してたかも知れないです。

(駿さんの背中から降り、もう一度古風な建物眺めながら白川郷の湯を探し)

>綾香ちゃん

確かにそうかも。あ、あれじゃない？（暫く歩いていると白川郷の湯の看板を見付けて指差して）

>駿さん

あ、あれですねー。温泉温泉♪

(施設に近づけば、営業していることを確認して、入口を通過する。入ってすぐフロントとお土産コーナーが目につき)

>綾香ちゃん

あ、お土産売ってるね（わくわくしながら建物の中に入り、お土産コーナーを見付けると「後でお土産買う？」と相手に訊いて）

>駿さん

買いましょ買いましょー。日帰り温泉、スライム1人と、ケンタウロス1人で。お願いします。

(お土産の棚を通し見した後、受付へ行きチケットを買うと)

>綾香ちゃん

温泉から出たらまた此処で合流でいいかな？（受付でチケット代を払った後、前記を述べて）

>駿さん

はーい、了解です。待たせちゃったらごめんなさい。

(チケットを手にとり、女湯の暖簾の前で「じゃあ、後で」と手を振って中へ入ろうとすると)

>綾香ちゃん

じゃあ、また後で（相手に手を振ると男湯に入り。露天風呂も満喫した後、温泉から出てきて集合場所に戻って）

>駿さん

ふー、あったまった。あ、お待たせしました。

(スライムは温まるのが遅いため、つい長風呂になりがちだが、風呂からあがり相手がいるか、見まわしながら暖簾を再びくぐると)

>綾香ちゃん

温泉、気持ち良かったよね（相手の姿を見付けると手を振って。その後、「あそこで少し休まない？」と言いながら湯上り処を指差して）