異能世界でぼくらは生きるｰmetanoiaｰ2ndクール（文ストキャラ・いのぼくのキャラのなりきりストーリー）

ロベリア「うーん？あ、舞奈香から……(電話をとって)ほいほーい、どした？」

あ、ロベリア？少し聞きたいことがあるんだけど・・・・紫炎さんの傘下組織から辞めさせられた人って、誰でしたっけ・・・一応確認ですby舞奈香

ロベリア「傘下組織……と言うよりも、紫炎直属の精鋭たちの一角、傘下組織を統括するうちの一人にあたる幹部より格上の『大幹部』が辞めさせられた奴だな……んで、そいつの名前がエニグマって言うんだが……何かあったのか？」

やっぱりか・・・・・・どうやら、そのエニグマって人。
ヘッドハンティングされそうになってますね。


日本政府の専属の強力な術者集団の【支配者ｰドミニオンｰ】
の一人が、エニグマと接触した情報が入ったんですよ・・・杞憂だと思いますけど、あの人が裏切る可能性って・・ありますか？by舞奈香

ロベリア「素ならまず有り得ないが、精神操作を受ければ有り得ない話じゃない……だがそれだと……ちと、いやかなりまずいな」

情報だと、そのドミニオンの一人・・・・
『無銘の鍵ｰヨグソトースｰ』の称号を持ってる人が、催眠系の固有魔法を持ってるとか何とか・・・
名前は時宮鍵ｰときみや かぎｰ。正体は今洗ってるところですby舞奈香

ロベリア「……かなりヤバいな……わかった。教えてくれてありがとう、私の方でも探ってみるよ……にしても大事だなこりゃ…………」

あ、あとそれと・・・・・これ、未確定情報ですが──────鈴華、そう遠くないうちに、大事になりますよby舞奈香

ロベリア「……あの嬢ちゃん……そうか…………私の方でも一応気は配っとくことにするが……それが本当なら、ロンゴミニアドの因子を疑った方がいいだろうな…(眉間をもむ)……あぁそれと、多分言っといた方がいいから教えておくが……恐らく今回の暁光の起こす異変に『血染めの十字架(ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨｸﾛｽ)』を経由してリディアが絡んでくる可能性が高い。最悪の場合、手を回して援助しててもおかしくはない」

蓮華「へー、何だか面白そうな話してるじゃん？(舞奈香の背後に現れ、口を塞ぎ身動きが取れないようにする)その話、僕達も混ぜてよ。喜瀬舞奈香ちゃん」

ヴォイド「(舞奈香から携帯を取り上げる)……そのまま抑えておけよ暁蓮華」


ロベリア「(顔を顰める)おい、お前ら……舞奈香に何をした？」
ヴォイド『さぁな？お前の頭なら想像つくだろ？』

・・・・・・・・・天災は、忘れた頃にやってくる・・・か。（小声で呟く）by舞奈香

ヴォイド「許可なく喋るな喜瀬舞奈香……(舞奈香を睨み)」
キール『舞奈香、俺が出るか(舞奈香の脳内に話しかけ)』

蓮華「夏、冬」
二人「はーい！」
夏「ねぇねぇ聞こえてる？私達が、伝言を伝えるね！」
冬「これ以上ドミニオンには近づくな！命の危機に晒されるぞ！だって！」

『・・・・・・頼んだよ。キール』（そうキールに話しかける）by舞奈香

ロベリア「……聞こえてるから叫ぶな……言っておくが、うちの師匠の部下にちょっかい掛けたのはそのドミニオンの方だ……それを差し置いて干渉するなって？場合によっちゃ、干渉せざるを得ないんだが？それを承知の上での警告か？」

キール『任せろ……！(舞奈香の中から出てくる)』
ヴォイド「あ？」
キール「悪いが、さっさと消えてくれないか(蓮華を蹴り飛ばし舞奈香から引き剥がすとヴォイドに黒の短剣を放つ)」

ありがとう、キール。
・・・・・それで、今まで蓮華はどこに行方をくらましていたのかな？エンドワールド・・・じゃないよね？by舞奈香

ヴォイド「(赤い液体を赤い剣に変えて短剣を弾く)…………じっとしていれば手を出さないでやろうと思ったのにな……(剣の刃を手で撫でる)」
ロベリア『!!!おい！そいつから離れろ!!!』
ヴォイド「〝悪獣血(ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨﾋﾞｰｽﾄ)〟(鮮血の獣が舞奈香とキールに襲いかかる)」
キール「血液操作……!!!(舞奈香の前に出て獣を斬るが斬ってバラバラになったものが小さな槍になって身体を貫く)ぐぁっ……!!!(膝をつく)」
ヴォイド「斬って四散して終わり…………な訳がないだろう？凡人は破壊した瞬間に気を抜く…………憂鬱の罪獣も所詮はその程度か？弱いな？」
キール「コイツ…………！」
ヴォイド「なんだその反抗的な目は(右手をあげると足元の血溜まり身体飛び出た針がキールを刺す)」
キール「っ…………!!!」

貴様・・・・!!!!（ヴォイドに飛びかかり、蹴り下ろそうとする）by舞奈香

ヴォイド「目に見える攻撃を防ぐことほど容易いことは無いな(鮮血の剣を槍に変えて振り下ろされる足を串刺しにする)」