梨花 2021-01-29 06:52:49 |
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剱「なんつー…………戦闘能力だよ……!」
桜也「(扇を消してフワリと着地する夕日達の元に歩み寄ってくる)これにて討伐完了、君達怪我はないかい?」
空禪「ごくろーさん、お頭」
桜也「当然のことをしたまでだ、労う必要は無いぞ空禪」
桜也「お褒めに預かり光栄だ!……あ、自己紹介がまだだったね。僕は伊集院桜也、空禪が言ったかもしれないが百鬼夜行の第44代目の頭領を努めさせてもらっている者だ、よろしく頼む」
剱「雰囲気が凛々しいな…………俺も同じ幹部格として頑張らねぇとな…………」
夕日「話は終わった?悪いけど、お喋りに洒落こんでる時間はないよ。敵はまだ居る、兄ちゃん達が元凶を倒すまで僕達がこれ以上の侵食をさせないように食い止めるんだ」
桜也「なるほど、状況は分かった。微力ながら僕も助太刀しよう!(頷いて細い大太刀を抜く)空禪、引き続き援護を頼むぞ」
空禪「へいへーい(錫杖を持ち直す)」
夕日「朝日、キャスパリーグの力って精神越しでも使える?」
朝日『もちろん!サポートなら任せてよね!』
夕日「それじゃ、頼んだよ(足元から瘴気が現れる)第2ラウンド、開始だ!!!」
轟「(スタッフルームの扉を蹴って吹き飛ばし、中へと入る)邪魔するぞ…今日ここに来んのは2回目だな。んで…てめぇに会うのも、2回目だな」
?「(周りには他のスタッフが倒れており、その中心に立っていた)…流石は異世界からの来訪者と言った所か…探偵社やポートマフィアなんかよりもよっぽど優秀だ」
桜也「いざ、参る______!!!(白い霊力を纏う)」
アジダハーカ「おや、既に貴方がご存知のお方でしたか」
スネーク「アイツが…………」
?「(突然拍手をする)まずは、賞賛を送ろう。君達が初めてだよ…私をここまで追い込んだのは」
轟「てめぇに賞賛されたって、腸がますます煮えくりかえるだけなんだよ(体に神性が纏うと、地面がへこみヒビが入り、周りの壁にも亀裂が走る)どういう要件で俺の妹を狙ったのかは知らねぇが…俺の大事なもんに手ぇ出すやつは跡形もなくぶち殺すって決めてんだ。周りの神格みてぇに生優しくしてくれると思うんじゃねぇぞ、ド腐れ野郎」
?「ははっ、怖いなぁ…けど、そうか…半神半人の兄弟が居ると聞いていたが、まさかそれが君とは…しかも、最悪の毒龍の名を持つ者と魔獣の末裔もいると来た。くくっ、本当にドストは凄いなぁ。君達が来る事を、前もって当てちゃうんだから」
轟「!…ドストって…」
スネーク「フョードル・ドストエフスキー…!?アイツかよ……!!!クソ、あの愉快犯め……!!!」
アジダハーカ「御託はいいです、私はさっさと貴方を殺して帰還したいんですよねー」
スネーク「そうだったよ、お前はそういうやつだったな!!」
アジダハーカ「でしょうねぇ……あれだけの異能力生命体で人間を貪っておきながら異能力者本人が凡人では実につまらない……(指部分が刃のような籠手が現れ闇の魔力を纏うと床が黒く染り翼の生えた闇の龍が複数?に放たれる)『奈落より来たる王蛇(アビス・カミング・ケッツァルコアトル)』」
轟「だったら…(一瞬で目の前に移動すると、?の頭を掴み天井に穴が空く勢いで膝蹴りを顔面に入れる)物理的にぶっ殺せばいいだけだ」
?「ぶっ…!(顔を抑え後ろによろける)痛た…今のは、結構効いたなぁ…」
轟「ちっ…今ので死なねぇか…」
?「そっちがそう来るなら…こっちも、お返ししようかな(足に稲妻が纏うと、轟を蹴り飛ばす)」
轟「!(両腕で攻撃を防ぐ)」
スネーク「稲妻……!?つーか、硬すぎだろアイツ!」
アジダハーカ「いやぁ面倒ですねぇ?……(体勢を低くしたかと思えば一瞬で?との距離を詰め?の脚を狙って切り裂こうとする)」
?「(稲妻を模様した黒い双剣を出すと、攻撃を弾き返す)危ない危ない…」
響『嘘…だろ…あれ、って…』
轟「…おい(?の顔面を掴むと、地面に叩きつけ、空中に神性の槍を出すと身動きが取れないよう両手両足を突き刺す)」
?「ぐっ…!」
轟「なんで…なんでてめぇがマクスウェルの…鈴華の力を、使えんだ…!」
アジダハーカ「スズカ?」
スネーク「あいつのもう一人の妹だよ……間違いねぇ、紛れもなくあの嬢ちゃんの宿す悪魔の力だな、あれ」
アジダハーカ「ふぅむ、そいつが応えるまでもなく『のまれた』んじゃないんですかねぇ?つまり我々の知らないところで被害にあっていたのでは?……ふふふ、あくどいですねぇー(?を愉快そうに見ている)」
?「鈴華…あぁ、あのフードを被った黄色パーカーの女の子か…それなら、もう飲み込んだよ。私の異能力『忌み月の夜鶴』がね」
轟「てめぇ…!!!」
アジダハーカ「ふむ……あの異能力の名称はそれですか……それより、貴方が本当にマクスウェルの力を宿す娘を飲んだならば……面倒だ、迂闊に近づけないではありませんか」
スネーク「お前が心配するのはそこだけか!!?」
アジダハーカ「えぇ、私は兄妹の関係などどうでもいい。あの異能力者を殺すことが最優先事項_____まぁ一つ彼に忠言をくれてやるならば『今すぐそいつから距離を取れ』ですかね?あんなゼロ距離で放電されたら……しかもマクスウェルの雷撃を直に食らう訳ですから再起は難しくなると思いますけど_____」
スネーク「は______っ!おい今すぐそいつから離れろ!!!」
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