梨花 2021-01-29 06:52:49 |
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響?「こいつらか…いいぜ、だったら…(手を上に掲げると無数の神性の槍が空に現れる)この空間ごと全員跡形もなく消してやるよ」
響『ちょっと轟!?一応他の人の事も考えてね!?一応だけど、その2人も仲間なんだから!!俺っち朝日の泣く姿見たくないよ!?』
轟「うるせぇ、他の奴なんぞ知るか。妹巻き込んでる時点で同罪なんだよ。朝日以外、全員跡形もなく散れ」
朝日『あれ…兄ちゃんってこんな物騒だったっけ?』
夕日「神格の人格ってのは基本、人間の人格とは真反対だからね…僕らの事になると見境なくなるとこ、ほんと治してほしいよ」
夕日「仕方ないな…兄ちゃん!僕はいいとしても、人間の僕は神格の兄ちゃんの事知らないんだから、初めてでそんな事されたらこれから先、人間の僕に嫌われて他人行儀で「あっ…どうも…」って愛想笑いされながら遠くまで距離取られるよ!!!それに、兄ちゃんも知ってると思うけど、彼氏殺されたら人間の僕がまた暴走するんだよ!!!それでいいの!!?」
轟「!…それは…それは…!くっ…!!(手を振り下ろすと、敵全員に神性の貫通し、貫通した勢いで床に神性の槍が刺さると、空間が割れ元の世界に戻る)まだ俺の事もよく知ってもらってないのに人間の朝日に嫌われるのは耐えられねぇ…くそっ、おいお前、感謝しろよ…お前が朝日の生きがいになっていなきゃ、今頃俺がこの場でてめぇも串刺しにしてたとこだからなぁ…!(目を見開いて剱を睨みつける)」
剱「あ……えと、ご慈悲を与えて下さりありがとうございます……(深々頭を下げて)」
アジダハーカ「おー怖い怖い……さてと、大元の異能力者を探さなければ____」
スネーク「おぉぉぉぉまぁぁぁぁぁえぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!(アジダハーカに半べそで飛び蹴り)よくも!!!よくも俺を置いていったな!!!!!!」
スネーク「んなわけあるかぁ!!!!!!!つーか、なんなのこの人!?!?飛んだ濡れ衣だよ!!!!!!!」
アジダハーカ「うるさいですねー……たかがお化け屋敷で置き去りにされたくらいで」
スネーク「俺は!!!こういうの苦手なの!!!!」
轟「こんなんでギャーギャー喚いてんじゃねぇよ…ん?おい響、この音…」
響『あぁ…少し急いだ方がいいかもね。俺っち達にやられた事によって、見境が無くなってるようだ』
轟「なぁ神格の朝日、あいつの能力って何かわかるか?」
夕日「朝日じゃなくて、夕日ね。あいつの能力は…多分だけど、吸収型の能力だと思う。魂を求めていたから、魂を食らった分だけ、その力が増して行くんじゃないのかな」
轟「なるほどなぁ…ちっ、だからこんな傷跡付けやがったのか…!やっぱぶっ殺すしかねぇ…!」
夕日「だったら、ここは二手に別れようよ。あいつらを倒す殲滅班、元になる異能力者を潰す突撃班。見境が無くなったって以上、あの異能力達も野放しにはしておけない。被害が拡大する一方だ」
アジダハーカ「では私は突撃致しましょうか」
スネーク「俺もこいつの見張りがあるからな、千里眼使いながらの殲滅はきつい」
剱「だったら俺は殲滅に行こう……って、月永は…」
満「いや、さっきからいるが」
剱「うおっ……気づかなかった…」
満「悪かったな存在感なくて」
夕日「それじゃあ僕も殲滅の方に行くよ。剱の力と僕の力は相性が良いみたいだからね」
轟「よし、それなら俺も殲滅の方に…」
夕日「兄ちゃんは突撃の方に行って。兄ちゃんの事だから絶対に剱巻き込むでしょ」
轟「っ…ちっ、夕日が言うなら仕方ねぇか…おいてめぇ、妹に指1本触れさせんじゃねぇぞ。もし1つでも傷つけたらてめぇを潰す…!」
剱「夕日にも朝日にも手出しさせるわけないじゃないっすか、当然守り抜きますよ」
アジダハーカ「で?影薄殿は如何なさるので?」
満「俺のことか!……俺の固有魔法は戦闘向きじゃあねぇが……まぁ応用は効く。殲滅班に行こうかね…………つかお前誰だよ!!!」
アジダハーカ「ふむ、大方決まったようですね。では早速分かれるとして、参りましょうか」
満「何この目隠れ、話聞かないじゃん……」
轟「じゃあそっちは頼んだからな。夕日、無茶すんじゃねぇぞ。何かあったら何時でも呼べよ?」
夕日「僕なら大丈夫だよ、良いから早く行ってよ」
アジダハーカ「では、これにて(踵を返し)」
スネーク「……んで、その異能力者の居場所に目星は?」
アジダハーカ「今の所はないですねぇ…………ま、波長を辿ればいけるのでは?」
スネーク「アバウトだな!!!」
響『そんな事しなくても、手はあるよ』
轟「ん?あぁ…さっきてめぇがなんか掴んでた奴の事か。汚ぇもん触りやがって…」
響『でも、覚えたでしょ?その虫の音。最近話題のミイラ病の虫達がここじゃ大量発生してる。にも関わらず、虫達は遊園地に来る人達の血を吸っていない…という事はつまり?』
轟「この虫を操って監視してる野郎が、妹を傷つけたゴミクズ野郎って事だな…なら、話は早いな。その音を辿ればそいつの元に辿り着く。そういう事だろ」
響『さっすが、気性は荒くても頭はちゃんと回るね。轟は』
轟「うるせぇ余計な事言ってんじゃねぇぞ」
アジダハーカ「おや、独自流を貫くのは結構ですが、私はその犯人の異能力者を我が手で殺すことが我が君に認めていただく最良の方法なので悪しからず。横取りなさいませぬよう(笑ってる)」
スネーク「おいおい……喧嘩にならねぇうちに早く行こぜ……」
轟「てめぇの都合なんか知るか。あいつをぶち殺すのは俺だ」
響『こうなるからあんまり表に出したくないんだよなー…まぁ、朝日に手を出されてブチ切れてんのは、俺っちも同じだけどね』
アジダハーカ「譲ってやるわけないでしょう?何をおっしゃるかと思えば」
スネーク「だぁぁ!!!!ストップストップ!!!キレてんのはわかるし手柄欲しいのもわかるがストップ!!!!」
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