異能世界でぼくらは生きるｰmetanoiaｰ2ndクール（文ストキャラ・いのぼくのキャラのなりきりストーリー）

朝日「はー、ジェットコースター楽しかったー！やっぱスリルが堪んないよね、こういうのって！」

剱「だな。久々に乗ったが楽しかったな……時間があればもう一度乗ってもいいな……さて、次はお化け屋敷は……こっちか(地図を見て)」

朝日「最恐かー、どれだけ怖いのかな！楽しみ───(すると、背後から何か肩を触られるような感覚し、ひょっとこの男が現れる)」
？『悲しかな…苦しかな…恐ろしかな…妬ましかな…呪われかな…悲しき児子よ、母なる元へお帰り…(男とも女ともわからない複数の声が重なったような声で朝日の耳元に囁く)』
朝日「！(バッと後ろを振り向くが、そこには誰も居なかった)居ない…？」
夕日『朝日、さっきからどうしたのさ。何か様子がおかしいよ？』
朝日「い、今、変な人に肩触られて…わかんないけど、なんか耳元で変な事囁かれた…」
夕日『触られた…？それ、朝日の気のせいじゃないよ？触られたり、囁かれたりしたんなら、僕にもそれが伝わってくるはずだ。何も感じなかったって事は、ただ単に朝日が気を張りすぎてるって事でしょ』
朝日「そ、そうなのかな…けど、夕日が言うのなら、そうやのかもね…」

剱「俺も変なやつがいる感じはしなかったがな……だが、朝日が心配なら何かいるかもしれないと気をつけた方がいいな……(朝日の手を繋ぐ)手、離すなよ」

朝日「(手を繋がれ、顔が真っ赤になる)あ…あ、ありがとう…」
夕日『…あのさ、朝日。手を繋がれただけで顔が赤くなるのは、流石にうぶ過ぎない？』
朝日「こういうの慣れてないって言ったじゃん！」

剱「(クスッと笑って頭を撫でる)……よし、行くか」


アジダハーカ「……スネーク殿、我々もお化け屋敷とやらに参りましょう(物陰で見ていた)」
スネーク「は？」
アジダハーカ「異変は暗闇で起きる、と思うんですよねぇ……」

朝日「う、うん…」

響「はぁ…つっかれたぁ…あそこまで話が長引くとは…俺っちただ朝日が心配でついてきただけだってのになぁ…」

満「やり方が良くねぇんだよお前、やり方がよ……あんな事すりゃそりゃお咎めも食らうわ！…ったく」

響「…満っち、ちょっと止まって(突然満に殴りかかるが、拳が頬を擦り、何かを掴む)」

満「えぇ!?!?……え……？な、なんだ…？」

響「…なるほどな…そう言うことか…通りでおかしいと思ったぜ、この遊園地。満っち、少し間だけど、『あいつ』と変わるぜ。ストーカー性で言っちゃあ…あいつの方が上だからな」

満「え、えぇ？アイツ？……構わねぇけど……」

響「サンキュー満っち、そんじゃまぁ…(黒い髪が白く染まり、瞳の色が青に変わる)…行くか」

満「お、おう……(ちょっと驚いてる)」


アジダハーカ「(何かを掴む)…………確か、貴殿らは別の事件についても調べていましたよね？」
スネーク「んあ？なんで知ってんだよ」
アジダハーカ「私がその気になれば貴殿らの事情を探るのは赤子の手をひねるくらい容易いものです。そして……もしかしたら解決の糸口が見つかるかもしれませんよ」

朝日「(お化け屋敷の前に立っており、そこから悲鳴が沢山聞こえる)うひゃー…これは中々…」

剱「なかなかに、あれだな…………クオリティ高いっつーか、際どいっつーか…………ヤバそう」

朝日「ど、どうしよ…あんな事言った手前、結構私もヤバいかもなんだけど…」

剱「これは予想以上だったな……やめておくなら、今のうちだがどうする……？」

朝日「い、いや、行くしかないでしょ！私が守るから大丈夫だよ！」

剱「そ、そうか、頼もしいな……じゃあ行こう」