梨花 2021-01-29 06:52:49 |
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ヴォイド「…………さてな?教える気など毛頭ないが……凡人のお前らに特別に教えてやる
俺は六大狂王が一人…『悪意王』のヴォイド・グレイだ」
ヴォイド「……(舞奈香に顔を近づけて囁く)悪いな……俺ら狂王はもはや誰にも止められない…………己が宿敵以外に止める術はない……たとえ闇城黒羽…東凶の支配者であろうがな?
……闇の世界はじきに俺たち六大狂王が手中に収める」
ヴォイド「ククク……お前も聞いたな?レディワトソン。俺らはこの世界で暁光とともに秩序を破壊し混沌を招くことで六大狂王の力を見せつけるための布石とする…………」
ロベリア『……連中と徒党を組んでテロを起こそうってか』
ヴォイド「ご明察だ。精々足掻け…無駄だが____」
駿「させると思うかい、悪意王」
ヴォイド「!!!」
駿「それに……仲間、と言うよりも十三階段の方々には妹がお世話になっているからね。僕がこの人たちの仲間だなんて恐れ多いくらいだ」
ヴォイド「お前……!!不干渉の協定を破るつもりか!」
駿「それはこっちのセリフさ。君の行動は僕の可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い、だーーーーーいすきな僕の妹にまで被害が及ぶ。妹を守るためなら災いの芽は摘まなきゃだよね?それに片割れの妹の癒しであるレディにも被害が及ぶし、十三階段の美しきお嬢様方も傷つくことになるだろう……見過ごせないね」
ヴォイド「チッ……!!!〝虚偽王〟…!!!この薄っぺら野郎が…!!!」
蓮華「へぇ…この人が虚偽王か…ふふっ、面白そうじゃない?(すると、どこからともなく赤い桜の刃が放たれ、当たる寸前でかわす)おっと」
白蓮「(紅刃刀・天桜を片手に持っており、上から見下ろしている)やはり、暁光側に付いたのか…暁 蓮華」
蓮華「いやはや、まさかここでお目にかかれるとはねぇ…初めまして、会えて嬉しいよ。エンドワールドの僕」
白蓮「(舞奈香達の元に降り立ち、深く被っていたフードを外す)ごめんね、遅くなってしまって。駿さんも、来てくれて助かります」
夏「わわっ、蓮華が二人!」
冬「わわっ、ほんとに瓜二つ!」
・・・・・・・・ねぇ蓮華、最後に聞いてもいいかな?
君はどちら側なんだい?政府側?暁光側?それとも・・・・イートハート側かい?by舞奈香
駿「いやいや、僕はロベリアちゃんに頼まれたからすぐ来れただけさ!」
ヴォイド「!!!(携帯を見て)」
ロベリア『バーーカ、私が何もしないとでも思ったのか?なぁなぁ悪意王さーん?』
ヴォイド「~~~~~~~!!!!(携帯をにぎりしめる力を強める)」
蓮華「…そうだね、強いて言うなら…今は暁光側だけど、僕はいつでも優里奈の味方さ」
白蓮「こっちの僕は随分と優里奈に心酔してるみたいだね」
蓮華「それは君も同じだろ?世界を滅ぼす発端を作り出した元凶君」
白蓮「!…なんの、事だ」
蓮華「僕は君だよ、君の事を知らないはずがないじゃないか。いつまで正義のヒーローごっこをして自分の本来の罪から逃れ続けるつもりだい?なんならここで晒してあげようか、ちょうど他の人にも電話は繋がってる。あぁ…それじゃあまだ面白くないし、折角だから、この世界の春馬と雫と優里奈にも繋げて───」
白蓮「(蓮華に天桜を振り下ろすが、刀で防がれる)やめろ、それ以上は口を開くなっ…!」
蓮華「ようやく、本性を表したかい?結局君はどうなったって僕なんだよ、暁蓮華」
ヴォイド「……その三人とやらにも通話を繋げればいいんだな?(グループ通話にしようとして)」
駿「させると思うかい?(ヴォイドに切り掛る)」
ヴォイド「っ!(避けるもいきなりのことで驚き携帯を取り落とし駿に奪われる)テメェ……!」
駿「君の思い通りにはさせないし、君の暴虐も許すつもりは無いよ…………これ以上、この子達に手を出すと言うなら僕が相手だ…………それに、多分『あのお方』が気を使って送ってくれた助っ人も騒ぎを聞き付けてやって来ると思うけど?」
ヴォイド「チッ……!」
蓮華「まぁいいさ。ヴォイド、今日はここまでにしよう。十分僕も楽しめたからね。あぁ…そうそう、最後に1つ忠告してあげよう。そこの僕…えっと、この世界では白蓮だったけ?そいつを信用し過ぎない方がいいよ。そいつは僕よりも凶悪で残忍で、エンドワールドを作り出しキャロルという存在を作り出した巨悪の根源だからさ。まっ、事情を聞きたければ本人から聞いてみれば?必ず、そいつを殺そうとする奴は現れると思うけどね」
白蓮「っ…」
ヴォイド「…………ふん……(鮮血の槍を消す)命拾いしたな……だが虚偽王、次にその顔を見た時は協定など関係なしにお前を殺す。覚悟しておけ(立ち去っていく)」
駿「…………いやはや、どえらい事になっちゃったね…………(苦笑い)僕、妹に逢いに来たんだけどなぁ……ま、いいんだけどね!」
キール「…………う……っ…………(何とか起き上がる)」
駿「あ、君!あんま動かない方がいいよ!ヴォイドの血液操作で受けた血の傷は治りにくい上に少し毒性があるから凄く痛むはずだし……それに…(舞奈香を見て)あちゃー……君も脚をやられてるね……これじゃ無理には歩けないし……んー、僕は回復要員ではないし…………桜也ちゃんが来てくれればいいんだけど……」
大丈夫ですよ・・お構いなく。(短銃をこめかみに向ける)
〈第四の魔弾ーフィーアー〉(撃ち抜くと、傷が巻きもどるように治っていく)キールの分もやりますよ、解毒は・・・出来たらいいけど(キールを撃ち抜くと、巻きもどるように治っていく)どう、キール?by舞奈香
キール「(傷が完全に消える)……痛みは完全に消えたが…………身体の動きはあまり良くないな…………魔力もかなり持っていかれた…………すまない……」
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