酸味 2021-01-28 11:41:47 ID:5990269b2 |
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>39 ――高峰律、枕木陣聖side――
「こんな子供の身体に押しのけられて転ぶ様だったら、鍛え方が足りないんだよ」
【最早生意気を通り越した物言いをあっさりと】
「あーあー惜しいなぁ、もう少し暴れてほしいところだったんだが……心対課の奴ら動きだけは早いんだ、苛々してくる」
>40 ――柊真人、小見坂楓side――
「んー、そうだな。
君のコアを割るまで、と言ったところかな」
【カシャン、右手に握られた三叉槍は青水晶の煌めき。
淡々と、平然と、歩く様な調子で距離を縮めながら、握りの位置を調整する】
「人に迷惑掛けちゃ駄目だよ、あの「箱」……君の仕業でしょ、閉じ込めて何をしているの?」
【落ち着いている様な口調の裏で警戒は絶やさず。
箱にする条件、箱から脱出する条件、未だ何も不明、兎に角不用意な肉体的接触は避けた方が良いだろうと。
槍はリーチを重視、石突近くを握る】
>41 ――蒼塚映樹、小見坂楓side――
「気合い入れすぎて空回らないでよ……っ!」
『ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!!!』
【幾つかの叫び声が、重なるようにして響く。
商店街入口ほど近くのビル壁が、噴出したオーラと共に弾け飛んだ。
見えた影は、二つ】
『マ゛、マ゛ァァァ……マ゛マ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!』
『何がああああああああ納ぉぉぉぉ期、納ぉおおおお期ぃいいいだああああああああ、あのおおおおお若造があああああああああああ!!!!』
【一人は、まだ歩ける様になったばかりの年頃に見える幼児、子供服を着て大口を空けて泣き叫びながら、その口中からオーラを溢れさせており。
もう一人は髪の薄い、小太りの中年男性である、草臥れたスーツを纏い辛うじて言葉と認識できる音を喚きながら全身を覆うオーラを暴れさせている】
「……一対一で対処しよう、映樹はどっちの方がやりやすい?」
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