酸味 2021-01-28 11:41:47 ID:5990269b2 |
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>>34 小見坂楓
(相手の声が聞こえ一瞬安堵に浸るが、その手に持つ三叉槍が視界に入った瞬間一気に精神が引き締まる。先輩と戦場で二人っきり…が、それで甘ったるい理想郷に行けるわけでもなく、強制的に殺伐とした現実世界に引き戻されると彼女の瞳を見つめ頷いて)
「はいッ!しっかり確認しました!」
(先輩命令に大きく目を輝かせ、問の返事とともに手を下げればそのまま自分の腰へと滑らせる。かちゃり、と金属同士が触れ合う小さな音が鳴り、それはいつでも武器を抜けるという合図で)
「了解です。複数人なら少々時間がかかるかもしれませんが…先輩、共に頑張りましょう!」
(『救う』という言葉に不敵な笑みを浮かべると、周囲の状況を確認するように見渡して)
>>36 高峰律
(言ったそばから、禍々しくうずめく黒いオーラを睨みつける。オーラの様子が普通の壊人とは微妙に違う気がするが、もしや深壊人ではなかろうか。だとしたら状況的に非常にまずいが、おかげで脳内に顔を出していた雑念は一瞬で吹き飛び、現在進行形で起こっている事件へと全ての神経を集中させる。相手から気付かれてはいないものの、結構な至近距離な分ここで無線を使用するのは難しいと判断、静かに刀を抜くと敵陣へと一人で向かう武士のような気持ちで歩みを進め、歩み去ろうとする相手の背中へ言葉を投げ掛けて)
「…金を他人から巻き上げるなんて感心しないな。そういうのはグレた高校生か借金取りくらいで十分だ」
(自分は時間稼ぎで十分、いざとなれば緊急信号を出せるようにして)
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