酸味 2021-01-28 11:41:47 ID:5990269b2 |
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「嫉妬の深壊人、なんて呼ばれているらしいけれども。私は嫉妬を今日まで引き摺ってきたことなんて一度だってないんだ」
「妬ましくて仕方ないんなら相手を殺してしまえば良いんだよ。そうすれば、妬むことなんて無いだろう?」
[名前]上山 羽前? (カミヤマ ウゼン)
[役職]嫉妬の深壊人、元高校二年生
[性別]女性
[年齢]21
[容姿]身長167cm。瞳は橙色を示し、瞳孔は爬虫類のように縦長。髪は黒寄りの紺色であり、後頭部ではなく背中あたりで結った後ろ髪が特徴的。
服装は黄色いタンクトップとダメージジーンズ、底の厚いブーツをみにつけ、その上から白色のジャケットを身につけている。
[性格]極めて外交的な上に馴れ馴れしく、例えるなら犬が近い。また努力を何よりもの美徳とし、己の向上を目指すような、深壊人とは思えぬようなまともな思考の持ち主。また観察眼に長けており、人の長所を見抜けるという特技を持つ。しかしながらそれが己より優れていると衝動的に感じた場合、彼女はその対象を殺す事を一切厭わない。己より優れている人間などいてはならない、という強迫観念じみた信念が心底に根付いており、これがあるが故に彼女と会話は出来ても、そこから友好関係を気付くのは困難を極める。
[オーラスタイル、異能力]
木々の枝、或いは蔓を模したオーラを己の両腕から生やし、数多の槍や鞭、或いは移動手段や盾として用いる。彼女の意志に従い延々と伸びるが、己から離れるほど強度は低下する。
「己を蛇に変える」異能を有しており、その影響により体は異常なほど柔らかいし、筋肉は細身ながらもしなやかかつ高い筋力を保持する。顎は外れないが体温や匂いを辿るくらいは可能な模様。現状これが手一杯らしいが、その内多数の蛇に分裂したりできるようになる…予定らしい。多分そんな日は来ない。
[概要]
一人称は「私」、二人称は「○○さん、○○くん、あなた」
元々は都内に通うごく普通の高校生であり、中学の頃は陸上部のエースだなんだと騒がれていた少女。そして同時に心対課に追われる「深壊人」の一人。
家はいわゆるスポーツ一家。陸上において抜群の成績を残し、スポーツ推薦で高校に入学。しかしながら彼女は凡庸の類の人間であったが為にそれ以上芽は伸びず、故に苦悩し、故に努力して、けれどその悉くはなんの意味も持たず。そうして周りからのプレッシャーに答えよう答えようと藻掻くうちに彼女は「競争相手がいなくなれば私は蹴落とされることも無い」という結論に辿り着き、気付けば壊人になっていた。
深壊人ということで思考は狂人のそれと遜色なく、己より歌が上手いから。小柄で可愛らしいから。自由気ままで楽しそうだから。そんな様子が目障りだから殺してしまおう。他人を妬む私は嫌いだから、そうならぬよう原因を消してしまおう。ただそれだけの単純明快で、あまりにも狂気的な動機で行動を起こしており、そこに対して疑問や後悔の念などは一切ない。その嫉妬の念も衝動的なもので、今までなんとも思わなかったけれど、急に妬ましいから殺してしまおう。なんてことも日常茶飯事。衝動的殺人鬼のようにも思えるが、本人からすれば「殺したい」ではなく「殺さざるを得ない」と言う認識であり、そこに罪悪感がない分タチが悪い。
(/提出遅くなり申し訳ありません…!不備などございましたらご指摘お願いします)
(/こんにちは、暴食の深壊人で参加させて頂きたいのですが相手の特殊能力を食すといった能力は無敵の部類に入るのでしょうか?またデメリットを付けたら可能か、お答え頂けると幸いです…)
>21
/問題はありません、よろしくお願いします、稼働開始までしばらくお待ちください。
>22
/相手の異能力そのものを丸々無かったことにしてしまう様な、概念系のものはデメリットありでもNGとさせてください。
ただ、「異能力によって作られた水や炎」等の「相手が繰り返し生み出せるもの」であれば、「食べると無効化出来る」という形でもOKです。
暴食keep了解いたしました、お待ちしております。
>16
/keep期間が経過しましたので一度keepを解除させていただきます。
再予約も不可能ではありませんので、またお時間に余裕ができましたらよろしくお願いします。
(/初めまして!強欲の深壊人のkeepさせて頂きたいのですが、お金を消費して相手の異能力を使う、といった能力は可能でしょうか…?)
>25
/ご予約了解いたしました、「相手が異能力を使えなくなる」「相手が使っているものより強力になる」という様なことさえ無ければ大丈夫です。
「私は苦痛に喘ぐ者に、暗闇で藻掻く者に、助けを呼ぶ者に、この手を差し伸べるために此処にいる。誰に邪魔されようとだ」
「確かに君は私よりも後に産まれた。しかし、肉体の年齢など生きていくうえでの身体的指標にすぎない。それに君は私より秀でているものがある。それはつまり、その道の先輩という事に他ならない。違いますか?先輩。」
[名前]蒼塚 映樹(アオヅカ エイキ)
[役職]心対課隊員
[性別]男
[年齢]25歳
[容姿]一見して性格が理解るような整った出で立ち。健康的な肌に真っ直ぐな眉毛、ぎゅっと一文字に引き締められた唇。瞳は群青で射抜くように鋭い大きな三白眼。炭のように黒い髪を短く切り揃え、服装はシンプルなYシャツと黒いロングコート、同色のストレートパンツ。腰には心象武器が提げられており、またコートの中にもいくつか小刀をしのばせている。身長は180cm、筋肉質とまでは言えないが健康的な身体。
[性格]常に全力で他人を想い、常に全力で自分を磨く馬鹿が付くほどの真面目。脳内辞書に諦めるという言葉が存在せず、何時どんな状況でも希望を捨てないハイパーポジティブシンキング。一方、何が何でも他人を救おうとするある意味融通のきかない部分もあり、見方を変えれば根拠も無いのに希望を騙る悪人。本人にそんなつもりは1ミリもない。
先輩に全てを捧げている過激派後輩。
一人称は「私」、素は「俺」 二人称は「君」又は「先輩」
[心象武器]青色に煌めく刃を持った太刀
「結界盤を生み出す能力」を持つ。結界盤は丸い板状の結界で、言うなればシールドのようなもの。盾や足場、投げて攻撃など応用が利くが、強度は鋼鉄より若干硬め程度、強い衝撃を加えれば普通に壊れる。
[概要]『後輩』という立ち位置が好きなのか、相手の年齢関係なく認識した人すべてが自分の先輩である。先輩とは概念。座右の銘は「世界の後輩」。好きなものは料理と先輩。普段自炊しているため料理の腕はかなりのもの。
心対課は素晴らしい先輩に出会えるし可哀想な人を助けることができるしで最高の仕事だと思っている。勿論壊人達は一筋縄ではいかないし辛いことも沢山あるが、趣味と先輩があれば乗り越えられる。
あくまで先輩。信仰対象ではないので苦手な先輩とかは普通にいる。
(/>>14の名無しです。PFのご確認よろしくお願いします…不備等あれば何なりと…!)
>26
(/ご返答ありがとうございます!あくまで同じ能力を使えるようになるだけといった感じにいたしますね。ではpfの制作させていただきますのでしばしお待ちください!)
「ははっ、お金が全てだなんてそんな最低なこと考えたことすらないさ。僕はお金より君との友情の方が大事さ」
「弱ぇ癖にこの俺様に逆らってんじゃねぇよ!弱者なら弱者らしく俺様に全部寄越せよゴミクズが!!」
[名前] 高峰 律(たかみね りつ)
[役職]強欲の深壊人
有名IT企業の副社長。深壊人になった後も力に物を言わせて隠蔽させている
[性別]男
[年齢]26歳
[容姿]金色に染めた肩にかかるくらい伸ばし、前髪は右目にかかるように分けている。切れ目気味の黒い瞳にしっかりと整えられたまつ毛。175cmですらっとした体つきをしているためあまり筋力はない。上質な白スーツに身を包み、胸元には黒いクロスタイを結んでいる。普段着も有名ブランドの物しか着ず、派手なものは好まない。
[性格]強欲。金で買えないものはない、弱者は搾取されるために存在する、利用できるものは最低限の労力で使い潰すまで利用するという思想を強く持っている。普段は誰に対しても優しく親身に接するが、これは搾取をするためにその心に取り入ろうとするためである。そのためには嘘をつくことも卑怯な手に出ることも厭わない。他人の大切にしているものを奪って我がものにすることのみにしか快感を感じられない。自分が欲しいと思ったものは手に入れないと気が済まなく、上手くいかないことがあったり機嫌が悪くなったりするとすぐに感情が表に出やすくなり怒りを露わにしてストレス解消と称して散財したり人や物に当たることがある。運動はからっきしだが生まれつき頭が良く、天才を自称する程頭の回転や記憶力が良い。普段の一人称は僕、二人称は貴方、君だが怒ったり本性を現した時は一人称が俺様、二人称はお前やテメェになる。
[オーラスタイル、異能力]
オーラ自体で攻撃したりはしないものの、オーラを自分の身に纏って硬化させることにより防御力を上げる。また硬化させた部位で殴ったり蹴ったりすることにより威力を上げたりもできる。
「金を使うことで相手の能力を買う」能力を持つ。能力を使うと自分の所持金の一部が相手の元へ移り、その代わりに相手の身体能力であろうと異能力であろうと全く同じ力を手に入れることが出来る。所持金の概念は本人が自分の物だと認識しているものに限る。そのため例え他人の所持金であったとしても本人の支配下に置かれている人物の物であれば使用することが出来る。消費される金額は強力な力であるほど高くなり、自分と同じ深壊人の能力は特に高額となり、過去に一度手に入れたことがあるがそれ以降やろうとはしない程である。また金の移動先は相手の銀行口座だったり財布に直接だったりとこれもまちまちであるが高額であるほど前者であることが多い。金で買うとはいえ相手の能力が消えるわけでも、相手よりも強力になることもないため基本的に熟練度の差で劣化になってしまうことが多い。また、保持できる能力の数にも限りがあり3つまでしか維持できず、新しい能力を手に入れると古いものから順に使えなくなってしまう。
[概要]
知らないものはいないとまで言われる有名IT企業の御曹司で、親から副社長の座を与えられている。生まれた時から手に入らないものはない環境で育っていたため、何不自由ない生活を送っていた。彼の強く持つ思想は幼い頃から親に言われ続けていたもので、学生時代はいじめの主犯格として好き勝手過ごしていた。教師には大金を積んで黙らせていたが、ある時いじめていた生徒が自殺してしまった。最初は自分のした事の罪の重さに反省していたが、親の計らいで自分の罪が揉み消されたことで金は罪さえ消せることを知ってしまった。金さえあればなんでも出来る、何をしても許される、そんな力は自分のような強者が持つべきだという思考に取り憑かれ、壊人と化した。当初は力の暴走なども起こしたが明晰な頭脳や権力を活かして壊人としての能力で更に多くのものを奪っていくと共にその力を完全に自分のものにして深壊人となった。
(/>25のkeepをお願いしていたものです!pf完成いたしましたので投下させて頂きました。ご検討よろしくお願いいたします!)
(/主様、ご返答ありがとうございます!能力の副産物として生まれた物であれば可という事で了解しました!プロフィール提出しておきますので指摘などあればなんなりとお申し付けください。)
「へぇー、君たちの異能、美味しそうだね?味見させてよ?」
「食事も、知識も、経験も、全部全部食い荒らすのが暴食の深壊人なのさ?」
【名前】 篠塚 優希 (しのづか ゆうき)
【役職】 暴食の深壊人、中卒のフリーター
【性別】 男
【年齢】 28
【容姿】 栄養不足による髪の色素が抜け綺麗な白髪となった女性のようなショートカット、綺麗な黒い瞳は能力の開花と共に紅くなりアルビノの様に見える、身長も幼い頃の境遇から成長に障害があり162cmと男性にしては低め、筋肉もそれほどある訳でもなく並以下、普段の服装は首にファーの着いた青いコートとジーンズとブーツが基本スタイル、武器の類は持たず自身の能力のみで戦う
【性格】基本は穏やかで友人に甘い、幼少期の辛い貧困生活のおかげでどんな物も美味しく食べる事からその姿を見た人も美味しく食事ができると言われている…が、ひとたび怒りに火が着けば残忍な面を見せ辺り一体を食い散らかす暴君気質を合わせ持つ。
一人称は平時は「ボク」、キレ時は「オレ」、二人称は「君」又は「お前」
【オーラスタイル、異能力】
噴き出すオーラは巨大な顎、背後から細かく分裂させ無機物や異能などで発生した物体を分散し喰うことも可能。
喰らった物体は自身のエネルギーに変換する他、他者の受けた傷なども喰らう程の悪食。しかし自身の傷は喰らえない、また鉄骨や石など喰らった後記憶にあるものであれば作製が可能。更に人の記憶も喰らうことが可能だがこれに関しては相手の記憶を読み取るといった行為に近い。
異能名【暴食者(グラトニー)】、上記の能力を総称してそう呼んでいるが喰い過ぎれば体が重くなったり逆に喰わな過ぎれば何もかもを喰らいつくさんと暴走するなど不明な点も多く見られる。
【概要】 幼少期は生活保護を受けるほどの貧乏で、まともに食事にありつくのもやっとであった。そんな時に壊人として覚醒(その時の異能名は【拒食者】、ただ空腹を感じなくなるだけの異能)、そのおかげで彼だけは普通に生きられるほどの力を得たが同時に家族からは浮いた存在となる。中学卒業後は家を出て住み込みで働ける場所を転々とし、壊人である自身を隠しながら生きていた。しかしとある職場での歓迎パーティーで出された食事に感動し今まで食べなくても生きていけたがこれからは美味しいものはどんどん食べようと欲が生まれ、その欲に反応した【拒食者】が書き変わり【暴食者】へと変異する。彼は美味しそうなものであればなんでも食べることにした、たとえそれが異能の断片や人が食すような物じゃなかったとしても…。
>27
>29
>30
/纏めてで申し訳ありません、確認できました、皆様問題ありませんのでこれからよろしくお願いします。
>ALL
/ただいまより稼働を開始していきます、こちらの絡み文に絡んでいただいても、ご自身で絡み文を置いてみても構いません。
ドッペルも可能ですので、どうぞ時間に余裕が出来ましたらお気軽に。
>ALL ――小見坂楓side――
『狩馬市商店街に複数の壊人を目撃との通報あり、現在交番勤務の警官らによって市民を避難誘導中。
近辺の心対課隊員には壊人への対応を要請する、繰り返す、狩馬市商店通りに――』
【心対課の隊員であれば誰もが所持している無線機から、マニュアル的な声色の、しかし緊急の通達が響いている。
老朽化が進む商店街に複数人の壊人が出現、幸いなことに人通りは決して多くなく、避難誘導も順調に進んでいるとの内容だった】
「心対課一名、現着した、対応する」
【そんな商店街入口前に停車した一台のパトカー、その助手席からパンツスーツスタイルの女性が降車した。
傍で避難誘導をしている警官に、心対課に属していることを示すバッジを見せ、商店街へと踏み込む。
小見坂楓、心対課を取り纏める最高責任者である】
>ALL ――枕木陣聖side――
【その男は、七三に固められた黒髪、角ばった黒縁眼鏡、身に纏った皴一つ無いスーツと、如何にも生真面目なサラリーマンといった風貌である。
その女は、茶髪の短めサイドポニーにベージュのブレザー、ミニスカートに学生鞄を肩掛け、やや反抗期が入った女学生といった風貌である。
接点等無い様に感じられる男と女は、そのどちらもが身体から不気味な黒い靄を立ち昇らせながら、狩馬市商店通り近くの裏路地に佇んでいた】
「商店通りで一騒ぎしてるらしいな、一人向かわせてみようか」
「もう向かってるよ、壊人騒ぎと聞いて遠くで眺めているなんて出来ると思うか、「全員俺」なんだ」
【或る壊人がいる、その壊人は自身の精神を分裂させ、他者の肉体を乗っ取って活動することが出来る。
「深壊人」と呼ばれる七人の特殊な壊人の内の一人、枕木陣聖。
今この場にいる二人は、そのどちらもが枕木陣聖と呼べる壊人であった】
/現段階での予約、枠状況、及びキャラ一覧です。
【枠キャラ】
・心対課
課長(1名)……小見坂 楓(>8)(主)
副課長兼戦闘チーム長(1名)……男性、年齢30~上限無し
心療チーム長(戦闘もします)(1名)……女性、年齢20~上限無し
・深壊人
傲慢の深壊人(1名)……枕木 陣聖(>8)(主)
強欲の深壊人(1名)……高峰 律(>29)
嫉妬の深壊人(1名)……上山 羽前(>21)
憤怒の深壊人(1名)……性別不問、年齢不問
色欲の深壊人(1名)……性別不問、年齢不問
暴食の深壊人(1名)……篠塚 優希(>30)
怠惰の深壊人(1名)……柊 真人(>18)
【無制限キャラ】
・心対課
隊員……蒼塚 映樹(>27)
(/宜しくお願い致します…!)
>31
騒がしいな…,
(商店街からそう遠くない路地裏の影。特にやる事もないが、暇は持て余しているので街に出てみたものの特に何もなく、自身の住まう場所へ帰ろうかと思えば何やら付近でパトカーの音がする。また壊人が出たのだろうか、と自分のこと等棚の上にあげてぼんやりと考えた。)
今日は何人出たのかな…
そいつ等の見る夢は面白いのかな…
(現在商店街を騒がせているであろう壊人がどんな事に絶望したのか狂ったのか少々気になりはしたものの、何時もの様にすぐに興味を失くしてしまう。でも、最近はあまり人の幻覚を覗いていないし、久しぶりに覗いてみたいという気分にもなれば、商店街近く、人が騒いでいる方に行き、どさくさに紛れて一般人に近づく。多少心が疲弊しているみたいだ。30分フルで幻覚を見られるだろうか。そう思いながらその者に触れる。)
あんたの見る夢はどんなもの何だろうね
(ばっと現れたその一般人を包む箱に周りは驚いている様子だったが、興味はない。5分経てば暴れだすし、安全な所でこの者の幻覚を見よう。そう思えばまた路地裏の方へ消えようとして。)
>>31 小見坂楓
『心対課隊員蒼塚、現場に到着しました。隊長殿の応援へ向かいます』
(パトカーから降りた女性を確認すると早口で連絡を済ませ、追いかけるように自分も降車した。無線機のスピーカーから垂れ流れる無機質な音声を一文字も漏らさず聞きながら、忙しく避難誘導をこなす警官に心の中で敬礼しつつバッジをかざす)
「先輩!蒼塚です!応援に来ましたっ」
(人々の流れに逆らい商店街に遠ざかってく隊長の背中に大きな声を投げ掛けると、百年間探し回った師匠を見つけた時の弟子のような表情で先程心の中に仕舞っておいた敬礼を勢い良く決めて)
>>ALL
「ふむ…ここら辺のはずなのだが」
(人気の少ない路地裏周辺にて、腰に刀をさげた高身長の青年が佇んでいる。ちょっと前にここいらで壊人を見かけたという一般からの報告があったため、意気揚々と出かけてきたはいいものの軽く二時間は探し回っているだろうか、頭の中に疑念がぽつりぽつりと浮かび上がり始めたころである。そもそも既に対処されている可能性も高く、また同じ壊人が出てくるとは限らない。いつ何が起こるか分からないので油断は禁物だが、如何せん何も起こらないため頭の隅に今夜のおかずが見え隠れしてきては煩悩を払うように頭を振り)
「駄目だ駄目だ、気を引き締めなければ!」
(/主様、参加許可ありがとうございます。
皆様へ、絡み文を出しましたのでお好きに絡んでくださると嬉しいです。よろしくお願い致します!)
/ルート分岐式を取らせていただきます……!
>33 ――柊真人、小見坂楓side――
「……何、外にも?
……了解、商店街の方は皆に任せた、私が外に対処する」
【人一人が突如出現した箱に閉じ込められる、商店街へ踏み込んだ瞬間、その背後の人だかりの方で起こった騒ぎに視線を向けた。
間違いなくそれは壊人の異能だ、遠隔か近接かは分からなかったが、もし後者であるならばまだ近くにいる筈だと。
無線に声を飛ばしながら視線を巡らせて】
「居た」
【一言、見えたのは路地に消えていく後ろ姿だけだったが、それが壊人であると判断出来たのは半ば勘に近かった】
「……通達、「箱」周囲から一般市民を退避、野次馬にも近付かせないで。
手が空いてる隊員は箱の監視を、動きがあったら連絡、対処の是非は自己判断に任せる」
【言い切るより早く、駆ける。
壊人と思われる人影が消えていった路地に踏み込んで、その姿を追った】
>34 ――蒼塚映樹、小見坂楓side――
「んー」
【心臓の位置を右手で軽く叩いて、そのまま腕を垂らす。
カシャン、と瞬きの一瞬程の間に右手に握られているのは小見坂の心象武器である三叉槍。
背後から聞こえてきたよく知る声に軽く肩を竦め】
「先輩命令、楽にして良し……無線はちゃんと聞いてた?」
【心対課に属するクセの強い隊員の一人である映樹。
こちらが「楽にしろ」とでも言わなければ延々敬礼を続けていそうな彼に端的に言って】
「壊人は複数人確認されてる、詳細な人数は不明だけどとりあえず見つけた端から「救け」ていくよ、良い?」
>枕木
…また壊人騒ぎか?全く、自分の力すらまともに操れないなんて動物以下じゃないか(休日、仕事も金づるもないからどうしたものかと思い悩んでいた。気分転換の散歩中にけたたましいサイレンの音に気づいた。何事かと重い野次馬精神でその方へ向かってみればそこには暴れている壊人と警察。なんのことも無いよくある光景に少しガッカリしたのかため息を一つ吐きながら、同じ壊人といえど自分はその力を自在に操れる。力に溺れてしまうのは弱者の証だと言わんばかりに暴れている壊人を冷めた目で見つめながら見下して)
>蒼塚
……はぁ、こいつももう終わりか。消すのも面倒だし勝手に野垂れ死んでもらうとするか(人気の少ない裏路地の更に奥、凡そ誰もこんなところに来る用事もないだろう薄暗い場所に二人の男がいる。一人はボロボロの身なりで地べたに倒れ伏して、もう一人は上質なスーツを身にまとい手には札束を持ちぺらぺらと枚数を何度も数えている。深壊人である自分はもちろん後者である。一人の人間を限界まで搾り取って最早利用価値のない目の前に倒れる男をゴミを見るような目で見つつその場に置き去りにしようとその場を去ろうとし)
>all
………(とある休日の昼過ぎ、公園のベンチにコーヒーを飲みながら新聞を広げている男が一人。彼そこ深壊人の一人、高峰律である。しかし壊人とは思えない整っている身なりに落ち着いた姿、公園にいる誰も彼がそれだと気づいている様子はない。何か金になりそうな事でも起きてないかと内心ではどうせ何も無いとは思っているが、どうせ暇なのだからと淡い希望を抱きつつ新聞を読み進めている。あまりに集中していたのか、ベンチに置いてあったコーヒーをふとした拍子に落としてしまい、地面に零れてしまっているが気づいている様子は全くない)
(/参加許可ありがとうございます!早速絡み文を出してくださってる方には絡ませていただきました!そしてこちらからも絡み文を投下いたしましたのでお好きに絡んでいただければ幸いです。皆様御相手よろしくお願いします!)
「彼らを呪縛から解き放つのが僕達の使命。しかし彼らは僕達を殺すことが出来る。そういう戦いであることを胸に刻んでください」
「明日は我が身です。各々ストレスを溜め込まないように。心療チームとは良好な関係を築くことをお勧めしますよ」
[名前]神堂山 尊(シンドウザン タケル)
[役職]副課長兼戦闘チーム長
[性別]男性
[年齢]31
[容姿]身長175cm。黒に近い暗い色の茶髪をアップバングにしている。瞳の色は黒。糊が効いたワイシャツの上に塵一つ付いていないネイビースーツを羽織る。正統派イケメンといった端麗な容姿の持ち主。
[性格]非常に穏やかで愛想良く、老若男女を問わず公平に接する。自身を露骨に嫌ってくる人間に対しても温和な対処をしてみせる。
しかし親しみやすい性格とは裏腹に自分のことをあまり語ろうとせず、踏み込んだ質問をされたり食事や娯楽に誘われたりすると、上手く躱して話題を変えてしまう一面も。また優しいからといって日和見主義であるとか敵を攻撃するのを躊躇うとかそういったことは一切なく、決断を迫られれば驚くほど冷徹に事を進めてみせる。
戦闘チーム長だけあって実戦を見据えた訓練には抜かりがなく、部下の心対課隊員達への指導も熱心に行う。
一人称は「僕」、二人称は「君」「貴方(貴女)」等々。
[心象武器]反対側の柄が棍棒(メイス)のような形状をしている薙刀。薙刀側が赤、棍棒側が青色に分かれており、それぞれ同じ色の鎖を一本ずつ心臓の位置へ伸ばしている。
薙刀は風を、棍棒は氷を生み出すことが出来る。自身への追い風として立ち回りの幅を広げたり、武器に纏わせて重量を高めた一撃を繰り出したりと用途は多岐にわたる。
[概要](キャラ概要)
副課長兼戦闘チーム長。
デスクワークより実戦と部下への指導の比率が高めな現場主義者。フットワークが非常に軽くあちこちに現れるため、クローンの存在を疑われたことも。
どういうわけか身内に不幸が相次ぐ傾向にあり、母親と弟をはじめとして祖父母や遠近関係なく親戚、果てには学生時代に親しかった友人までもが多数他界している。本物の兄の如く尊の心の隙間を埋めてくれた従兄は、この業界に入って壊人と交戦中に命を落とした。これらの経験を受けて「自分と深い関係や血のつながりを持った人間は不幸に見舞われるのだ」と考えるようになった。同僚達とのプライベートな付き合いを避けるのはこのせい。
そんなわけで心対課の責務に殉じることが人生の全てであると覚悟を固めている。友人や恋人を作れない寂しさも、若くして命を落とした従兄の無念に比べればどうということはないと自分に言い聞かせて戦う、真面目過ぎるが故に孤独な男。
(/申し訳ありません!PFの提出が非常に遅くなってしまいました)
>37
/はい、受付いたします。
PF問題ありません、よろしくお願いします。
>36 ――高峰律、枕木陣聖sideーー
「なんだ、もうこんなに見物客が居たのか」
【黒髪黒目に、小柄で細い体躯、ブカブカに見える学ランに背負った鞄。
中学生程度に見える男子が一人、見た目の割に妙に大人びた口調で高峰の背後に立つ】
「どうせ暴れるなら、こんな寂れた商店街じゃなくて大通りの方で暴れてくれれば、もっと面白かったんだけどな。
……あぁ、この身体は小さくて駄目だな、一番近くに居たから来てみたら……おい、退けよ見えないだろ」
【と、右手で高峰の身体を押しのけようとして……】
>枕木
っと…。おい、危ないじゃないか。倒れたらどうしてくれるんだよ(ここにいても得られるものは何も無いなとその場を去ろうとした矢先、突然背後から押しのけられてバランスを崩し転けそうになってしまう。躾のなってないガキだなと沸点が低いのもあり怒りそうなるがなんとか気持ちを抑えつつも、一言言ってやらないと気が済まないと言った感じでこう言葉を投げかけて)
>35
……へぇ、こんな事考えてんだね
(路地裏へ消えると幻覚を見せている相手の幻覚が自身の脳裏に浮かび上がる。良い夢か悪い夢か、……仕事で成功して、昇格して……どうやら良い方だったらしい。悪い方じゃなくて良かったね、等と興味のなさそうに思いながら、相手が幻覚の中にいる自分の分身に気が付かないので相当心地の良い夢なのだろう。在り来りだな、と相手の見る幻想を見ていれば、何やら後ろから気配がある。誰か着いてきてるのか、面倒臭い。そう思いながらある程度の路地裏の奥の方まで来れば、後ろを振り返って。)
ねえ、何時まで着いてくるの
(後ろに感じる気配が消えなければ、軽く溜息を吐きながらやれやれと言った風に吐き捨てる。今見ている幻覚の主は後少しで箱から出るだろう、幻覚の中の自分は倒される心配も無さそうだ。そう思いながら疲れたというように近くの座れる場所に座って。)
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