2021-01-24 13:09:51 |
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( 暴力型ヤンデレ 赤葦京治 )
俺の彼女は兎に角可愛い。女の子らしいと言うか、言葉じゃ表せない程の可愛さを持ってる。
「 おはよう、(名前) 」
朝いちから好きな人の姿を見れると言う優越感は、俺にとって心の支えだった。
一番最初に見たのは俺、そんな風に考えると何故か安心できる。この気持ちだけで、俺は自分の欲を抑え込んでいた。
「 おはよー!京治くん 」
やっぱり可愛い……。
俺の天使なんだから、当たり前か。
ある日のこと、俺は当たり前のように彼女の家へと向かう。今日も一番に会えるのは俺、そんな浮いた気持ちのまま。
見慣れた扉を見つめ、彼女が家から出るのを待つ。数分待っても出てこない彼女、今日はどうしたのだろうか。
「 うん、またね。行ってきます 」
漸く開いた扉、勢いよく反応をすれば彼女は誰かに手を振っている。家族かと思い玄関を覗くも、そこに立つのは彼女と血の繋がりのない人物がいる。
許せないゆるせないユルセナイ。
嫌だいやだイヤダ。
ずっと我慢していたのに、何かがプツリと切れた気がした。ここまで我慢したし、もう良いよね。君が悪いんだから、全部責任取ってよ。
「 あ、京治くんおは……! 」
俺の存在に気付き、可愛らしい笑みを浮かべて手を振ってくる彼女。俺はそんな君が憎いんだな、と彼女の手をしっかりと掴み走り出す。
唖然としながらも引かれるがままに着いてきてくれるんだ、純粋すぎる。不審者に捕まってしまいそうな彼女を心配する暇もなく、着いたのは人気が少ない公園。
「 京治くん、何するの? 」
公園を見渡し心配そうに首を傾げる彼女、本当にこんな事をしても良いのかと考える暇もない。皺のない服を掴み、歯止めができなくなった自分の身に全てを任せる。
「 全部、アンタが悪い。俺と付き合ってるのに、他の男に行ってきますなんて言わないで。俺がいるのに、他に求めるなてんてするな。うざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざい! 」
戸惑う彼女なんて気にならない、今は自分の気持ちを吐き出すのに精一杯。ギュッと握って爪跡が残っている拳を高くあげると、抵抗ができない彼女の額へと力強く降り下ろした。
( 名前のまま。D.Vみたいな感じ )
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