名無しさん 2021-01-18 10:03:28 |
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>35 幾島さん
「だって同級生だよ、遠慮しあったってしょうがないでしょ。
私も友達って言えるような人はクラスにしかいないから、他クラスの人とはこういう機会じゃないと中々話せないんだよね。
呼び捨てが駄目ならちゃん付けとか……ん、まぁ良いや、一番呼びやすいように呼んで」
【躊躇無くハキハキと喋るタイプ、もしかすると幾島は苦手な類かもしれないが】
「抹茶かぁ、良いよね。
私はあれが好きだな、抹茶ク……ん゛っ」
【どうにか聞き出せた安堵のまま、抹茶クレープと口走りかけて咄嗟に口を噤んだ。
五十幡透香は一応、真面目でストイックな努力家として通っている。
クレープ等という嗜好品が好きだと悟られれば、ストイックなイメージが崩れて弱みになる可能性も――と、勝手に考えていた】
「……苦めの抹茶が好きなんだよね、気が引き締まる感じで。
海月はどういう抹茶が好きなの?
濃いのとか、甘いお菓子とか……」
【結果、急遽誤魔化すに至り、冷や汗がたらり。
とにかく強引に話題の主役を海月に移すべく、そう問いかけてみて】
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