名波 紬 2021-01-11 02:06:35 |
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(/こちらこそ、改めてよろしくお願いします。それではこちらも本体は隠れてますね。)
またか…ムギちゃん出席日数ヤバいんだろ?少しは出なきゃ。
(相手のサボり癖は一応予想はしていた。しかし、正直に面と向かってサボりだと白状されると半ば呆れたように、だがこれは相手のためを思ってぐちぐち注意をして。しかし、そんな注意も意に介さず、サイドテーブルにある紙パックのコーヒー牛乳に目をつけて寄越せと暗に訴える相手にそれを手に取って相手の額にコツンと当てながら「送って欲しいなら午後の授業にも出るこったな。」と、交換条件を示して。まぁこんなこと言いつつも例え相手が午後の授業に出ようがでまいが過眠症持ちの相手を放っておくことはできず、結局は家まで送ってしまうのだが。)
んー……。
( 額に当てられた珈琲牛乳を両手で受け取ればストローを差し込み早速ちうちうと飲んで喉を潤す。相手の注意は一応耳に入ってはいるものの右から左状態で、ぼーっとストローの先端を噛みながら唸りのような曖昧な相槌を返し。今日は朝からずっと保健室に居て一つも授業に出ていないしあと2時間だけだから出てみようか。「 じゃあ放課後は教室に迎えに来て。」ぺたんこになったストローから口を離してそう告げると今度はプリンに目を向けて。 )
(サボっているからにはやはり授業には出たくない理由が何かあるのだろう。こちらの注意を聞きたくないのか、それとも耳に入っていないのか、曖昧に唸る相手の返答を焼きそばパンを頬張りながら待っていると相手から出された条件は放課後は教室に迎えに来いとのこと。それくらいなら許容範囲だと、相手の興味が移っているプリンをまた相手の額に当てれば「わかった。なら約束な。」と、プラスチックのスプーンとともに渡しながらそう告げればベッドから立ち上がり、保健室をあとにしようとして。)
(/放課後までスキップしますか?)
うん、また放課後。
( 珈琲牛乳のパックを倒れないように傍に置き、好物の甘い物を貰うと僅かに瞳の奥をきらきらと輝かせ。早速フタをめくっては一緒に貰ったスプーンでぱくり、甘い物に満たされていく至福感に頬を緩めつつ、教室に戻ろうとする相手の背中をゆらゆら片手を振って見送り。予鈴が鳴る頃には完食し空容器はゴミ箱へ、余った珈琲牛乳を片手に授業へ出向くが小腹が満たされた事ですぴすぴと授業中は夢の中、そのまま相手が迎えに来る放課後になり。 )
( / そうですね、飛ばさせていただきました。 )
おう、じゃーな。
(保健室の相手と別れた後、そのまま午後の授業をこなして早くも放課後のホームルーム。担任からの知らせなど特になくつつがなく終了すれば、クラスメイトへ別れの挨拶をして保健室での約束を果たすために幼馴染の教室へ向かい。着いた教室には気持ちよさそうに寝息を立てながら気持ちよさそうに寝ている幼馴染。保健室ではサボりだと言っていたくせに今度は寝るのかと呆れれば気持ち強めに相手の額へペチンとデコピンをして。)
ムギちゃん。もう放課後だよ、帰ろう。
(/ありがとうございます。)
ゔ、……あー……ヨウだ。うん、帰ろ。
( 心地好い眠りに就いていたところに額に痛みの衝撃を受けて小さな唸り声。机に突っ伏すようにして寝ていた上半身を起こし額を摩りながら寝惚け眼で見つめて犯人の名を口にして。凝った体を解すように両腕を前に伸びをすると、中身の少ないスクールバッグを持って席から立ち上がり飲み干した珈琲牛乳をゴミ箱に捨てて生徒玄関へ向かい。開放された出入口から吹き込む冷えた風に少し身震いしては「 寒、」と小さく呟いて )
今夜雪が降るかもだってさ。
(生徒玄関の開放された扉からは突き刺すような冷たさの風が吹き込んでくる。その風をモロに食らってしまえば隣で呟いた相手と同じく「さぁむっ」と、肩をすくめながら呟いて。今朝の予報では夜から雪が降るという予報で、それならばこの寒さも納得で、小さく呟いた相手のことが心配なのか、靴を履き替えたあとに自分の首元に巻いてあったストールを今度は相手の首回りに巻き付け「どう?少しは楽になったろ?」と、微笑みかけて。)
どーりで寒いワケ。
( 納得の寒さではあるが寒いのはあまり得意ではなくどこか不満気な声色で相槌を打つ。暑いのも得意ではないのだけれど。履き替えたローファーの爪先をトントン、足に合わせていれば『 寒い、』と嘆いた相手が己にストールを譲るものだからきょとんと双眸を瞬かせ「 ……寒いの苦手なクセに。 」と揶揄うように、ふっと笑みを零せばストールを返そうと手を掛けて )
バカ、女が体冷やしたらダメだろ。
(せっかく渡したストールに手をかけてこちらに返そうとするとその手首を握って静止させて。幼い頃から一緒にいるためか自分が寒いのが苦手なことをこの年月で相手は見破っており、その気遣いからなのだろう。しかし、明らかに自分よりも華奢でお世辞にも健康的とは言えない肉付きの相手は見ているこちらからしたらこの気候に耐えられるのかと心配であり、「母さんがそう言ってた。」と、それにと付け加えた言葉を告げながら解かれたストールを今度は解かれないようにと気持ち強めに結び直せば「…っ、でも寒いのは辛いから早く帰ろう。」と、肌を撫でた寒風はパーカー、ブレザーの上からでもその冷たさを伝えてきて、その冷たさに体を一瞬振るわせては帰路を辿り。)
……うん、そだね。
( ストールを外そうとするが彼の手により制止と忠告を受ければ、抵抗する事もなく素直に頷く。優しさに付け入ってしまう私は悪い奴だ。口元をストールに埋めながら隣を歩いて、冬の所為か家に着く頃には日が沈んでまた一段と冷え込み「 送ってくれてありがと、ヨウ。……あ、これも。 」キンと冷えた鉄製の門扉を開けようとして手を止めると、借りていたストールを外して持ち主の首元へと巻き直して帰してやって。 )
おやすい御用だよ。
(相手の自宅へとつけばお役御免。幼い頃から護衛のような形で相手と登下校しているため、癖なのか相手が玄関に入るのを確認するまで待とうとするが、貸していたストールを今度は相手から巻かれて。外したばかりのためか、まだ相手の温もりが感じられ、またほんのりと自分のものとは違う香りが漂うとほんのりと頬を赤らめ、それを相手に気づかれないようにストールで隠して。「じゃあ、また明日な。」と、相手が玄関へと入るところまで見送れば、今度は自分の家へと足を進めて。)
( / 展開の相談失礼致します。①紬が引き止めて夕食に誘う ②休日に紬のお買い物の付き添い ③嫉妬イベント
これらで悩んでいるのですがどれをしてみたいですか?順番にこなしていくのでも構いませんので、ご希望やその他提案がありましたらお伺いしたいです。 )
ん、また明日。
( こくりと頷いて、いつものように見送られて家の中へ入れば玄関で出迎えていた母が『 おかえりなさい、今日はシチューなんだけど作り過ぎてしまったの、 』なんて困り顔で言う。それなら適任が居る、と閉めたばかりの玄関の扉を開けて門扉から身を乗り出せば、歩き出している相手の背中に向かって「 ──ヨウ!帰らないで。……あのね、シチュー、作りすぎたってお母さんが。 」要するに食べていって欲しいのだと、手招きをしながら告げて )
( / では番号順に進めていきますね。嫉妬イベントの時になりましたら、また改めて内容のご相談させていただこうかと。
ちなみに現時点でロル等にご不満はないでしょうか? )
(服の上からでも感じられるほどの寒風が吹き抜けていくと、ぶるりと体を震わせ、肩をすくめながら家路を辿り。「あぁ、早く帰って風呂に入りたい。」と呟いた言葉は白い息になって消えていき、家へと向かう足が早まり。しかし背後から呼び止められる声にその足が止められてしまい。その声の聞こえる背後へ振り向くと家に入ったはずの幼馴染が手招きしており。曰く作りすぎたシチューを食べていってほしいとのこと。言葉足らずだが長く接してきた相手の言葉は何となく伝わるもので「あ、ほんと?じゃあお邪魔しようかな。」と、躊躇なくお世話になろうとして。相手の母親とは面識があるし親同士も親しい間柄だ。何より今すぐ暖を取れるということがなによりもありがたいと、相手に招かれるままに玄関へとお邪魔すれば「おばさん、ご馳走になります。」とぺこりと頭を下げて。)
(/了解しました。
ロルに不満などありませんよ!大丈夫です!逆にこちらのロルは大丈夫でしょうか?)
助かる……うちのお母さんのうっかりは毎回度が過ぎてるから。学習しなよね。
( 母はつい作り過ぎてしまう事が多々あるものの、その度に相手がこうして助けてくれるものだからそれに甘えて学習しない。呆れたように呟けば『 味を調整してたらどんどん増えちゃって…陽太くんいっぱい食べて行ってちょうだいね。 』なんてにこにこと暢気に話し掛ける母の姿に小さく溜息。手洗いとうがいを済ませると食卓テーブルには具沢山のシチューが並び、いつも相手が座る場所の前にはそれはもう山盛りのシチューが。食の細い己にとっては見ているだけで満腹になりそうになりながら椅子に座りつつ「 うわ、盛り過ぎじゃない…?食べれる? 」と少し心配そうに問い掛けて。)
( / そうですか、良かったです。
そちらのロルも問題ございません!では引き続きよろしくお願い致します。 )
そういうムギちゃんも、こないだ弁当箱と財布忘れたからって俺に泣きついてきたじゃん。
(プチ反抗期なのか、自分の母親に対して少しキツめの言葉の入り混じった呆れた呟きが耳に届くが、その血をお前も継いでるんだぞ、と言わんばかりにこの間の相手の『うっかり』を指摘して。相手に続いてうがいと手洗いを済ませて夕食の席へと向かえばそこにはシチューが盛られた皿が並べられており、あたりに漂う香りに胃は更に空腹を訴えてきて。しかし、自分の座る先にはシチューが盛られた皿…ではなく、カツ丼はもちろん、ラーメンも盛れてしまうであろう深さの丼にシチューが盛られており。こうやって相手の家でご馳走になることが多々あったためか、相手の母親も自分が大食漢であることは学習しているのだろう。おかわりに行く手間を少しでも省けるようにという配慮であり、その丼を見て心配そうに問いかける相手に「男子学生の胃袋舐めんな。」と、言いながら『見てろ』とジェスチャーをしては手を合わせて「いただきます。」と呟けば次々にシチューを口に放り込み。)
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