まずは物語の舞台「A」について。 全世界の元国家を統合して作られたサイバー都市。上層と下層で貧富・生活環境の差が激しい。富裕層の居住する上層には「研究区画」があり、科学技術のより一層の向上に向けて日夜科学者や技術者が睡眠時間を削ってでも奮闘する一方貧困層の居住する下層の「スラム街」ではあらゆる犯罪が発生している。
前記の「研究区画」「スラム街」について。 ・「研究区画」 最先端の設備を取り揃えた技術者・科学者達の居住区画。『マイナス』達に協力する凄腕の技師『ロジカ』はかつてこの区画に居住していたが一人の天才が発明したとある禁断の技術をきっかけに研究区画を見限り、「スラム街」へと移り住んだ。 ・「スラム街」 社会不適合者・生活苦など社会的に底辺の人々が明日の飯すら食べられるか分からない不安に晒されて暮らす無法地帯。秩序が無く、起こる事件にもお互いに無関心であることから薬物・人身売買…などあらゆる凶悪犯罪の温床となっている。