俺のこと、君のこと。　/　〆　

　…菜帆さん。
　長いこと返せてなくてごめん。７ヶ月の記念日も、一緒に祝えなくてごめん。
　菜帆さんがこれに気付いてくれるかは分からないけど、俺も、今でも大好きだよ。

瑠璃くん！良かった…姿見せてくれて安心した。（　瞳潤ませながらぎゅっと抱き締め　）もう会えないのかなって半分諦めかけてたんだけど、私もたまに覗いたりしてたから瑠璃くんのメッセージに気付けて良かった…。私もこれからも大好きだよ。

　こんなに早く気付いてくれると思わなかった。待たせてごめん。…待っててくれてありがとう。(　包み込むように抱きしめ返し　) …菜帆さんはずるいな。もう会えない覚悟もしてたのに、まだそんなこと言ってくれんの。

ううん、瑠璃くんおかえりなさい。（　愛おしそうに背中に腕回し　）だって瑠璃くんがまた戻ってきてくれたんだもん。またお話できるって思っててもいいんだよね？（　遠慮気味に首傾げ　）

　ただいま、菜帆さん。(　抱きしめたまま、髪に顔埋め　) …うん。菜帆さんさえ良ければ、また一緒に居させて。

もちろん。私の隣は瑠璃くんだけだから…これからもずっと傍に居てください。（　頭優しく撫で耳元で優しく囁き　）

　やっぱ菜帆さんの傍が落ち着く。…離れらんないなあ、これは。(　目閉じて素直に撫でられつつ、独り言のようにぽつりぽつりと零して　)

離れられないように魔法かけてるもん。（　くすっと悪戯な笑み浮かべると、ぎゅうっと少しだけ強めに抱きしめて　）

　どおりで、いつまで経っても菜帆さんに惹かれると思った。(　ふ、と小さく笑み溢すと、耳の後ろの辺りに顔寄せ。髪にそっと口づけて　)

ふふ、でしょう。瑠璃くんが仮に嫌って言ってもこの魔法は解かないから覚悟しててね？（　擽ったそうに身体捩り、小さく笑えば貴方の手をそっと握り　）

　いつの間にそんな執着するようになったの、菜帆さん。(　珍しい台詞に一瞬驚いた表情しつつも、しっかりと手は握り返して　)

んー…瑠璃くんに会えない間にそうなっちゃったのかな…？なんて言ってみたり。（　顎に手を当て首傾げちらりと貴方に視線を向けて　）

　…それは、しっかり責任取らないとな。(　視線が合うと、微かに眉下げつつも愛おしげな顔で　)

責任ってどうやって取ってくれるの？（　興味深そうに瞳見据え、こてんと首傾げ　）

　魔法解いても離れないって、菜帆さんが信じられるまで態度で示す、かな。(　真っ直ぐに見つめ返すと、『どうかな』と問うような目で　)

なにそれ…めちゃくちゃアリだと思う。（　数回瞬きした後、何度も頷き嬉しそうに頬緩め　）因みにその態度っていうのはぎゅーってしたりとか？

　…ふ、ぎゅーがいいの？ (　ふっと表情崩すと、顔覗き込むように見て　)

…う、やっぱりそれ以外もして欲しい…です。（　顔赤く染めながら聞こえるか聞こえないかの声音でぽつり　）

　…うん、俺もしたいです。(　優しい顔すると、頭の後ろに手当て、そっと抱き寄せる　)

…瑠璃くん、大好きだよ。（　暫く貴方の胸に顔寄せていたが、離れると瞼伏せ唇重ねて　）