常連さん 2021-01-06 10:12:26 |
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そうですねぇ…、彼らはこんな世にでも刀を振り回すような者達ですから考えなしに突っ込んでくる可能性が高いでしょうね。歩兵を下げ招き入れる形で徐々に包囲しA2地点に埋めておいた爆薬で分隊ごと纏めて飛ばします。ええ、大丈夫ですよ。
(戦況を整理し落ち着きを取り戻した陣地にて大隊の指揮を執り始め。彼の鬼による被害は甚大になることは予想ができる。A2地点と称された場所は迎撃用地であり元々は防空壕のようなものが多く地下にトンネルが掘ってある場所である。膨大な数の爆薬を設置していると示唆するもの味方を巻き込む可能性があることは伝えておらず。勝つためには多少の犠牲は付き物である、と自身をよく知る補佐官達は口をそろえて言うだろう。)
……西洋の悪魔…貧弱そうな男だったが、だからこそ狡猾そうでもあった…油断は禁物だな。
(彼は逃げ惑うばかりでまともに相手にもならない雑兵を一太刀で斬り捨てながらふと呟き、背後から加勢している自らと同じ一等兵達にちらりと目線を遣るとそれ以上は振り返りもせず更に後退する西洋軍の兵士を追って走り)
鬼とはいえ、人間ですし爆発で死なずとも足止めくらいは期待できますかね。ちゃんとついてきてくれると信じて待ちましょう。あの男さえ封じればこの戦線も我々の勝ちです。
(歩兵隊や騎兵諸共後退させながら双眼鏡でその様子を眺めつつ爆破の準備を進めるよう指示する。予期せぬ事態に備える為に人員を周辺から遠ざけながら東洋の鬼という存在に頭を捻る。自軍には居ないタイプの兵士であり物珍しさを心に抱きながらもう一度会ってみたいものだ、と鼻で笑う。)
……?何故下がる…?
(不審なほどにすんなりと退いていく兵達を疑惑の瞳で見つめてふと足を止め、背後の一等兵に目線を遣ってから超人的な身体能力で近くの崖へと飛び移ると困惑する自軍の兵達に「…俺はこちらから攻める。お前たちは進め。」と軽く指示を飛ばして)
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