シュガー

集中するとどうしても遅くなっちゃうんだよね。でもこのお陰で、最近夕飯代浮くから得してる。…えッ、変な顔だった！？お兄さん何してもイケメンの部類だと思ってたんだけど。　（　　顔ぺたぺた　／　ガーン　　）

じゃあ、挙げちゃう？　（　　けら　　）

集中出来んのは良い事だな。…変つーか、よく分かんねぇ顔だった。自分で言うなよ　（　　デコピン　　）

そう簡単に挙げれるもんなのか。でも俺たちそもそも付き合ってんのかどうかも… （　　困った顔で見詰め　　）

いてッ、…んもー、東雲クンったらすーぐ手が出るんだから。仕返しだ、　（　　頬びよーん　　）

う、そうだった。……じゃあ、改めて告白していい？　（　　相手の両手で包み　／　じィ　　）

んむ、ひっはっへほおへほほっへはふぉひははひははほんはひほひへえ。　（　　真顔　／　訳:引っ張っても俺のほっぺは餅じゃないからそんなに伸びねえ。　　）

お…おう、望む所だ。　（　　触れられた頬がじんわり熱を帯び　／　逸らしそうになりつつも、一度ぎゅっと瞼閉じてから数秒後覚悟決めたように開いて視線交わし　　）

え？え？なんて？？訳を見ても全然聞き取れなかった　（　　眉間皺寄せ乍耳傾け　／　　）

すぅーーー…はァーーー…、よし。　（　　深呼吸　／　緊張　　）

……東雲クンの素直で馬鹿なトコも、真顔でしれっとネタぶっ込んでくるトコも、甘党でお菓子につられちゃうトコも、意外と顔赤くなりやすいトコも、俺の事が好きすぎるトコも、全部可愛すぎて大好きで、俺だけのモノにしたい。
…俺と付き合ってください。　（　　添えた手微かに震わせながら想いを零した後、正座し手を膝へと戻すと視線絡めたまま返答を待ち　　）

だはら、おへほほっへはふぉひはへえっへひっふぇんらよ。　（　　頬包まれつつも少々ムキになりながら先程の言葉復唱し　　）

あーーーー……俺、その、付き合うとか誰かに愛されたりすんのってあんま慣れてなくてアンタの期待に応えたり出来ないこともあるかもしんねぇ、けど。でも俺も神谷サンの面倒見良いのか残念な大人なのかよく分かんねーとこも、仕事忙しくても空いた時慌てて会いに来てくれるとこも、こっちのノリに合わせてくれる優しさも、俺の事多分すげー好きなとこも、会話してて心地良いとこも、心臓苦しくなるくらい好きだ。と思ってる。
……付き合う、ください。　（　　相手の緊張が此方にも伝わってくると同じように正座して上記呟き。　　）

………、よし、理解した。　（　　自身の顎に手を添え苦悩し　／　わかってない　　）

…ふは、東雲クン緊張しすぎじゃん。…でも良かった、これからは正式に恋人として、宜しくね。　（　　くつくつ喉を鳴らしながら笑うと相手を緩りと抱き締め　　）

流石だ。　（　　理解したような相手の言葉に満足気な表情で頷き　／　こくり　　）

恋人、……おう。こちらこそ宜しく頼む。こ、恋人の神谷サン。　（　　平静を保とうとするも嬉しそうに口元はニヤけるばかりで抱き締め返し　　）

表紙の裏
｢俺の独り言｣

実は今車校通ってんだ。
前半と後半分かれてて、前半の最中なんだけどな。教室で受ける授業は全部終えたから技能講習やんなきゃならなくて。初回は緊張しつつも“運転上手いね。もしかしてマリカやってた？”って教官に言われたんだよ。でも次…27日、2回目。覚えたり気をつけること増えるだろうし、毎回心臓バクバクなっちまいそうで、上手く出来るか怖い。せめて落ち着いて判断出来るようになりてぇけどなかなか心臓静かにするの難しい。失敗したらどうしようって不安が拭えなくて、きっと頭真っ白になる。早く卒業したい。頑張んねーと。

ただいまァ、遅くなってごめん！…てか、にやけすぎ。…かーわい、　（　力緩め額擦り合わせ表情伺うとだらしなく緩む相手の頬につられて口端緩め。啄むような口付けを落とすと視線絡め　）　此方こそ宜しく、恋人の東雲クン。


……車校かァ、懐かしいな。俺本番には滅法強いから技能もあんまり緊張しなかったんだよね、教官も優しい人でさ。
まァ、でも初っ端から滅茶苦茶怒られるヤツだっていんのに、褒められるって結構凄いコトだよ。それに、教官がどんなヤツかわかんねェけど、そんな冗談言ってくれる人なら少し失敗してもそんな怒られねェよ。大丈夫、落ち着いて頑張れ！…あと、路上行ったらもっと緊張すんぞー。応援してる。（　　髪わしゃわしゃ　　）

おかえり、仕事落ち着いたのか？…ッるせ、別に可愛くねぇだろ。ん、　（　　数度目の口付けにまだ少々慣れず、絡まった視線すぐに逸らしては照れ隠しする様に相手の耳朶甘噛みし　　）


本番強いのは羨ましい、何事もガッチガチになって心臓破裂寸前だ。
そりゃ最初は慌てて左足も動かしたりブレーキ踏む時下見て確認しちまって怒鳴られはしたけど、命に関わんだから当然だよな。褒めるとこは褒めてくれていい人だったと思う。でも毎回教官変わるらしいから嫌な感じの奴に当たんないよう祈るしかねえ…。サンキュ。神谷サンに言われたら頑張れる気ィするし、さっきイメトレ何回もして備えた。……路上デビューするまでには腹括る。（　　遠い目　　）教官の目ん玉飛び出るくらいすっげェ運転してあっと言わせてくるわ。覚悟してろよ。マリカで1位以外取ったことねぇんだからな。

揚げ

………来ねえ。

上げとく

＿＿東雲クン、ただいま。　（　　眉下げけらり　　）

まさかまだ待っててくれてるなんて思ってなかったし、正直許してもらえるなんて思ってなかった。……ずっと待たせててごめん。待っててくれてありがと。　（　　ぎゅむ　　）


さっき終礼終わって、休憩したらまた仕事するつもりだったんだけど、寂しくなって覗いたら東雲クンから返事きててお兄さんビックリ。仕事投げ出して帰ってきちゃった。　（　　へら　　）　正直、向こうでの返事読んでて俺泣きそうになっちゃった。

あんまり頻繁には来れないけど、晴れて恋人になった東雲クンと本当はもっと話したかったし触れ合いたかったから、また戻ってきちゃった。……これからも宜しくしてくれる？　（　　相手の手を取り問いかけ　　）

…！おかえり、神谷サン。　（　　素早く振り返り　　）

恋人の帰りを待つのは当然だろ。それに、忙しくなる時期だと思ってたからな。コロナと仕事重なったんなら仕方ねぇし何も謝る必要無い。……またお前の顔が見れてすげー安心した。　（　　ぎゅううう　　）


俺は製菓の学校通ってて、今日帰ったらすぐ寝ちまって変な時間に起きた。ん、いつも仕事頑張ってて偉い。お互い新しい環境で慣れない事もあるだろうけど、沢山応援するし俺で良ければ愚痴でも何でも聞いてやるからな。　（　　よしよし、　　） 涙腺が弱いお年頃なのか…？

頻繁じゃなくても良い、会える時に報告会しよう。最近自分が不器用過ぎて結構落ち込んでたけど、神谷サンと話せる楽しみがまた出来たから頑張るって決めた。……宜しくする選択しかない。　（　　瞳を見据えて柔らかい笑みを零し　　）

PS:車校の卒業検定は無事合格した。後は別の試験会場まで学科試験を受けに行けば免許取得だが、多分夏休みになる。

まーた時間空いちゃって悪ィ。今日明日は休みだから少しは来れるはず。

てか理解があって健気な良い恋人すぎない…？お兄さん幸せ者すぎて死んじゃう。……俺もすごい安心した。東雲クンが元気そうで何よりです。　（　　大袈裟に感動した仕草をすると抱き締めていた力緩め、額擦り合わせて柔く微笑み　　）


へー！製菓学校通ってるんだ、すっげ。食べるのが好きな甘党クンだと思ってたけど、自分でも作れるなんて天才すぎん？？俺も東雲クンのコト全力で応援するし、つらい時は話聞くしたっくさん抱き締めてあげるから無理せず頑張っていこうねん。　（　　視線合わせつつ髪梳くように撫で　　）　お兄さんもう歳かも。　（　　ぐすん　　）

じゃあ、お言葉に甘えてこれからも東雲クンの恋人として傍に居させてもらおうかな。東雲クンを癒せるよう、お兄さん頑張る。　（　　つられて口端緩めると手に指絡ませ強く握り　　）

PS:試験合格おめでとう！早く免許取得したいね。製菓学校も試験大変だって聞いたし、無理せずに頑張れ！

悪い、俺も体調崩してた。
神谷サン休みだったのに申し訳ない。

そりゃ好きな奴の事は全部受け止めたいし、ブラックホール並の心の広さだ。もしお前が死んだら復活の呪文で蘇生してやるから安心しろよな　（　　親指サムシング　　）……ああ、俺は産声をあげた時から桃太郎精神で生きてる。


…と、言いたい所だが。なんつーか…やっぱ作る側向いてねぇのかもって感じて、専門辞めようか悩んでるんだ。すっげー情けねえ…… （　　抱き締める力を緩めた相手の首元に顔を埋め　　）将来って難しい。体調崩したのもあって金曜まで休みになってんだけど、夏休みに行く予定だった免許の試験が急に今日になった。久々の勉強で頭が痛い。簡単な問題出る事を祈ってる。　（　　ぐったり　　）オッサンだな、神谷サン。 （　　髪わしゃわしゃ　　）

勿論だ。俺もお前の疲れを全部食らい尽くしてやるから足洗ってろよ　（　　此方からも指に力を入れ強く握り　　）

DS:サンキュ、とりあえず免許取ってくる。合格報告出来ますように。行ってきます、樹サン。

大丈夫かァ？体調悪ィ時は無理すんなよ。
なんならお兄さんが愛情たっぷりの介護してあげちゃう。

え???スパダリ???お兄さん年上な筈なのにそういう面負けてる…東雲クンイケメンすぎ…　（　　きゅーん　　）　てか復活の呪文で思い出したんだけど、ドラ○エ12が発表されてお兄さん大歓喜したんだけど、東雲クンってドラ○エ通ってきた人？？


…ッて、わり、話逸れてる場合じゃねェなコレ。　（　　はッ　　）
＿＿ちょっと自分語りみたいになっちゃうんだけど、俺実は数年前はイラスト系の専門生だったんだけど、そんときは俺も全ッ然自信なかったよ。周りうめェヤツらしか居ないし、先生とかも全然褒めてくれなくてさ。やっぱり一般人に紛れたら絵が上手い程度の俺なんかじゃあ、プロになんかなれねェんだろうなァとか思いながら、それでも頑張ってたらいつの間にかゲーム会社に就職して絵を生業としてた。「　今はまだスキルは低いけど、今までのイラスト見て頑張りと伸び代を感じた。　」って言ってもらった。

…意外とね、なるようになんのよ。周りと比べて自信がなくなって向いてないと思っても、学校でなかなか評価されなくても、本気でその道に進みたいと思ってんなら、必ず誰かが見ててくれるよ。　（　　優しく包み込むように抱き締め直すと緩り顔を相手の後頭部に倒し頬擦り　　）

ま、だからといって強制するつもりはないし、無理する必要はないから、東雲クンのやりたいようにやんな。俺ははなんでも応援する。……とりあえずは、免許取れること祈ってる。　（　　ウインクばちこん　　）


周りが何言ってもお兄さんだけはずーっと味方だし肯定し続けてやるから、自己肯定感低くなったら遠慮せず来い。いいね、飛馬。　（　　額人差し指でぐりぐり　　）

遅くなった。介護？モンブラン…は食えねぇだろうけど、フルーツが食いたい。

スパダリ…たまに聞くけど俺にはよく分からねえ。パスタに似た飲食物なのか。　（　　背中なで　　）　ドラクエは通ってない、気になってたけど結局やらず終いだ。アプリとかねーの？お前がやってんならやる。


神谷サンが俺のこと考えてそうやって言ってくれてんの聞いて、柄にも無く涙腺が緩んじまった。…俺もな、本当はイラスト系に進みたかったんだ。けど父親は良くても母親が断固拒否してさ。自分は何も持ってぇ癖に何でもいいから資格取れって煩くて、何故か医療系ばっか勧めてくんだよ。それが嫌だったから製菓ならと思って逃げるように決めて慌てて入学したんだが、少しやってみて菓子作りは趣味の方が良いって気付いた。んで退学してきた。学費勿体ねぇし罪悪感もあるけど、独学で絵の練習しながら何かバイトして将来どうしたいか探していけたらと思ってる。

もっと良い報告出来たら良かったな、申し訳ない。…ゲーム会社に就職出来たのも神谷サンがこれまで沢山努力を重ねてきたからだ、おめでとう。いつか作品見てみたい。もう既に何処かで目にしてんのかな。


俺もずっっっとお前の味方でいてやるから、何かあったらすぐ吐きに来いよ。　（　　デコピン、　　）

【チラシの裏】免許:合格
まだ保険掛けてなかったのに母親に試験の帰りに車運転させられて、慣れない道だし高速っぽい道通るしで危うく事故るところだった。出来ればあまり乗りたくない。