72 2020-12-22 19:34:57 |
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(余程心配していたのだろう様子はドラマのワンシーンのようにさえ見え凝視をするも、発された声の高さと言葉遣いに一瞬思考が停止する。固定概念というものにとらわれてはいけないと分かってはいるも、インパクトに重ねられた情報量の多さに言葉が続かず半開きになった間抜けた顔で相手を見つめ。交わされた視線に反射的に口を閉じると、上手く出ない言葉を口の中でもたつかせながらどうにか絞り出し)
「助けたという、か…その子が近くに来たからリードを持っただけ、というか…」
(つっかかりもなく綺麗に日本語を話す相手に安堵はあるも、直視するには眩しいとちぐはぐな気持ちに言葉を詰まらせながらも経緯を話し、「とにかく、その子はいい子…でしたよ」と強ばった表情で聞かれてもいないようなことを添えて)
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