時の止まったオタク 2020-12-17 10:16:58 |
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あーあー、もう大丈夫!いいから、平気だから
ッ(焦る相手に怪我なんてないからと宥め。どこまでもこの兄は純粋なんだなあ、なんて考え長兄とは大違いだと頭の中で比べては思わずくすりと笑ってしまい)
そ、そうか…?痛くなった時は無理せず言ってくれ。せめて償いとして手当をしたい。
( 宥められると安心したように胸を撫で下ろすも未だ心配そうに見詰めると相手に言い聞かせ。笑みが零れる相手を隣で見詰めるとつい「 かわいいな 」と小声で呟き此方も口端緩く上げて )
無自覚もここまでくると関心するなぁ…(軽く苦笑浮かべますぽつりと呟き。なにやら小声で聞こえた気がして「なにか言った?」きょとんとしながら小首を傾げ見つめ返し)
…?なんのことだ?
( 相手が苦笑している意味も言葉の意味も何方も己には理解出来ず首を傾げては素直に問い掛けを。相手からの問い掛けで自身の口から思考が漏れてしまっていたことに気づき慌てて口を手で覆うと「 い、いや、なんでもないんだ。気にしないでくれ。」と耳まで薄らと顔を赤らめ乍相手から少し離れるように身体逸らし視線背けて )
ううん、なんでもないから気にしないで。(くすくすと小さく笑いながら優しく相手の頭を撫で。視線背ける相手に少しむぅ、と頬膨らませもそもそと動きズイッと相手の顔覗き込むように顔近づけ見つめながら「そういう反応されると気になるんだけど」なんてにこーっと笑ってみせ)
そうか、トド松が言うならそうなんだろう。
( 普段から嘘はつかない素直な相手だ、きっと本当になんでもないんだろう。絶対的な信頼から相手の言葉飲み込み素直に頷くと割れ物を扱うような優しい手に口端緩ませ受け入れて。逸らした視界のうちに入り込む可愛らしい顔に驚き思わず噎せると、「 と、トッティ、ちかい、離れてくれ。」と腕で赤くなった顔隠しながら片手で相手の胸元押し )
普段こうやって兄さんを撫でることってあまり無いからすごく新鮮かも(ふと思ったのかくすくすと笑いながら撫で続け。相手の様子にきょと、とし「え、なに…どうしたの大丈夫?」と、少し心配になったのか具合悪いの?と言うように距離を縮めぺたりと相手の額に自身の額くっつけ)
普段は撫でてもらう側だからな、トド松は。
( つられて笑みを浮かべると髪を梳く柔らかい手の感覚に、“撫でられる側も悪くない” と瞳を細めながら相手に凭れるように身体傾け。突如相手の手が己の頬を包み鼻先が触れ合う程の至近距離に相手の顔視認すると瞠目し肩を大きく跳ねさせて。「 とッ、トド松ウェイトウェイト…ッ、心配は有難いが大丈夫だ、熱は無い…!! 」鼻先だけではない、少し動けば唇ですら触れ合ってしまう距離に動揺しているのは己だけで。普段だったら哀しさを感じているかもしれないが今はそれどころではない。取り敢えず相手に手を出してしまわないよう、理性を抑えるために両手を挙げ相手を制止して )
ふふ、なんたって可愛い末っ子だからね(ふにゃりと緩く笑い少ししてそっと相手の頭から手を離し。確かに熱は無いようだとほっと一息安心しては顔を離し「うん、大丈夫そうだね」なんて微笑んでみせ焦っている相手を見て何でこんなに慌ててるんだろうかと思いながら相手の隣に座り直し)
あぁ、地上に舞い降りたエンジェルかと勘違いするぐらいキュートな末っ子だ…
( 相手の手が離れると、鏡片手に少し崩れた髪を整え自身の美貌にキメ顔をした後、次は自分がと相手の髪に指通しながら頭を撫で微笑み返し。顔は熱く心拍数は上がり、相手に心音が聞こえてしまわないだろうかと不安抱きつつ平常心を取り戻していき。落ち着くや否や、動揺しているのが自分だけという事実が気に食わない。少しは相手も此方を意識してくれれば_、と負けず嫌いな故かそれとも悪戯心か、「 …トド松。」不意に視線のズレた相手の名を呼ぶと相手が振り向く瞬間、次は此方から鼻先が擦れる程度顔を寄せてみせ )
んふ…ふ、そういうのいいから(思わず吹いてしまい笑い堪えながら顔を逸らし。ズズー、とお茶を飲み名前呼ばれ何かと相手の方を振り向いた瞬間急に顔を近づけられびくり。「ひゃわ…な、なに?」なんて一瞬声が裏返りぽぽぽ、と顔を真っ赤にして)
んん?そんなに嬉しそうにしてくれるなんて、嬉しいぞ。
( 肩を震わし笑みを浮かべる相手は心底嬉しそうだ(?)此方まで嬉しくなり口角と眉を上げて嬉々として鼻歌交じりに返事をして。_なんて可愛いんだろうか。此方を向くなり上擦った声を上げ顔を赤くする相手につい数秒見惚れてしまうも、我に返ると小さく咳払いをし。「 フッ、どうしたトド松。顔が真っ赤だぞ? 」反応を見せてくれたということは、今この瞬間、少しでも自分を意識してくれたということだろう。その事実に頬が緩んでしまう。少し離れて相手の鼻先を指でつつくと悪戯っぽく問い掛けて )
別に嬉しそうなんてしてない(恥ずかしげに視線逸らすもほわほわと嬉しそうなのは丸わかりで。鼻先つん、とされ真っ赤な顔ふぃ、と逸らしてはそっと立ち上がり台所へ向かい)
んんー?でも、顔に書いてあるぜェ?
( 書いてある、なんていうのは勿論嘘だが、それぐらい分かりやすく表情に出ている相手にくつくつ喉奥を鳴らすように笑っては指をさして。何も言わず避けるように台所へと姿を消す相手に何が起きたかわからず唖然とし。「 え、あれ、ど、どうしたんだトッティ!」と台所へ大声で問いを投げかけては、後を追うべきなのか否か考え込み )
あんまり意地悪だと兄さんのこと嫌いになっちゃうよ(にこりと笑いながら冗談を言ってみへ。冷蔵庫ごそごそ、缶ビール2本出して相手の隣へと戻り「たまには2人で飲もっか」と1本差し出し)
…フッ、それだけは……困る。
( 相手の反応が可愛いからと、また意地悪な事を言ってしまいそうになる。どうせ照れ隠しだろう、なんてといかけようとするも、少し考え相手の冗談真に受けといつも通りの口調で弱音をぽつり。「 え、あ、ああ。そうだな。」怒ってしまったのかと思っていたが、そんなことは無いらしい。ビール両手に戻ってくる相手に一瞬戸惑うも直ぐにぱあ、と表情明るくさせるとビールを受け取って )
なんか今日は一段と弱気だね(ぽん、ぽんと頭を撫でてやりやはり具合でも悪いのだろうかなんて考え見つめて。「2人で飲むなんて中々ないから、今日は特別ね」缶ビールよ口開け1口飲み)
弱気なわけじゃないさ。ただ、トド松には嫌われたくないからな。
( 頭を撫でる相手の腕掴み辞めさせるともう片方の手で相手の頬緩り撫で微笑み掛けて。カシュ、と音鳴らしビールを開けると相手と同じように一口。シュワシュワとしたものが喉を通り鳩尾辺りまでひんやりとするこの感覚が心地いい。口を離し親指で濡れた唇なぞるように拭くと瞳伏せて「 そうだな。呑んでいるのがバレたら締められ兼ねない。」と呟いて。 )
( 遅れてしまって本当にすみません…!年末バタバタしていて此方に来れませんでした;; )
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