加賀 2020-12-13 03:01:30 |
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そうそ───はあ?!、お前それ。……もうそこのコンビニ使うたらアカン!駄目や駄目!!!ふざけよって(小さく落とされた発言に目を捲りヒュと息を吸い込み、バッと顔を向け。遅かれ早かれ引っ越すとは言えそれは譲れないと餓鬼臭い嫉妬心を表に出し)捨てたん?それ。絶対連絡先やんけ(ぐう゛と唸る様に苦い表情で唇を尖らせ、これ以上の失言を重ねないように缶ビールに手を伸ばし不貞腐れた思いと一緒に飲み込んで)誠士郎は正面から見ても別嬪やけど下から見ても別嬪さんやねぇ。(注意される事さえも甘やかで嬉しい。顔に触れられる手を心地よく受けながら睫毛を撫でる様に自分の腕を伸ばし貴方の目元に触れて)こんだけ長かったら絶対乗る思うんやけどなぁ
は!?…いやいやまて、無茶言わんといてや。そこのがいっちゃん近いんやから。( 何となしに呟いたそれで大きく話が飛躍してしまい、目を白黒とさせながら慌てて貴方を宥め )連絡先か知らんけど、貰てそんまま捨てたで……縁、こっち向き、( 首肯し、すっかり苦々しげな表情になってしまった貴方の肩にそっと触れ )…っ、ちょお、こそばい。( さりさりと睫毛に細い指先が当たる感触にくつくつ喉を鳴らし笑いながら首を竦めつつ、挑戦的に片方の口角をあげてみせ )ほんなら今度乗せてみぃ、絶対乗らへんで。
……必要なん有るなら俺買いに行くし、ちゅうかそっちの方が安心やわ。(尖がる唇に不満が浮かんだぶすくれた顔で、男であり自分よりもタッパが有るなんて事は安心材料に為らない心配を訴えて)ちゃんと知ってんねんで、わかってる。誠士郎が誰かに靡かへんてことも心配要らへんてことも。(子供が持つみたいな嫉妬だと自覚が有れば煽る様に飲んで空けた缶をベコと凹ませて、叱られるのを防ぐような言い訳を先に向け)ほんなら賭けしようや、俺は絶対乗る思うから何でも賭けれんで。自信有んねや(指の腹に感じる擽ったい感触を楽しみつつ、挑戦に乗り掛かれば煽る様に続け)
縁がそれで安心するんやったら、もう行かへん。!……信じてくれるんやな、( 無条件に与えられる信頼にハッとさせられて、改めて貴方の心を傷付けてしまったことにしおしおと眉を下げ )不安にさせてもうた………ほんまにすまん。ここに、留まってること、あるんやったら教えてくれへん?ええ子やなくても大丈夫や、縁。( 向き直り、頭を下げると甘え下手で肝心なところで遠慮してしまう貴方の胸にそろりと手を伸ばして触れると、優しく控えめに首を傾げ )……ええで。なんか乗っかるわけあらへん。ほんなら、もし俺が負けたらなんでも言うこと一つだけ聞いたるわ、( すっかり煽りに乗ってしまい、既に勝ち誇ったように言い放つと鼻を鳴らして )
俺ホンマに誠士郎が他所見るなんて疑ってへんよ。ちゃうし、信じてるけどモヤってまう。中高生かってくらい餓鬼臭いってわかってんねんけど、嫌や思うてしゃぁない。(情けない心の狭さを見せてしまったようで居た堪れなく、増してや貴方を謝らせたい訳ではないと頭を左右に振り。胸に触れる温かい手が背中を押してくれれば一瞬だけ躊躇うもボソボソと言い訳をするような口振りで言葉を綴り)俺がコンビニの兄ちゃんやったら絶対口説いてる自信有るから余計心配なんねん。お前、自分が思うてる何十倍も周りから見たら別嬪さんやぞ(下心有りきの目で貴方を見ているからこその意見を上げると動物がマウントを取るように貴方の事を押し倒して)こんなん可愛ええ妬きモチとちゃうわ、お前の自由無くそうとしてんねんもん(感情の処理が出来ない事も、抱え切れなくなる事も、その何方も未経験。冷静になればなるほど自分勝手だと嫌悪が過る。自分の唇を噛み締めてから食むように口付けて)言うたな!後でやっぱなしなんて絶対アカンで。…なあなあ!この家マッチ置いてへんの?マッチ無いなら爪楊枝でもええわ、俺とせぇしろとどっちが正しいか勝負しよや。今の内にようけ吠えとったらええよ(よ、っと体を起こせば貴方同様に既に勝った様子でにんまりと口許に笑みを浮かべ)
………っ、ン、!( 貴方の言葉を聞き逃さないように口を噤みしっかりと耳を傾けて。本音が聞けたことが嬉しくてほっとする。抵抗もせず押し倒されると、見上げた貴方は少し混乱しているように見えて、全てを受け入れたいのだと伝わるように首元と後頭部に手を回し、後ろ髪を優しく撫でやりながら瞼を落としつつ口付けに応え )───爪楊枝ならあんで。( ケースにはいったそれをキッチンの引き出しから取り出し戻ってくると、ローテーブルに置いて )ほれ、見てみ。こんなん乗らんわ、縁も俺の言うこと聞く準備しとった方がええんちゃう?( 爪楊枝をケースから一本取り出し、貴方の目の前に差し出し見せると、にまりと煽るような笑みを浮かべ )
……(そばに居ることを確かめるように時折角度を変えながら口付ければ、触れ合う唇のやわこい感触と滑り込ませた舌が得るイチゴシロップに似た甘みに酒を煽るより余っ程酔いが回る。ふーふーと上擦る酸素を漏らしながら、他でも無い貴方が手の中にいることを実感し不安を和らげて)───っ甘い。(貴方の舌先に歯を立てたかと思えば、その甘さを飲み込むようにジウと品の無い音を立てて吸い。熱に浮かされた声で平凡なその感想を落とし)お前のバッサーしてる睫毛なら余裕のよっちゃんやな。二本でも三本でも乗るわこんなん(差し出された爪楊枝を受け取ればその大きさを指先で確かめつつ)うちの誠士郎さんの睫毛のポテンシャル舐めんといて、お前のことはおれの方がよお知ってんねん。…あ、目ぇパチッ開いてや、動かんでよ。あら可愛ええ!かいらしお顔だわ(最初こそやる気満々に勝負を挑み、爪楊枝片手に向かい合った所で茶化せばチュッとわざと音を立てて鼻先に口付け。怒られる前にとそうっとあなたの睫毛につまようじを置き、結果に息を飲んで)
はっ、…ぁ、…ふぁ、……ッん、( 熱くて柔らかな舌が擦り合わされ、はしたない水音が鳴る。苦味のあるそれとアルコール混じりの吐息にくらくらとしながらも、必死に貴方の舌に己のそれを絡めて。貴方を安心させたい一心でぎゅっと両腕の力を込めつつも、食べ尽くされてしまいそうな口付けに翻弄されてゆき )───えに、ッぁ……んンっ、………!はぁ……は、( 貴方の名前を紡ごうとした刹那、走るほんの少しの痛みに引っ込もうとした舌先を吸い上げられると官能的な欲を引き摺り出されそうになる程気持ちが良くて、恥ずかしい音が立つのにますますぞくぞくとしてしまい、体が熱くなる。唇が離れてゆくと、肩で呼吸を繰り返しながら潤んだ瞳で貴方を見上げ、少しだけぼうっとした意識の中柔らかく微笑んでみせ )~~~ッ、( 茶化してばかりで全く爪楊枝を乗せる気配のない貴方の様子に段々と眉間に深いシワが寄り始め、痺れを切らし叫び出す一歩手前で。漸く乗せられたらしい爪楊枝が落ちてこないことに気がつくと睫毛にそれを安定して乗せたままの何とも言えぬ状態でぽかん、と間抜けな顔を晒し )……は。
(交わる舌の熱と脳の神経を焼き切ってしまいそうな痺れる水音に覚える息苦しささえも気持ちが良いと錯覚してしまう。依存してしまう甘さを逃がすのは未練が残り、浅ましくも未だもう一度と欲が浮かんでしまい伸びた指が貴方の喉をスリと撫でた時に見た貴方の熟れた表情にふつりと浮かんだ欲が生温く燻って、は。と短く吐息を零し。べしょりと圧し掛かる様に貴方に体重を乗せて)……俺ってこない心狭い奴やって初めて知ったわ。アホやんなあ(乗っかったまま貴方の首元に顔を滑り込ませて、申し訳ないだとか情けないだとか浮かぶのは自分を咎める感情なのに、そんな思いとは裏腹とすっかりついてしまった噛み癖か故意的に歯型を残すために噛み付いて)わ、は。ほらな!ほら見ぃ!なっ、言うたろ!(爪楊枝を手放す瞬間はドキドキと緊張感を抱きつつ、手放したそれが落ちないのを確認すればパっと大きく目を開き成功を喜ぶように顔一杯に笑顔を浮かべ。成功を共に喜ぶようにむぎゅうと力強く抱き締めて)ほらな、誠士郎の睫毛はこれくらい簡単に乗るんやで。俺の彼氏は自慢の別嬪さんやからな(沢山の見えないハートが舞うようにデレデレとした様子で伝えれば一転、にいと口角を釣り上げ勝負の景品に思いを寄せて)───ほな、どうしよか。
……ッ、い。…俺が教えて言うたんや、縁んことまたひとつわかって良かった思うとるで。………よく言えました、( 皮膚に食い込む歯の感触にほんの僅かに呻きつつも、わしゃわしゃと貴方の髪を掻き回してはぽんぽんと背中を宥めるように軽く叩き、甘やかすような声で続け )───な、……う、うるっっっさいわ!お前が得意気にしてどうすんねん!( ぽろり、と爪楊枝が落ちたのと同時勢い良く抱き締められており、動揺でおたおたとしつつも貴方の体を剥がし )…なんや、早よ言え!( 悔しげに貴方を睨みつつ、苦し紛れに強がりを )
誠士郎にしかこんなん為らんわ。譲れへんのも手放せないんも、全部全部お前だけ。ホンマはみみっちく束縛した無いんやで。……堪忍してな(見っとも無い格好の付かない部分を認められてしまえばくっきりと残った歯型を親指で撫でて、か細く小さな声で心からのその気持ちを伝え)……どぉしようかな、ええっと。ほんならな、(勝ち負け云々よりも単純にやり取りが楽しくて何も考えていなかった景品にうんうんと迷い、睨み付ける顔もかいらしなぁと言葉にしてしまえば怒るだろうそれを飲み込み貴方の左手を取れば)───なあなあ、此処にピアス空けよ言うたら仕事に支障出てまう?(ふと目に付いたのは左の薬指、関節の下にちうと口付ければ甘える様な声で伝え)俺ん色のフィンガーピアスつけてよ
ええよ。おまえが我慢して苦しい思いする方が嫌や…俺は窮屈やとかそんな風には思わへん。…な、大丈夫やで、縁。( 迷う様子もなく受け止め、こつりと額を触れ合わせると穏やかに笑みながら鼻先を擦り合わせて離れ )……フィンガーピアス。アクセサリーは自由やからええけど………んなとこに空くもんなんか?( たっぷりと間を置き棒読みに復唱。聞き馴染みのない、寧ろ初めて耳にするそれにきょとんとしつつ、おずおずと頷いては自らの薬指を見つめ、純粋にわいて出た疑問を口にし )
何でそんな甘えさしてくれるん。嫌われたないから我儘言いたないのに誠士郎ぜんぶ許してくれるやんか。……優しいされ過ぎてホンマにええんかなって(細かい嫉妬も女々しい束縛も理不尽な独占欲までも全部を受け入れる優しさに眉を下げて、正面から貴方の顔を覗き)おん、これ買う店で他に開けへんの言われて説明受けたこと有んねや。ホンマは指輪がええけど、それはもっと俺がお前に釣り合うええ男になってからがええし…けど此処に付けといたら少しはお前に寄ってくる奴らに牽制出来る思うねん(んべぇと舌を長く伸ばして自身のピアスを見せて、途中の葛藤はぶつくさと。傷のない綺麗な手を傷つけてしまう事に胸がそわ着いたのは興奮の交じる不思議な感情で。)今度開けるやつ買うてくるから俺に開けさせて(物騒な発言とは違いゴロゴロと喉でも鳴らすようなご機嫌な笑みで両目を瞑り)
んー、そうやって聞かれると難しいんやけど。縁やから、としか言いようがないわ。惚れとるから、( はた、と考え込むと暫しうんうんと唸り、頭に浮かんだそれをそのまま至極真面目な表情で告げ。そもそも、物心付いた時から意味は違えど段違いの束縛を受けて生活してきた為、貴方の束縛を束縛とは感じていない、という言葉は呑み込み。付け加えるように続けるとからりと笑い )いや流石に出掛けんなとか誰とも会うたらアカンとか、そういうんは無理やし、無理なときは無理て言うわ。なんもかんも許すわけやないで。……ほー、どこにでも開くんやな、穴。( きちんと見たことがなかった気がする貴方のピアスをまじまじと物珍しげに見つめながら感心して。いまいちピンときていないため、首を軽く傾げつつも頷き )おん、なんやようわからんけどおまえが開けれるんなら任せるわ。
……へぁ。(真面目な顔で伝えられたその発言はとんでもない殺し文句で、惚れてるとストレートに伝えられたことに照れが込み上げ顔が赤く染まり。抜けた声が反射的にぽろりと零れて、つらつらと回る口も言葉を埋めずに薄ら開いたまま固まって)そっか、……そっかあ。殺し文句が男前過ぎて心臓止まってまう(仮に遣り過ぎてしまった時には確りと止めてくれる安心感、逆を言えば駄目だと言われない限りは許容範囲だという許しに赤くなる顔を隠すためか貴方の肩口に潜り込むように顔をぐりぐりと押し込んで)ほんなら俺も開けたろかな。夜空みたいなん色したやつ、誠士郎の概念みたいでテンション上がりそうやし(自分の薬指の薄皮を引っ張れば皮膚の伸びる鈍い痛みを感じ、目線を揃えれば静かで深い紺色の瞳を真直ぐに見詰めて)
せやで。………おーおー、そりゃ大変やな。今すぐ救急車呼んだるわ、( よしよしと背中を撫でやりながらも、あっという間に真っ赤になってしまった貴方が可笑しくて可愛らしくて、喉を鳴らし笑いながら戯け )───概念。なるほど。ええんやないか?…けど、俺はお前のんは開けてやれへんで、( また馴染みの無い単語の使い方、と固まるもなんとなく察し、小さく頷き肯定してから予め釘を刺すように両手の平を貴方へ向けニ、三度首を横に振り )
……救急車要らへんからチューで生き返らしてや(笑われてしまえば愈々耳まで熱くなり、潜り込ませていた顔を持ち上げてん!と唇を尖らせて開き直る様な調子に乗る様なそんな雰囲気で要望を上げて)えぇ!何でや!何でや何でや何でや!俺のんも誠士郎が開けてくれへんと困るて(向けられた手を自分の両手で包むようにして下げれば貴方の懸念通りして貰うつもりなのが明け透けなリアクションを向けて)嫌やぁ、これ誠士郎に開けて貰たんかぁ言うんがええのに!(勢いで押し通そうとする悪癖が顔を出すとブンブンと力強く頭を左右に振って駄々を捏ね)
……完璧元気そうやん。しゃーないやっちゃ、( 子どもの可愛い悪戯を見つけてしまったみたいに笑うと、そっと後頭部を引き寄せ、尖った唇に己のそれを軽く触れ合わせて )じゃかあしい!………ぐ、( 貴方に駄々を捏ねられると弱い。うぐぐ、と口を噤み迷った様子を見せるも、暫し考え込んだ後おずおずと頷いて )───はー、失敗したら洒落にならんから言うとんのにおまえは。…やり方ちゃんと説明すんなら、ええわ。やったる。
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すまん、寝落ちてもうた。毎度ほんまに申し訳ない、( がっくりと肩落としながら深々と頭下げ )一応上のん自己満足で返しとくけど、キリもええし蹴ってくれてかまへんよ。ゆっくり話せてめっちゃ楽しかったわ、ありがとうな。次に時間合うた時はピアス開けるくだりでもやれたらおもろそやな思うてるけど、また相談させてや。
(深々と下げられた頭と、言葉尻からも隠しておきたかっただろうことがよく伝わる弱い面、きっと貴方の覚悟が無ければ触れることが出来なかったその部分を教えられて誰が貴方を非難中傷と責められるだろうか。そもそも論でどんな理由が有るにして、それが例え、仮に貴方が自分に嫌気をさしたのだとしても、貴方を手放す気なんてさらさら無いのだから、逃がす気がないと言うのが揶揄では無く貴方にとって引き摺る重石であると目を背け。真摯なその姿勢に応える様に自らも背を正し、姿勢よく正座で向き直り乾く喉を唾液を飲む事でひっぺがし)……誠士郎。ありがとお、ホンマは言いたないことやってんな。やのに話してくれてほんまに有難う。話すのに勇気やって必要やったろ、それでも俺に教えてくれた誠士郎は強い人やね。……俺はな、自分で思うてたよりずっと弱っちくて、お前のことになると周り見えへんなってまう。今回やって我儘押し付けて自分の思う通りいかへんかったら何で言うてくれへんのって癇癪起こしてんで。そんなん、もぉ、年齢だけ重ねた糞ガキやん。ほんで結局必要以上に誠士郎んこと追い詰めてんねや。お前んこと笑かしたいのに辛い思いさせてもうたの思い出して帰ってからもずーっとどうすんのが正解だったのか考えて、そんでも答え出ぇへんし、今やってそう、答えなんか見つけられへん…。(背中を丸めて小さくしてしまうのは不甲斐なさのせいか、自分が過ごした五日間を思い描いてはいたたまれずに後頭部に爪を立てガリと掻き毟り)ごめん。……誠士郎の気持ち考えれへんくて。(浮かぶ謝罪はいくつも有るが何よりも一番謝りたかったそれを正面より伝え、唇を一の字に結んでからゆっくりと解く。深々と下げていた頭をゆっくり持ち上げれば、再度両腕を広げて)───二人してごめんね言うたから、もお終わり。そんで、次からは思ったこと隠さんでええ事も悪い事も話すって約束しよや。(離れていた分の飢えが頭を占める。貴方のことを感じたいと焦れるように膝立ちをして離れた隙間を詰めれば、数日の間にすっかりと一回り小さくなってしまった貴方の体を優しい力加減で抱き締めてずっと染み付いていた一番の感情を吐露し)……寂しかった。
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いっつも遅い時間まで話してくれてありがとお。ホンマに楽しくてしゃあないわ(ゆるゆると頭を左右に振ればわしゃりと一度貴方の頭を撫でるように触れて)ほんならお言葉に甘えさして貰て蹴らして貰うなぁ、ほんとにいつも有難うね。またまとまった時間作れる時相談さしてな!そん時までにピアス用意しておくわ(期待に胸を膨らませれば楽しみを待ち侘びるように両目を細め)ほんで前のんに返事させて貰うてんけど長くなってもぉたから、誠士郎の返しやすいようにガッツリ削ってええし、俺の言いたいことは言わして貰たから一旦回収でも全然かまへんよぉ
………ええんや、追い詰められたなんてなんていっこも思ってへん。受け入れてくれて、ありがとうな。( そんなことはない、と幾度も幾度も首を横に振った。自分も逃げてばかりで答えを見つけ出すことは出来なかったし、ましてや礼まで言って受け入れて、不甲斐無い己を許してくれるのだから、貴方の優しさに本当に救われている。感極まってまた泣き出しそうになるのを何とか堪え、もう一度小さく首を横に振ると、眉を下げた可笑しな笑みを浮かべながら、震え潤った声で心からの感謝を )───おれも、寂しかった。えにし、( 大きく頷く、約束を違えぬように。愛しい体温に包まれるとぎゅう、と存在を確かめるように抱き返し、同じ気持ちを口にしたらぼたぼたと涙が溢れて止まらず、貴方の肩口に顔を埋め。いつの間にか、狂ったように流れていたCD音声は止まっており、秘密を抱え、孤独に苦しむ己の心の声も聞こえなくなっていた )
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ほんまいつもおおきに、そう言ってもらえると助かる。( 両手を合わせ、眉下げつつ笑み )ん、わかった。楽しみにしとるわ。ありがとお、返したかったからキリがええ感じになるように締めてみたんやけど、これで回収てことでどうやろか。良ければ蹴ってもろて、また少し相談さしてや。
せや、これ。( 自己紹介文を差し出し )自分用に色々纏めてん。自分用やから雑やし、手直ししたらただひたすらに長くなってもうたから、読まなくてもかまへんで。
https://notes.underxheaven.com/preview/31dfb11e235ea8ffdd8bd7e79b80bd30
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