加賀 2020-12-13 03:01:30 |
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おつかれ、縁。…俺も明日はオフや。今から明日にかけてなら早めに反応できそうやから、縁も良ければさくさく進行に変えよか( 手招かれるがままに近付くと、スマートフォンのスケジュールアプリを開き、広げられたスケジュール表の横に並べるようにして見せ )いつも声掛けてくれてありがとうな。めっちゃ嬉しい。…今週仕事立て込んどったから待たせること多かったし、気の利いた返しもできんとほんまにすまん。きっと退屈させとるよな。今やっとるのは一旦置いとかして貰うけど、また続きは改めてさしてや。( ゆるく抱き返しつつ、眉下げしゅんとして )
おつかれさん!今日もよう頑張りました!(オフが揃った事を教えられれば嬉しさが隠しきれずに顔いっぱいの笑みがくしゃりと浮かび両手を伸ばして貴方の頬っぺたをもちもちと揉むように撫でて)そら大変や、頑張り屋さんの誠士郎も好きやけど無理だけせんでね。(仕事に向き合う貴方が好きだ。同時に心配が浮かんでしまうと眉を下げ髪型を乱さないように気をつけてええ子ええ子と頭をそぉっと撫でて)ほんでな、アホな心配せんでや。かいらしなぁ、お前と出会ってからこれっぽっちも退屈なんかしてへんよ。俺は誠士郎から来る返事を待ってる時間も楽しくてしゃーないねん!気ぃ使うてるとか世辞とかとちゃうからな。ホンマに待ってる時間も何て返そかなって考える時間も楽しい(ぎゅむぎゅむとわざと力を込めて抱き締めて)……後なぁ、証拠だせ言うても出せへんのやけど、いま別のトピックで俺にちょおと似てる人居るの見つけてもて。他人の空似やし俺は平気やねんけど、ほんの少しでもお前に心配させてたら嫌やな、どぉしよって思うてん。せやから、俺ちゃうって言うのは伝えさせて欲しいなぁて。俺な、掛け持ちできるほど器用とちゃうし、お前しか好きやないから出会いも要らへん(困ったように眉を下げてから真正面より向き合って伝え、言い切れば口を結んで)
───か、かいらしいてなんやねん。ひとつもかいらしいこと言うてへんわ、…おおきに、( ほっとしたように貴方の肩口に顔を埋め、額を擦り寄せると照れ隠しに悪態をついてからぽそりと続け )……はは、心配性やなあ。大丈夫や、なんも心配してへんで。そもそも俺がおまえのこと見間違えるなんてあらへん。ただ似とるてだけで、俺の縁はおまえだけやろ?せやから余計な心配せんと………俺んこと見とってや。( あっけらかんと笑い飛ばし貴方の体を抱き寄せると、柔く抱き締めつつわしゃわしゃと紫のつむりを撫で回し。最後はちょっぴり照れたように小声で )口ん出すと薄っぺらく聞こえてまうかもしれへんけど、信頼しとるよ。俺もおまえしか好きやない。いつもありがとうな。( 貴方から貰った愛情と同じくらい、否、それ以上を返せるようにふわりと頬を緩め笑って )
可愛ええ総選挙圧巻の1位独占やで。…けどなぁ、忙しい時は無理して返事せんくて平気やからね。俺な、誠士郎がいきなり居なくなってまうって想像できひんから、すこっしも心配せんと何日でも待ってれるんよ。やからね、今日しんどいわぁって思う時は俺のことはええからゆっくり休んで欲しいねん(くふくふと笑い声が零れつつ沢山のハートを飛ばすように茶化し、声色を真剣なものに戻せば寄り添う頭に自分の顔を寄せて。労ると言うよりも我儘を訴えるような声色で伝えて)……───っはああっ。ホンマにそう言うところずっこいわぁ(抱え切るには大きすぎる感情が肺の底から盛れた酸素と共に溢れ、嬉しさと照れでカッと顔の熱が上がり。優しい微笑みにきゅうと喉が絞まり、照れ臭さを開き直って顔を寄せ啄むみたいな口付けを行い)……出会ってからずっと誠士郎しか見てへんよ。
ほんなら前に言うてたピアスのやり取りでええんやろか。もしかまへんなら絡み文出そかなって思うて(少しだけ頭を傾ければへにゃと表情を緩めて確認を)
んな総選挙はないねん、…おん、おおきにな。今日はアカンて日あったらお言葉に甘えさして貰うわ。縁も忙しいときは無理して返さんとかまへんからな。( 顔を上げ呆れたようにつっこんでから、ぽふぽふと貴方の頭に軽く手を置いて )…ッ、どんなとこや、思ったこと言うとるだけやん、( 不意打ちのそれにさっと頬に朱を注ぎつつも、貴方の言葉が嬉しくて照れくさくて、口元をむずむずと緩ませ )
おはようさん。すまん…寝落ちてもた。( 両手を合わせ、しゅんとし )ピアスのやり取りでかまへんよ。いつも負んぶに抱っこでほんま申し訳ないんやけど、絡み文お願いしてええ?( ひとつ頷いてから、眉下げつつ首傾げて )ほんで上のんは蹴って貰て大丈夫やからな。ほなね。( ぎゅうと貴方を抱き締めると離れ、片手を上げ )
おはよお、かまへんかまへん!俺もあの後すぐ寝てもぉてん(左右に一度ずつ頭を振ってからへらへらと笑いあっけらかんと伝え)ほんなら先に出すんやけど導入が少し長くなってしもたから削ってな!…んふふ。お前のことならおんぶでもお姫さん抱っこでも何でもしたいんやで。また何か有ったらいつでも呼んでな(上がった片手を取ればお姫さまに行うようなキスを手の甲に行って)ほなね
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(もうすぐつくで、と文字はたったその一言にも関わらずゴテゴテとした絵文字が喧しい連絡を入れて。貴方の家に向かうよりさきに立ち寄ったのはボディピアスの店と事前にオーダーしていた品質のいいジュエリーをアクセサリーにしてくれるショップで。お揃いのオーダーピアスにしたのは大き過ぎない0.3カラット程のアメジストとラピスラズリが本来のボールの位置に付けられたデザインのそれで、あなたのスラッとしたしなやかな指をそれがかざると思えば期待に胸が膨らんで。その他に必要な物を買い揃えてから到着した貴方の家の前でインターフォンさえ鳴らさずに合鍵で入り)ただいまぁ、俺の可愛ええ誠士郎さんは何処やろかぁ!(元気な声で挨拶を、他でもない家主を求めてきょろりと見渡してはリビングへと向かい)
───…お邪魔しますやて、このやり取り何回目や。まあええわ…おかえり、縁。( ぴかぴかに装飾されたメッセージに簡易的な返信をしてから十数分後。開錠される音と共に騒がしくて愛おしい声が聞こえたのと同時、ソファに座して読んでいた語学書をとじつつ、リビングに飛び込んできた貴方に視線をやっては最早お決まりの突っ込みを投げ掛け )
今日もえらい別嬪さんやねぇ、可愛ええなぁ、美人さんやなぁ(返ってきた挨拶は何度繰り返しても嬉しくて、じぃんと温まる気持ちで今すぐにでも飛びつきたいのをぐっと堪え大事な防寒具だけは丁寧に外しハンガーとリュックの中へ。コートとジャケットも一緒にハンガーへ通して身軽になってからリュックだけ手にして待ち侘びた貴方の隣へ腰を下ろし。)来る時ドラッグストアさん寄ってきてんな、お菓子買うてきたよ(消毒液と洗濯バサミ黒ペンと言った諸々と一緒に買ったチョコビスケットやキューブチョコ等が入る袋を鞄から取り出して)……後なあ、前の言うてたやつ。ピアス開けよって約束したやんか、それ。せぇへん?(勢いで決めたそれがまだ有効なのか、そわそわとした様子で取り出したのが結婚指輪でも入っていそうなジュエリーボックスで。かぱと開くと小ぶりな宝石が光り)見てこれ、俺とお前みたいなんみっけてん
モンブラン味やん!……おおきに、縁、( 冬季限定で販売されるとろける口溶けが売りのキューブチョコレート。黄色の新しい味のパッケージにぱあと表情を明るくし、大切そうに箱を持ちあげご機嫌そうに微笑み掛け )ん、……おまえのお願いなんでも聞くってやつやんな。ええよ。───て、は。そ、そんな高そうなん……いや、ちょお待ち。それ、つけるん?こんなええの貰えへんで、( 約束なのだから悩む理由も無いとあっさりと頷き、チョコレートから視線をジュエリーボックスにうつしたなり、ぎょっと目を見張って。多分、ではなく間違い無く値が張る代物だ、貴方の柔らかな髪を連想させる美しいパープルと、恐らく己の瞳の色を連想したのであろうネイビーブルーが照明に反射し煌めくのを少々尻込みしたように見つめ、小さく首を横に振り )
その笑顔見たら腹いっぱいなるわ(明るい笑顔に心が溶けてしまいそうになり、でれでれとしているのがわかる蕩けた表情でくふくふと笑いつつ伝え。取り出したピアスで怖気付いてしまったのに気がつけば何ともないと言った雰囲気でゆるゆると頭を左右に振り)ちゃうちゃう、これなフェイクの石やで。本物に見えるやんか、偽物やの(初めてのピアスは確りとした品質の物を使いたいと言うのは自分のわがままだと理解している。だからこそ気負わせてしまわないように言葉を続ければ)ちぃこい女の子とか、女子高生が使うフェイクジュエリーやねんで。…けど、俺格好つけやんか、せやからケースだけべっこに用意してもぉたわ(なはは、と茶化すようなネタばらしをつらつらと並べ)最近のやつ凄いねんで、ホンモンみたいなん
ニセモン……なんや、そうやったん。はは、びっくりさせんなや。( そもそも宝石をきちんと見たことはないし、貴方が言うのだからそうなのだろう。疑う素振りは少しも見せず、胸を撫で下ろし笑うと気安い様子でぴかぴかのそれを再度覗き込み。高級感のある輝きに感心したように目を丸くしつつ、やはり着けた時のイメージがいまいちわかないのか首を傾げ不思議そうに呟き )…ホンマモンみたいやなあ、ようできとるわ。───ちゅーか、これほんまに指につけられるん?
これがな、こんな風に指でキラキラってなんの。(ケースから取り出したそれを実際のように貴方の左の薬指にそっと宛がってからケースに戻し、代わりに取りだしたバーベルとニードルを手際よく消毒してから軟膏を塗り。)誠士郎、手ぇ貸して(へら、と気が緩むみたいに笑みを浮かべてから貴方の指へ軟膏を塗り。黒ペンで穴を開ける場所を印付けすると)洗濯バサミで挟むん痛いから可愛そうやねんけど…ちょっと我慢してな(眉を下げて両目を細くし、可愛い貴方に痛いことをしてしまう罪悪感を胸にしつつ声を掛けてから二つの洗濯バサミで薄い皮膚をつまむように挟み)堪忍な、痛いのすぐ終わらせるから。すぐ終わるから動かんで我慢してね。(先の尖るニードルを手にすれば傷のない指に先を触れさせ、今まさに貫通させるのに自分に開ける以上の緊張感が過ぎりドッドッと心臓が鳴る中で)……愛してんで。(与えられる無償の愛に甘えっぱなしなのに、更に甘えてしまう。本心の気持ちを伝えればブチと皮膚を裂くように躊躇わずにニードルを通して)
………お、おお。ん……ひと思いに頼むわ、( 穴を開けるのだからわかってはいたけれど、実際に鋭いそれを目にすると少しだけ怖い。しかしながら貴方との約束なのだ、すっと手を差し出すときりりと表情を引き締めて )───ン゛、は…………縁、( あれやこれやと準備をされて、いざ。迷いない動きでニードルが皮膚を突き破ると同時、ぐっと体を強張らせ、左手を動かさないよう集中しつつも鈍い痛みに堪え切れず小さな呻き声を漏らし。空いた右手は貴方のどこかに触れていたくて、腿のあたりにそっと置き、ニードルが貫通したままの指を目を逸らすことなく見下ろしてから、生理的に浮かんだ涙で潤んだ瞳を向け、初めての状況に少々戸惑った様子で貴方を呼んで )
……堪忍なぁ、(自分に行うのとは全く違う感覚にいつも以上に浮かぶ表情は真剣そのもので。痛みを堪えるような声に可哀想だと思う反面で夜を思い出させるその声にぞくりと背がふるって喉仏が上下に動き。募る本音を伝えてからちうと音を立てるたわむれの口付けを貴方の目元に行って)もう終わるからな、少しだけ気張りや(長引かせてしまえば腫れが引くのも時間が掛かるとバーベルへの付け替えを迅速に行いそれを固定するのは先程のキラキラと光る宝石で。指先に残る自分たちをイメージする色に愛おしさが混み上げればむぎゅうと抱き締め)頑張ったなぁ、俺めっちゃ嬉しい。わがまま聞いてくれてありがとぉ、ホンマに嬉しいで(愛おしさから言葉は我慢出来ずに溢れ出て、後頭部をそっと撫でては心から喜ぶように表情を緩め。結局我慢できなかったと言うように舌先で貴方の唇を舐めて)
はー……なんや、めっちゃ疲れたわ、( 薬指を煌めく宝石が飾るのを貴方と共に見届けると、抱き込まれた腕の中でくったりと脱力して。開けたばかりのそこはまだじくじくと熱と痛みを持っているけれど、手際良く開けて貰えたのだから直に引いてくるだろう )開けたん俺なのにそんな喜ぶん?( 痛みよりも何よりも貴方が喜んでくれていることへの嬉しさが勝り、唇を濡れた感触が走ると、くすくすと笑いながらお返しとでも言うように触れるだけの口付けを唇の端へ落として )
開けたんが誠士郎やからこんな嬉しいねんて。……やって、ここ見たら俺んこと思い出すやろ?それが嬉しいねん(甘く戯れるような心地のいい口付けに不埒な気持ちは浮かばず、只管に込み上げる愛しさに両眼を細くし)……ほんでなぁ、疲れたところ申し訳ないんやけど。俺も開けて欲しいなぁって(このまま貴方のことを食べてしまいたいと二十代の落ちてない性欲が顔を覗かせて揺らいでしまう。しかし当初の目的を叶えるべく熱を持たせる口付けを我慢して、まだ何も付いていないサラな左手で貴方の頬の柔らかさを楽しむようにふにふにと撫で触れて)
……ほんまに上手く開けれるって保証、あらへんで。覚悟しぃや、( 忘れていたわけではないもう一つの約束。先程の流れを上手く貴方に施せるか、心配でならなかったが、一度見たことを覚えるのは得意だ。のそりと預けていた体を起こすと、今一度念を押すように真面目な顔で貴方を見て )───ほれ、手ぇ貸し。この辺りでええんよな?( 道具一式を確認してから、真剣な面持ちで、先程見た動きをなぞらえるようにニードルとバーベルの消毒、軟膏の塗布。大切な貴方の商売道具を手に取り、穴を開ける位置を確認しつつペンでマーキングを行うと指にも軟骨を広げ、洗濯ばさみで皮膚を持ち上げるように挟んだ )縁…多分、っちゅーか間違い無く痛いから先に謝っとくわ、すまん。気張りや。( 顔を顰めながら頭を下げ、前置きに励ましの一言を投げ掛け。ニードルを手に取り、緊張から騒ぐ心臓と震える右手を押さえつけるように深呼吸。経験したからこそわかるあの鈍い痛みを貴方も味わうこと、綺麗でいっとう大切な手に己が傷をつけることに胸が痛む。けれど他でもない貴方の望みならば叶えてやりたいと思うのだ )………いくで、( 覚悟が決まると自然と震えも収まった。あたりをつけた箇所へ、正確に切っ先を当てると、真っ直ぐに迷い無く皮膚を裂きながらニードルを通してゆき )
ええよぉ、誠士郎がしてくれるんなら失敗してもええ。(すらりと伸びた指は当たり前だが自分と同じ男性の物。でもそれがいい。美しい人は指の先まで美しいと所作を眺めつつ、これからピアスを開けることが控えているとは思えない絶景でも眺めるような目付きで目じりを下げて。)けど、泣かへんかったらご褒美にちゅーして。それも可愛ええのとちゃうくてエッチなやつ。(眺めていれば緊張からだろうか、震える指先にも気がついて。くふくふと茶化すような笑い声を共に閃いた!というように軽口のような提案を)………っ、はは。思うてたより痛いなぁ、(日常生活で受けるのとはまた違う鋭い痛みに反射的にぎゅと眉間が寄って。皮膚の先が貫通した際に吐息が漏れると痛みを感じていることで気遣わせてはいけないと緩めた表情で笑って見せ)
泣かへんかったら、…ちゅー、くらいなんぼでもしたる、……せやからもう少し我慢や…堪忍な、( 気丈に振る舞う様子が逆に痛々しく見えて、真剣な面持ちのまま"ちゅー"の部分だけ小声になりつつも甘やかすようにこたえてから、再び貴方の指に視線を落とし。ニードルを抜くのと同時、バーベルに上手く付け替えると己が着けているのと同じ煌めく宝石で固定して。無事に開け終えたことへの安堵に息を吐くと、宝石が飾られた薬指と貴方の顔を交互に見やり )……痛くしてすまん。違和感とかないか?
ほんなら泣いてられへんで。縁くんは現金な子ぉやからご褒美前にぶら下げられたら何でも出来るわ(可愛い恥じらいを共に伝えられた甘やかしに少しの驚きとそれを上回る嬉しさで堪らず調子に乗るように笑って)……はー、上手やねぇ。本当に初めてなん?痛ないし曲がってへんし、百点満点の仕上がりやわ。また開けるときオニーサン指名しよかな(キラキラ、キラキラ、角度で輝く小ぶりな宝石が愛おしくて仕方ない。見蕩れるように呟いた後に弾む声色で軽口を添えて。二つの石が光る指から貴方へ目を向けて)お揃い、めっちゃ嬉しい(ジンジンと鈍い痛みなんて感じられない。光る揃いの指を並べて見ては嬉しそうに呟いて)
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