匿名さん 2020-12-12 09:04:12 |
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(いい忘れていたしたね、こちらも男です。
これからどのように進めて行かれますか?
希望のシチュエーションなどありますでしょうか。)
…あら、また来たの?
(落書きまみれの、一見すると寂れたバーにしか見えない空間に一人の美しい男が佇んでいて。男は相手の顔を見ると首を傾げて問いかけ)
(バーに入り、カウンターに腰掛けようとしていた所にそんな風に声をかけられては眉を寄せ、その端正な顔を睨みつけ)
いけねぇのかよ、ここに俺がいたら。
あら、何もそんな事言ってないじゃない。…で?何が聞きたいのかしら?
(美貌の男は楽しそうに微笑むとカウンターに頬杖を突き、少し真面目な眼差しで相手を見つめるとそう問いかけて)
…ふん。
先日…この近くで発泡事件があったろ?
何か知ってるか?
(じーっとツリ目気味の瞳で相手を見つめる。
酒飲みてぇ…、そんなことを思いつつも聞き出すのが先だとグッと堪えて)
あら、それね?勿論知ってるわよ。
…で、も。タダじゃ教えられないわ。こっちも危ないのよ。
(すぐに合点が行った様子で目を大きく開くとくすりと悪戯っぽく微笑み、対価を求めるように瞳を細め)
(まぁ…情報を聞き出すのだからそれに見合う物が必要だろう。大抵の事は金で話がつけられると思っている鮫島は笑いながら言い)
金か?いくらほしいんだ?
ふふ、やぁねぇ。アタシ、俗っぽい話は嫌いよ。
…まあでも、今回はそれで勘弁してあげるわ。
(口を押さえてくすくすと笑い声を上げ、笑いが治まると少し考えた後指を2本立て)
こっちはそれしか頭に無いんでな…。
(彼のジェスチャーがわかりにくくて苛ついた様子である。出せる金額であれば用意しようと考えつつ)
わかりにくいことすんな…、金額を言え。
…そうね、200万。今回はそれで良いわよ。
(どことなく悲しそうに瞳を伏せるとまた楽しげな笑顔に戻ってくるりと踵を返し、「あら、そうだわ。何か飲む?」と声を掛け)
はいよ。
すぐに用意させる。
今回はって俺に金以外に望むもんでもあんのかよ。
(スマホをポケットから取り出すと組員に連絡を入れつつ、頷いて)
ウイスキー、ロックで頼む。
…さあ、どうかしらね?
(はぐらかすように微笑み、あちこちガラスの割れた酒棚からウイスキーの瓶を取り出すとグラスに注ぎ、氷を入れると目の前へ滑らせて)
ふん、…きれいな顔で笑ってりゃ何でも許されると思ってんだろ…。
(礼を述べることもなく目の前に置かれたグラスを掴むと口元に運び一口飲み、微笑む。
それからキョロキョロとカウンターを見渡してから彼に尋ね)
なぁ、灰皿ねぇの?
あら、綺麗だなんて嬉しいこと言ってくれるじゃない。
(相手の文句を気にする様子もなく礼を述べ、楽しそうに鼻歌を歌いながら「あるわよ。」と灰皿を差し出し)
上っ面だけはな、中身についてはまだよくわからねぇし…。
(容姿を褒められるとやはり嬉しいのだな、と思いつつズボンのポケットに入れていた煙草の箱から煙草とライターを取り出し口にくわえ、火をつけようとするも、つかずにいれば上機嫌な彼の方に身を乗り出して)
おい、ライターあるか?あるならつけてくれ。
(相手の綺麗な顔が近付くと、ちらりと盗み見つつも煙草に火が移れば身体を引こうとしながら礼を述べ)
さんきゅ。
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