匿名さん 2020-12-12 09:04:12 |
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…!
(知っている、と言われると目を見開くも)
…嫌だ。…お前が送ってくれよ…。
(フルフルと首を横にふるとバーテンダーの腕の中で暴れる。)
…なんでそこでアタシなのよ?別に変なことするわけでも無いんだし、クリスくんで良いじゃない。
……分かったわよ。クリスくん、店お願いね。
(困惑したような何とも言えない表情で首を傾げ、いつの間にか吸っていた煙草の煙を考え込むように一度だけ揺らすと根負けしたように煙草を消し、バーテンダーを呼び戻すと相手の側へと近寄り)
別にコイツが悪い…とは言ってねぇ…、ごちゃごちゃ言ってねぇで早くしてくれ……
(度数の高い酒をハイペースで飲んだのが災いして、身体が火照っている。
車に乗せてもらえばすぐにでも首元を寛げようと思っているため相手を急かし)
はいはい、分かったわよ。
(困ったような笑顔を口許に浮かべたまま細い身体に似合わぬ怪力で相手を子猫でも持ち上げるように持ち上げるとそのまま車の後部座席に乗せ)
(軽々と持ち上げる相手に対して"なんかムカつく"と聞こえないほどの声で呟き、後部座席に乗せてもらうと着ていたシャツのボタンを2、3外し鎖骨がしっかり見えるほど前を開けると楽になったのか吐息を漏らし)
……ふう、
…で?このままお前の家まで送りゃいいの?
(火の点いていない煙草を口に咥え、ハンドルに片手を掛けたまま気だるそうな様子で相手の方を振り向くと珍しく「男」に戻った口調で問い、首を傾げて)
ん~、どこでもいいからベッドあるとこで
(相手の喋り方に驚きはするもそれについてなにかいうでもなく聞かれたことに返事をすれば目を閉じてしまう)
…分かったわ。
(気だるげな口調でそう述べると車を走らせ、自宅に車を止めると相手を自分のベッドに寝かせて鍵を側に置き、自分は店へと戻って)
……。
(そのままスヤスヤと朝まで眠ってしまうだろう。
朝になりら起き上がると鍵がテーブルに置かれているのを見つけ、勝手に出ろということなのだが、彼が戻るまで待っていようと思い、横になればまた二度寝してしまう)
……ただいま…って、何であんたがいるのよ。
鍵置いておいたじゃない。
(靴を脱ぎ捨て、気だるげにネクタイをほどきながら寝室へ戻ってくると相手がいたことに驚いたらしく、若干不機嫌そうな声でそう呟き)
……んあ?…あ、おけーり。
二度寝しちまったんだよ…まあ、どちらにしてもお前が帰ってくんの待ってたんだがな。
(相手の声で目を開けては"騒がしいな"と他人事のように呟く。起き上がるとガシガシと頭を?きながら相手を見)
…何それ?恋人でもあるまいし…。
(呆れたようにジャケットを脱ぐとハンガーに掛け、「…朝、食べていく?さっと作るけど。」諦めたような声色で呟き、キッチンの方へと消えて)
……食う。
(なんと言い返せばいいかわからずに短く返事をするするとベッドから抜け出して廊下に出るとキッチンに行った彼に向かって"ちと、洗面所かりる"と言えば、返事も待たずに洗面所のある方へ行く。
単純に自分が酔いつぶれたのが悪いが、まさか相手の家に送られているとは思わなかった。
何故、俺の家ではなかったんだ?とどちらでもいいような考えを巡らせながら、洗面所に着くと顔を洗い始めて)
……大丈夫よ。テレビでも見ててちょうだい。
(流石に無愛想だと思ったのか若干口調が柔らかくなり、顔を横に向けることはないが相手の頭に軽く手を置いて)
そうか、わかったよ
(相手にそう言われると食い下がることはなく素直に頷く。頭に手を置かれるとニッと笑い、リビングのソファーに座りテレビをつけてぼんやりと観て)
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