匿名さん 2020-12-06 21:33:23 |
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………アンタに、仲間の事を教えてやる気はない……早急に帰ってくれ……ッ…
(相手に向けていた刀を戻し、睨んだ後下を向く、自分を通り過ぎた相手をじっと見て自分も行こうとした時、布が引っかかり地面に落ちる。すると、今まで審神者に手当をされなかった傷……中傷状態の肌とボロボロの衣服があらわになり)
……………
これは……傷を見せてみよ。捨て置けば致命となるやもしれぬ。
(傷を見れば微かに息を詰まらせ、その巨体を跪かせると生来の赤い瞳が傷を凝視して。)
望まぬならば、言うとおりに立ち去ろう。だが、そなたをこのまま看過し去ることは出来ぬ。
(石炭の鉱石を思わせる、黒く逞しい顔が苦悶に満ちたように険しくなったかと思えば、覚悟を決めたように顔を上げて目を合わせ)
「……………勝手にしろ」
(相手に見つめられるとギリッと睨むがこの人は今までの審神者や政府の人とは何かが違うと思い、顔を背けてぶっきらぼうに言う。その後自分の返り血が着いた布を被りなおし)
良かった。では、案内を頼みたい。手当ての道具を借りられるか?
(ほっとしたように表情から険しさが抜ければ、さっき置いてきた武器を回収しつつ尋ねながら建物の方へ進み。)
手当てをしながら、私についても話そう。
…手当道具……あるにはあるが包帯なぞ巻いたところで、治りはしないぞ…………オレに付いてこい。勝手に部屋に入るな
(少し考えた後、ボソッと呟いて本丸内に入る。そこは綺麗とは言えない所で、掃除はしてないのか誇りがまっていて、その廊下を歩いていき)
失礼する……む、そなたらの手当てには何か特殊な技法が必要か?
(その身長ゆえ頭頂が天井すれすれになりながら廊下を付いていけば、ただの手当てでは済まなそうな発言に小さく唸り。)
しかし……荒れているな。一段落ついたら手入れをせねばな。
「……アンタは何も知らないんだな………審神者って奴によって手入れされる必要がある。」
(それが審神者ではない人でも良いのかは分からないがそう呟いて)
「…やめとけ、ここには俺よりも人間を信用してない奴が沢山いる………やめとけ」
ここの管理者は〈サニワ〉と言うのだな。だが技能さえ修得すれば役に立てるやもしれぬ。
(自分は審神者ではないが、自身有りげに手を握ったり開いたりなどしてウォーミングアップしており。)
それとて構わぬ。そなたや同胞たちの意思を、自己満足にて私したくはない。
「………期待はしない」
(彼にそう言われると目を逸らして呟く。そして手入れ部屋につきドアを開ける。そこは長らく使ってない事が分かるような有様になっていて……)
「…………ここに入るのは……何時ぶりだろうか」
名前 一期一振
容姿 姿はいつもの一期一振だが肌が見えるところには殆ど包帯を巻いていて自分の腰に差している太刀は血で赤く染まっている。
性格 いつものロイヤルと言われているような性格に見えるが、短刀である弟達を折られたりしたため、感情……特に笑顔を失っている。時々弟のことを思い出すと取り乱して自分の腕に刀を刺したり襲いかかったりする事がある
((一期一振で参加希望です!
(ありがとうございます!!山姥切くん達のに絡ませていただきます)
>ヴァルカン、山姥切国広
「……おや……山姥切殿と…………おや?貴殿は…お客様ですかな?」
(本丸内を歩いていた所、見慣れた仲間と知らない人が手入れ部屋にいたため、ガーゼと包帯だらけの姿でぎこちない笑みを浮かべながら顔を出し)
>一期一振
ふむ、客人……という訳ではないが、路頭に迷っていたのを救われたというべきか。名はヴァルカンだ。……そなたもまた、酷く傷付いているようだな。
(痛々しい姿を見れば心痛むのか小さく唸りつつ近くに来るように手招きして)
>山姥切国広
では、これよりそなた等の手当てを行うとしよう。皇帝陛下の御名において……またノクターンの長の名に掛けて……。そなたらの手当てに必要なものは?
(厳かに誓いを立てた後、手入れ部屋のめぼしい道具を一つずつ吟味し、手近な場所へ並べていき。)
>ヴァルガン
そうだったのですな……山姥切殿が…珍しい――――――――――私は一期一振。こんな姿ですがよろしくお願い致しますな――――手入れですかな?それならば私よりも弟を………弟………薬研………乱……五虎退……皆…………
(相手から事情を聞くと驚いた顔で山姥切を見る。そしてその後軽く自己紹介をして自分の腕に巻いた包帯を見て苦笑いしながらも胸に手を当てる。そして手入れをするのだと思えば自分よりも弟を優先して欲しいと言うが折れた弟や傷ついた弟の姿が脳内に流れ込んで来たらしく太刀に手をかけ取り乱す寸前で)
>一期一振
(何をするのか何となく察したのか、抜かせまいとして柄頭をその大きな掌で押さえようと素早く伸ばしつつ、それはいけない、と言わんばかりに静かに首を振って。)
……多くを、失ったようだな。
>ヴァルガン
「………この資材と…手入れ札…………あぁ――――――あの人間が使い果たしてたか…資材も少な過ぎる」
(必要なものを用意している時に手入れ札が入っている所を覗くもそこは何も入っていなく、資材が入っているところには数人しか手入れが出来ないような資材しか入っていない)
>一期一振
「一期一振………別に、こいつを信用したわけじゃない。―――――――――――忘れろ。一期、アイツらのことは……思い出せばそれだけ辛くなる」
(仲間である一期一振を見つければヴァルガンのようには警戒せずにちらりと見る。そして取り乱そうとする一期を見て暗い声で言って)
>山姥切国広
資材……?人間の手当というより、これは。
(とても人間の身体に使うとは思えない「資材」なる単語、そしてヴァルカンからしてみれば用途が全く分からない札、ここに来てヴァルカンは目の前の若者……の、姿の二人の素性が気になり)
そなたたちは一体……?
>ヴァルガン、山姥切国広
「…が…あ゛ぁ………うぁぁ……うぅぅ……………―――――――そ、そうですな……山姥切殿の言う通り………あの子達の事は…もう……忘れた方が――――――貴殿も…迷惑かけてしまいましたな。すみません」
(柄を押さえられると手を離し、ふと弟と達の顔が頭の中に流れて来て頭を押さえて苦しみ出す。そして山姥切に言われると苦笑いと諦めが混ざったような表情を浮かべた後、ヴァルガンに向き直り一礼する)
>一期一振
気にせずとも良い……喪う悲しみを知らぬ身ではない。子らを、兄弟を、そして父を。このヴァルカンも裏切りの中で失ったのだ。
(柄頭を抑えた手をそっと離し、労るように相手の両肩をその巨大な逞しい掌の割には優しい力で掴み、軽く撫でて。)
……されど、過ぎ去った者たちを忘れてはならぬ。彼らは、もはやそなたの記憶の内でしか生きられぬのだから。そしてそなたが彼らを惜しむように、そなたの兄弟たちとて、後追いを望みはしまい。
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